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ありがとう 愛してる<3>

座禅

基本は大切です。
大切ですが、何事も長く続けている間にその大切な基本を忘れてしまうことがよくあります。

心と体はひとつです。
ひとつだからこそ、湧き上がる思いというのはその時の姿勢に大きな影響を受けます。

背筋を伸ばした正しい姿勢を保つことは、正しい思考を持つ上でとても大切です。
そのことは「精神と肉体」に書いています。

 

「ありがとう 愛してる」、この言葉を唱える時も、姿勢が思いを大きく左右するということを感じます。

一日の中で特に時間を取ってこの言葉を唱える場合、最初はとにかくリラックスした姿勢を心がけていたのですが、リラックスというのは緊張を取りほんわかとした気分になるのにはよくても、あまりにも緊張がほぐれると雑念が湧いてきて、イメージの焦点がぼやけてくるのを感じます。

イメージする時は特にリラックスすることが大切ということがよく言われます。
けれどリラックスが善でその対極の緊張が悪という訳ではありません。

潜在意識を開放させるゆったりとした脳波を出すためにはリラックスした状態が大切であり、そのためには眉間にしわを寄せるような緊張状態はよくありません。
けれどそれは上半身、頭部の話です。

そのリラックスした上半身を支える下半身、特に肛門や丹田(下腹)あたりは気力を充実させ、背筋が自然と伸びきる状態が理想であり、この究極が座禅のポーズです。

座禅

上半身はリラックス、下半身は気が漲り、頭のてっぺんに風船が付いているかのように自然と背筋が伸びている、これを「上虚下実」と言います。

ここまで徹底した姿勢ではなくても、楽に椅子に腰掛けながらも自然と背筋を正していると、頭の中の考えも正され、思いが方々に飛ばなくなってきます。

「ありがとう 愛してる」と唱えていても、その思いをキチンと送るべき対象へと届けられる、そんな感じです。

 

こういった姿勢を正す時以外でも、最近は日中思い出したように「ありがとう 愛してる」と口の中でつぶやくのが癖のようになっています。

するとやはりその効果はハッキリと感じられます。
気持ちが安定するというか、心の中の平和度合いがワンランクアップした感じです。

それに伴って日常の些細なことでシンクロが増えてきて、その些細なことをまた大きく喜びと感じられるので、その相乗効果でまたシンクロが起きるといったシンクロ引き寄せが生まれています。

けれどいいことばかりではありません。
そうでないことも起こるのですが、それを必然と捉え、それで心がマイナスに傾かないことが幸せです。

一昨日、四年半愛用していた自転車が壊れました。
かなり過重をかけて乗るからでしょう、前回サイクリングの途中で壊れたのと同じ、後輪のハブ軸が折れてしまったのです。

幸い家の近くで壊れたので、すぐに新しい自転車を買うことで事なきを得ました。
せっかく調子よく走っていた自転車が壊れるのは残念ですが、ほぼ毎日ハードに乗り回して四年半もってくれたのは有り難いことだと思い、ただただ感謝、そう思えることが幸せです。

 

これも「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」の中に書かれていたのですが、どんなピンチのようなことが起こっても、
「これが運命を飛躍させるチャンスだ!」
と思うことが大切だとのこと、これは納得です。

大切なのは目の前で起こったひとつひとつの出来事それ自体ではなく、それを自分がどう捉えるかということです。

その捉え方を自分にとって本当に役立つものとしていくには、まず自分の心にゆとりがあること、幸せだと感じていることが前提です。

 

いろんな人や対象に向かって「ありがとう 愛してる」と唱え続けていて、これは最終的には自分という存在自体に感謝と愛情を注いでるのだと感じられるようになりました。

言霊の力は偉大です。

ありがとう 愛してる<4>