Amazon primeで気づく

Amazon prime

人類の進化は歴史の時間軸に沿って二重らせん構造を描き、文明法則史学では、これを波動進化と呼んでいます。

文明法則史学から学ぶ

一年が春夏秋冬同じリズムで行きつ戻りつするように、らせん構造とは、一定の周期で同じところに戻ってくる渦のようなものです。
その渦が以前同じところに来た時よりも大きくなっている、より成長できている、これが進化です。

人間の持つ人生の課題もこれと同じです。
同じようなことを少しの時を経ながら繰り返し、それをより少しずつ掘り下げていく、こんな流れなのだと思います。

 

インターネットが身近になってから、流れてくる情報が飛躍的に増えました。
その中で最も大切な事は、いかにいい情報をキャッチするかではなく、そのいいと思える情報を、たとえ数少なくとも確実に自分のものにしていくことです。

食べ物に例えると分かりやすいですね。
大金持ちになってどんな食材でも手に入れることができるようになったからといって、貧乏な人の何倍もの量を食べることはできません。
またたくさん食べ過ぎたり、たくさん食べようと思ってよく噛まずに早食いすると、メタボや病気になってしまいます。

今は貧しいからいい情報に触れられないという時代ではありません。
農村で日々土と触れいてるお百姓さんは深い知恵を持っています。
大切なのは食べ物と一緒、与えられたものを少量でもしっかりと咀嚼していただくということです。

 

年末年始は大きな区切り、いろんなことが中途半端にならないよう片付けていく時で、これは禊(みそ)ぎの時とも言えるでしょう。

身の回りの物事を片付けていくと、以前心がけようと思っていたことでも、なおざりになっているものが多々あることに気が付きます。
部屋は掃除をしなければ何をしなくても自然とホコリが積もります。
これと同じで大切だと思っていたことも、それがたくさんあると自然と忘れ去られてしまいます。

読みたい本、しっかりと身に付けたいと思っていることが書かれている本はたくさんありますが、たくさんありすぎて、なかなか焦点が絞りきれません。

部屋には大きな本棚が二つあり、そこにこれまで読んだ本が並べられていて、そこに入りきらないものはバザーなど機会あるごとに随時処分しています。
けれどそれと同じく他の人が捨てた本を目にすると、ついついもったいないので持ち帰ってしまい、なかなか本の総量が減りません。

それら本の中でも特に大切にしたい、座右の銘にしたいと思えるものは、机のすぐ右横にあるラックにしまっています。
今数えてみると六十冊ほどあり、常に手にとって読むというよりも、お守りに近い感じです。
箸置きをいつも鞄に入れておき、その存在を感じながら、食事の時によく噛むようにするのと同じです。

自分の書く文章は、「・・・と同じです」という表現が多いのですが、これはモノとモノとのつながりを重視する東洋的思考の表れです

さらには今最も優先して読んでいきたい本は、机の引き出し最下段に入れています。

 

本当にお恥ずかしい話ですが、こうやって優先順位を決めていても、なかなかそれを活かし切れていません。
つい目先のことが最優先となり、時間の第二領域、緊急ではないけれど大切なこと、そこに目を向ける余裕がなかったことをこの年末に反省しています。

時間の第二領域

なにせコロナ、ワクチンの疑惑の流れを見ていると、そのあまりの情報量に圧倒されてしまいます。
それだけ疑惑満載であるにも関わらず、いまだ多くの人が騙され続けているのですから、疑惑追及の手を止めるわけにはいきません。

他にも時代の大変革の波を受け、すべての時間速度がアップしたように感じられ、今はそれに翻弄されないことが重要課題です。
このホームページも一ヶ月間更新できなかったですし・・・。

 

日々インターネットと接しAmazonを利用することも多く、その際いろいろとリンクを触っているうちに、Amazon primeに知らないうちに入会してしまいました。
本当にうまい具合にできていますね、気づいたのは入会してしばらく経ってからです。

月額利用料500円、注文したものが少額でも送料無料ですぐに届き、本やビデオがかなりの数読み放題、見放題になっていて、なかなか魅力的なシステムです。

この利便性、快適さを味わうとなかなか抜けられないでしょう。
さすがAmazon、だけどこれは中毒症状になってちょっと危険です。

このサービスの中でも自分にとっては読み放題の本があるというのが魅力です。
Amazon prime読み放題対象となっている本は全千冊以上、何にでも興味を持つ自分にとって読んでみたいタイトルがたくさんあります。

けれど実際にどんどんとそれらを読めるかと言ったら読めません。
ディスプレイの上の文字は、日々インターネット上に現われてくる情報を追うだけで精一杯です。

けれどここで学んだことは、自分のデバイスにダウンロードできる冊数が十冊に制限されているということ。
自分は速読ができるわけではなく十冊読むのには相当な時間がかかりますが、それでもこの制限がなければ、より大量の本をダウンロードしてデバイスに入れておきたいと思うかもしれません。
そして逆に制限があるからこそ、本当に読みたいものだけをダウンロードできるというのはメリットにも感じます。

 

こういった本当に必要なものだけに絞り込むということ。
これは今現在の本の収納方法にあるように、以前から心がけていたことです。
けれどそれが十分にできていなかったということに、Amazon primeと接することで再び思い出しました。

ここ数年、これでも自分自身少しずつ進化しています。
二十年近く前にスペースクリアリングと出合い、部屋の整理整頓は着実に進んでいます。
食べ物の咀嚼習慣もここ一年ぐらいでより定着したように感じ、それとともに気持ちにもゆとりが出てきました。

その上で少しの時を経て、今回物事の優先順位をつけて絞り込むことの重要性を再び感じ、以前そのことを感じた時よりもより深く取り組めるように思います。
またそうならなければなりません。

 

入ってくるものを絞り込む。
その中から自分にとって大切なものを身に付ける。

そしてその身に付けるべきものや情報を、どのようにして整理して手元に残すか、紙に書いたりファィルする以外手持ちのデバイス内でもクラウドでも様々な方法があり、そこをまだ十分考え切れていません。

情報の波、時代のスピードに置いていかれないよう、その中で自分の個性を活かす方法を求めていく、これが新たな年を迎えるにあたって考えていることです。

 

※ Amazon primeには面白そうな映画もたくさんあり、来年はそれらを少しずつ観ていくだけの余裕が欲しいですね。