VISA ON ARRIVAL

インドは親日国ですが、入国にはパスポートともにビザが必要です。
毎回それを郵送を介して取るのが面倒で、
今回は最近規制が緩くなった到着した空港で取るアライビングビザ、
正式にはVISA ON ARRIVAL、にすることにしました。

アライビングビザの受付は、
バンガロール、チェンナイ、デリー、ハイデラバード、コルカタ、ムンバイの6空港です。
条件は、入国目的がビジネスや観光、会議への出席や医療目的で、
滞在期間が60日を越えない場合等いろいろあります。
詳しくはこのページをご覧ください。
<日本人向け到着時ビザプログラム>

ネットでいろいろ情報を事前収集していましたが、結構手間でしたね。
まず空港の「VISA ON ARRIVAL」と書かれたカウンターに誰も人がいません。
隣で一般の入国管理をしている係の人に言っても、
係員が出てくるまで結局15分ほどかかりました。
この時点で超インド的です。

申請書類は事前に大使館のホームページからダウンロードし、
必要事項は記入していました。
ダウンロードされた書類がこんなに汚いものなので、
空港で新しいものをもらってそれに書き直すのかと思っていたら、
そのままOKだったのでちょっとビックリです。

この書類を提出してから審査の時間がまた長い・・・。
最初は入国審査のカウンターで、
その後は事務所に連れて行かれてネチネチといろんなことを聞かれました。
その間20分以上、いろんな飛行機から降りてきた人が入国審査を通過していきましたが、
アライビングビザを申請しているのは自分一人でした!!

パスポートが新しいものだったので、
インドは初めてなのか、何しに来た、滞在先に指定した児童養護施設のオーナーの名刺を見て、ここに何をしに行くのか、いくらお金を払うのか、どうして彼と知り合ったのか、・・・等々、通常の方法でビザを申請したら絶対に聞かれないことまで根掘り葉掘り聞かれました。
よっぽど暇だったのでしょうか?

以前カンボジアで同じくアライビングビザを取った時は質問はまったくなし、簡単に入国審査を通過しました。
この違いに驚愕です!

ともあれ無事入国できてホッとしました。
ここで拒否されたら目も当てられませんから、いい経験です。