健康の知恵

健康は一番の宝です。
そして健康とは、心と身体、そのどちらもが快活であることです。

また心と身体は相互に深い関係を持ち、心が健全でなければ身体に悪い影響を与え、また体調が優れない時は心も暗く沈んでしまいます。

人間の生命の本質は永遠に生きる魂だと考えます。
その永遠の魂を磨いていくために、その思いの現れである有限で形ある肉体を通し、様々なことを学んでいるのだと思います。

自分は健康オタクではありませんが、心の深い世界を知りたいと願い、また時空の真理を知るためにも、その最高の学びのキャンパスである肉体と、どのように関わっていったらいいのかを考えています。

 

そんな健康に対する思いを、これまで旧ホームページの「心とからだの健康レポート」に綴ってきました。
今あらためて数えてみると、項目だけで130ほどもあります。

そこに書いているものはその時々の思いであり、特にひとつの流れがあるわけではありません。
また随分以前に書いたものは、それ以降新たな気づきを得たものも多く、今読むと書き方が不十分だと感じるものも少なくありません。

けれどここで書いたものを実践することにより、自分はお陰様で病気ひとつしたことがありません。
特に厳しい節制をしているわけではなく、不健康な習慣もありますが、大切な守るべき事を守ることが、健康維持のために大切なのだと感じます。

 

そんな健康の知恵を多くの人に知ってもらいたい、分かち合いたい、その真の願いを実現さすために、これまで書いてきた健康に関する文章を、体系的に分かりやすく書き直していこうと考えています。
いつ完成するかは分かりませんが、新たな項目として立ち上げる予定です。

そこで健康になるための知恵を振り返ってみて、特に大切なことは大きく三つあるように感じます。

ひとつは、感謝ということ、その感謝の思いを身体に表す方法として、「身体との対話」は是非実践していただきたいと願います。
お風呂の中で身体を洗う時、手のひらで身体を擦りながら、そこに視線を向け、感謝の思いを実際に口に出して唱えるのです。

この時空にあるすべてのものは生命を持っています。
それは身体の各器官、細胞も同じです。
それらに対して感謝の思いを形として表す、これは最も身近な自分の肉体に対する感謝行の基本です。

二つ目も感謝ということ。
肉体生命を維持していくためにとても大切なもののひとつが食べ物です。
この食べ物にも感謝の意を表し、無駄なく感謝していただくとともに、その形の表れとして、しっかりとよく噛むということです。
この咀嚼は極めて大切です。

三つ目はそういった自分の身体が喜ぶことをひとつずつ実践していくことを通し、自らの感覚を磨き、自分にとって何が必要か、それを自分で見分ける力を身に付けるということです。

これは評判がいいから、高価だから、あの人にすすめられたから・・・、ではなく、自らの肉体が何を望んでいるのかを自分自身で感じ取ってください。
それができたなら、本当に自分に必要なもの、価値があるものを継続して行うことが可能です。

 

自分は三十年来気功や呼吸法を行っていることと身体への感謝行のお陰で、身体の反応がどんどん敏感になってきています。
ですから健康食品や健康法は、それを実践すると誰よりも早く効果が現れ、自分にとって価値があるものかどうかすぐに判断することができます。

けれどいいと思えるものはたくさんあって、それらすべてを日々実践できているわけではなく、たまに思い出したように実践し、長くおろそかにしていたことを反省することもよくあります。

 

今日は数ヶ月ぶりにタッピングをしました。
仕事の上でちょっとしたトラブルがあり、そのことが頭から離れず何をやっても集中できないので、その思いを手放すべくタッピングをしてみました。

タッピングは過去実践してとても大きな効果があったので、その方法を手帳に手書きメモで書き記しています。

いや~、久し振りにやってみて、この効果はすごいですね。
数年前、最初にタッピングをした時は、たしか一時間ほどして心が軽くなったのを感じ、その効果を確認したのですが、今回は即効です。
タッピングをした直後、今まで頭の中にまとわりついていた思いが消え、それを意識的に思おうとしても水のように流れてしまいます。

さっきまで暗澹とした気分だったのが、それが消えたことによってそれが自信となり、逆に喜びの感情まで芽生えています。

あまりにも嬉しいので、今タッピングのテキストを読み返しているところです。

 

本当にいいものは身近なところにあり、実に簡単なものです。

この喜びの知恵を多くの人と分かち合いたい、みんなのため、そして自分のために。