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CIVIL WAR

CIVIL WAR

今という文明の大転換期、新旧の文明覇権のスムーズなバトンタッチは人類に求められている最大のテーマです。

生命を持つ人類の文明は、東西二つに分割されたエリアによって織りなされる二重らせん構造です。

文明総図

季節が春夏秋冬一年の狂いなきサイクルで描き続けられるように、文明もまた東洋から西洋、西洋から東洋へと1600年という大きなリズムを刻み続けています。
これは地球の運行から導かれる自然現象であり、春先に雪が降るといった小さな変動はあるものの、大筋の流れが変わることはありません。

二重らせん構造を持つ南北半球の四季の移ろい、遺伝子DNA、どちらも春夏秋冬、四塩基ATGCといった四つの要素で構成されています。

それはまた文明も同様で、東洋、西洋の衰勢を描く大きな1600年周期の波(CC、文明サイクル)の中に様々な国や地域が独自の社会システム(SS、社会秩序)を四つ形作っています。
CCが自然が造る普遍的現象であるのに対し、SSは人間が造る社会現象であるがゆえ少しの揺らぎがあり、1CCに対するSSの数は概ね4つであって時に3つになる場合もあります。

そしてそのSSもまた生命を持ち、興隆期には幼少の文化を築き、青年、壮年と年齢を重ね文化を成熟させ、老年期以降は衰退への道を辿ります。

文明法則史学SS

今大きな問題となっているのは、これまで覇権を握ってきた西洋最後の覇者アメリカ資本制SSから新たな時代の価値観を創造すべき東洋の新生日本SSへといかにスムーズに移行するかということです。
日本の新たなSSは今難産で苦しんでいる過程であり、胎内で未成熟のまま表に現れるとそれ以降大きく成長し続けることはできません。
新生日本SSが世界の表舞台で各国をリードしていくための基底文明を創り上げていくタイムリミットはもう目の前です。

それと同時にアメリカがいかに衰退していくのか、このシナリオも極めて重要です。
文明法則史学を学んで35年、当初は文明の超大転換期を目前にして、世界の警察を自認し巨大な権威と権力を持つアメリカが没落していくということがどうしても想像できませんでした。
けれど生命ある歴史の流れは厳格なもので、現在のアメリカは治安が極めて悪化し、特に民主党支持層が支配するブルーステイトの大都市圏では市内中心部でスーパーや食料品店の撤退が相次いでいます。

アメリカの歴史は陰謀の歴史です。
先住民(ネイティブアメリカン)から土地を略奪して建国、アラモの戦いでメキシコからテキサス州を奪い、メイン号事件から米西戦争を起こしてスペインからフィリピン、グアム、プエルトリコなどを手に入れました。
太平洋戦争では日本に真珠湾に停泊していた老朽艦船を攻撃させることによって開戦のキッカケをつかみ、ベトナム戦争におけるトンキン湾事件、アフガニスタン、イラク侵攻の理由付けのために起こした911自作テロ攻撃、すべてアメリカが自国の利益を導こうとして行った陰謀と考えられます。

社会体制が力を持っている時にはこういった陰謀は功を奏し、米西戦争でアメリカは世界においてその地位を確固たるものにし、それが太平洋戦争以降も続いていきました。

けれど「盛者必衰の理をあらわす」のことわざ通り泥沼のベトナム戦争からはその力の衰えを徐々に見せ始め、民主主義崩壊を世界に晒した2020年の大統領選挙大規模不正あたりでもう命脈は尽き最終期に入ったと考えられ、生命の流れからいって今後復活することはありえません。

そのアメリカに従属、あるいは隷属といってもいいようなポチ振りを日本は示していて、ここから脱することが最重要課題であり急務です。
国民の生命・財産を犠牲にして外国、外資に媚びを売る現在の日本政府の姿は狂気です。

 

日本がアメリカ隷属から脱するため日本が自らの意志を示すのか、あるいはアメリカが完全に崩壊し切るのか、その道筋はまだ見えませんが、いくつかのストーリーが考えられます。

日本復権を願う多くの人たちは、アメリカが今年11月の大統領選挙で共和党のトランプが大統領に返り咲き、強きアメリカによって再び世界秩序を取り戻すことを願っているようですが、アメリカにその役目を担うことはできません。

今の流れでは民主党候補が大統領選に勝つことは難しく、トランプ阻止の動きとして民主党バイデン側は共和党内にニッキー・ヘイリーやロン・デサンティスを共和党代表候補として立てたものの失敗し、大昔のスキャンダルを捏造してトランプを裁判の被告人に仕立て大統領選出馬阻止を企ていますが、これも上手くいっていません。

先の大統領選大規模不正は真相を隠し通すことができましたが、今回も同じ手口というのは無理でしょう。
そこで今回は、新たに何らかの細菌をばら撒いて、エセ・コロナ禍同様のパンデミック(プランデミック)を起こして不正のしやすい郵便選挙に持ち込むことも考えられます。

またジョン・F・ケネディーや安倍元首相のように命を狙われることも十分にありえます。

けれどそれ以前に今すでにアメリカ国内の治安が限界レベルに達していて、多くの大学でパレスチナ問題を巡って暴動が発生しています。

これが南北戦争のような内戦に発展することは十分に考えられます。
南軍の流れをくむ民主党、対する北軍の共和党、新たな南北戦争です。

その現実化しようとする動きを受け、アメリカで「CIVIL WAR」という映画が公開されて大きな話題を呼んでいます。

世界の裏をし切る勢力は、映画という形で近未来を予告することがよくあります。

 

さらに考えたくもない最悪のシナリオは、外圧によってアメリカ社会が崩壊するということです。
自然のリズムである崩壊への道を無理矢理にでも阻もうとしたならば、外部からの強い力でそこに導かれるのは必然の流れです。
具体的には超巨大な津波や隕石衝突による天災、あるいは核戦争というもの、そうなれば被害はアメリカだけではなく世界全体に広がり人類存亡の危機を迎えます。

そんな事態だけは絶対に阻止しなければなりません。
今後どのような流れになろうとも、そこから目を離すことができません。