波動の時代

量子力学というミクロの世界の物理学では、すべてのものは粒と波、両方の性質を持つことが明らかになっています。

粒と波、これは陰陽の関係で、目に見える物質としての粒、目に見えない振動、変化を表す波、つまり波が陰粒が陽ということです。

今の時代の大転換期は、すべての文化、価値観をリセットすることが求められる巨大なもの、人類存亡の危機と言っても過言ではありません。
リストラという言葉は、日本語では首切り、人員削減のようにとらえられていますが、本来は英語のre-structuring(リストラクチャリング)、組織や文化、様々なものを再構築するという意味です。
その本来の意味で今はリストラの時と言えます。

再構築後に始まる新たな時代は、これまでの形を発展させるものではなく、無から有を生み出すことが求められる時代です。
ですから陰陽の序列ではじめの陰の時代からのスタートとなり、新たな生命を創り出す性、女性の時代となります。

これからは心の時代とよくいわれます。
形ある陽の物質に対して形のない陰は心、精神を表します。

形ある物質は粒であり陽、形のない心は波であり陰、ですからこれからの陰の時代は心の時代であり波動の時代とも言うことができます。

 

ヨガの世界では、この宇宙はオーム(AUM、オウム)という響きによって生まれたと言われています。
オームとは、オーという口を広げて唱える音、つまり拡張であって陰性の理合いと、ムという口を閉ざす音、収縮であって陽性の理合いが合わさったもの、つまり陰陽という意味で、やはり陰から始まります。

AUM YOGA

人間が胎児の頃、最初に知覚するのは音であり、臨終の時に最期まで残るのは聴覚であることはよく知られています。
音という波、響きは、人間の持つ生命体の根源に極めて近いものだと考えられます。

 

これからは陰の時代、東洋、感性、心、女性の時代、そして振動する波、波動の時代です。

現在その波動の本質に迫るべく、音と車を通してローゼンクランツで検証を重ね、もう体感でとんでもないレベルにまで到達することができました。
その過程をレポートという形でカイザーサウンドのブログに載せていますが、あまりに凄すぎてレポート作成が遅れがちです。
(カイザーサウンドはローゼンクランツというブランドを開発するショップ名です)

またブログなので記事の閲覧性が悪く、近々WordPressを使ったホームページ形式に改める予定です。
そうしたらまたあらためて振動研究の検証過程をご紹介いたします。

 

音(ステレオ)という弱振動、車という強振動の世界を通して分かったことを短くまとめると、

ステレオや車ほど振動の本質を劇的、即座に示してくれるものはない。

たとえビス一個を形状の違うものに交換したり、ヒューズの位置を換えただけでその瞬間に大きな変化が体感できます。
またその変化が理論通りのものであり、検証を重ねるたびにその理論が明確に理解できるようになってきます。

すべては関係性の中にある。

あるパーツが極めて大きな効果を持つのではなく、そのパーツと回りのパーツとの関係性を良好に保つことが最高のパフォーマンスを発揮させる秘訣であり絶対条件です。
『すべは関係性の中にあり』
波動の本質とは、調和の本質と同義だと考えます。

根源的なものゆえに汎用性がある。

振動という波はすべての物質が持つ根源的なものであり、その真理は必然的にすべてのモノ、物事に通じます。
様々な機械関係、組織論、あるいは一次産業にも・・・。
ただしそれは知識というよりも知恵であり、使いこなすにはその知恵の本質を理解する必要があります。

パラダイムシフトの大きな鍵である。

これまでの科学的手法、つまり回りとの関係性を無視し、単体での特性を高めることで全体の性能向上を図ろうとして数十万円かけて得られた効果と同等のものを、振動の調和を図るという単純かつ安価な手法で容易に得ることは珍しくありません。

これはこれまでの科学万能の陽の時代では振り返られることのなかったことです。
それは関係性という開放系のものは閉鎖系の科学とは異なり技術として理論化しにくく、モノを消費することで経済を回すという商業主義の論理から外れることも大きな要因です。

 

波動の時代、関係性と調和の時代、この波はこれから歴史の持つ生命波動に乗り、確実に大きくなっていきます。
その波との調和を図り、大きくパラダイムシフトしてください。

文明総図