これまで何度かこのホームページで公文式の教具である磁石すうじ盤の効果についてご紹介してきました。
幼児期に身に付けるべきもの
すうじ盤は一見すると最初に数字を覚えるための幼児専用教具のように思われますが、その効果は計り知れません。
ただしそれは楽しく継続して行うことができればということで、そのことについては過去のページをご覧ください。
最近は周りでその効果が広く知られるようになり、すうじ盤愛好者がどんどん増えてきています。
数字に初めて触れる幼児でも、数字の形を見てコマを置いていくことができます。
大人の方でこの磁石すうじ盤100と素因数分解のトレーニングを続けたところ、数感覚が高まって、分数の通分が初めて理解できたと言われる方がおられます。
素因数分解のトレーニングとは、カードを使ってある数の最小公倍数を素早く求めるトレーニングです。
その方はカードではなく、ひとつひとつ紙で計算して求められるとのことで、もう400を超えた数まで続けていて、それで効果を感じておられます。
先日ダウン症の女の子にも一緒にコマを置く練習をしました。
まず最初にその子の近くに座り、自分自身がすうじ盤をやり、その子が興味を示した時から学習スタートです。
その子は担当の医師から生涯数感覚は身に付かないと言われていたそうですが、1から10、11から20と十個のコマをひとつのグループとして渡し、長い時間はかかったものの、なんとか1から50までのコマを置くことができました。
その子は最近ひらがなは読めるようになったそうで、同様に数字の読み方を学んでいけば、数字の大小も理解できるようになるはずです。
その子のお母さんにはそのための学習順序をご紹介させていただきました。
そんなことで周りのたくさんの方がすうじ盤を購入してくださり、その方たち用にと考え、すうじ盤学習に際しての注意点をレポート二枚にまとめました。
下の画像をクリックしていただくとPDFファイルが開きます。
参考にしてください。
磁石すうじ盤を通し、人間の持つ無限の可能性を感じ取ってください。
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