トリチーでの日常_3

トリチーでの日常というよりもインドの日常なのですが、とにかく何をするにも音がでかい、しかも夜中であろうが早朝であろうが時間関係なしです。

現在午前2時過ぎですが、昨夜から近くのたぶん寺院と思われるところから爆音で音楽が鳴り響いています。
さっきまでバンバンと爆発音がするので外に出てみると、打ち上げ花火が連続して上がっていました。
日本の玩具店で買えるレベルのものを少し立派にした程度の花火が、午前1時過ぎからかなりの時間をかけて上げられています。

たぶんそこからだろうと思いますが、毎朝5時頃からけたたましい音楽が鳴りまくります。
これはどこに行っても同じなので、たぶんインドの風習なのでしょぅ。

隣の部屋にいるドライバーのサロナも音楽好きで、部屋の壁に大きなスピーカーをいくつも付けています。
そして隣の部屋でもうるさくて眠れないレベルの大音量で音楽を鳴らし、その状態で床にござを敷いて眠るのですからインド人の神経の図太さは計り知れません。

下の写真がトリチーのスタッフルームとなっている建物で、二階左半分を使わせてもらっています。
右側はサロナの部屋で、その前側に洗濯物を干すワイヤーが張られていて、干している洗濯物が見えています。

その前の水場を男の子たちが使うので、そこから始終 サカイ、サッカイ、ブラザーと止まることなく声がかかり、写真を撮れとか風船をくれとか、またまた今日は誕生日だからギフトをくれとか・・・、果てることなく要求が続きます。

あまりにうるさいのである日の早朝、上からダイソーで買った大きな風船ボールを投げてキャッチボールをすると子どもたちは大騒ぎ、大勢の子が走り回って喜んでいました。
喜んでくれるのはいいのですが、一人の男の子の投げたボールが1階表の蛍光灯を壊してしまい、まだ薄暗い中掃除をし、下の部屋からタタ(タミル語でおじいさんの意味)と呼ばれるじいさんが出てきて激怒するし大変なことになりました。

とりあえずは自分の部屋の蛍光灯を一本外して取り付け、その日のうちに町で新しい蛍光灯を買いました。
長い蛍光灯が一本75ルピー、百数十円です。

建物の前には山羊がつながれています。

トリチーのホームには山羊の他にも犬やたくさんのニワトリが飼われていて、インドの国鳥である孔雀も毎日やって来ます。

子どもたちのコテージの入り口に座ってトランプをするサロナ、

トランプは箱を切って作った手製です。

28日金曜日、ちびっ子たちが通うプライマリースクールでイベントがありました。
年度末の修了式と学芸会を兼ねたようなもので、子どもたちの表彰、先生方やゲストのスピーチの後、子どもたちによる踊りや寸劇が披露されました。
みんなキレイな衣装を身に付けています。

一番ちっちゃな子どもたちのクラスは風船ダンスです。

各学年それぞれ楽しいダンスや寸劇を披露してくれました。
けれどこのPAの音もまたまた馬鹿でかいですね。
スピーカーの近くに立っていると耳が痛くなりました。

写真は基本的に一眼レフのカメラで撮り、それをWiFiでiPadに転送し、子どもたちに見せています。
iPadを買う時に少し迷いましたが、画面の大きな12.9インチにしてよかったと思います。
子どもたちは画像を見て大喜びです。

動画もカメラできれいに撮れますが、面倒なのでiPadで撮るようにしています。
そして動く写真が撮れるiPadのLive photo機能もすごく楽しくて最高です。

そのLive photoを動画GIFに変換できるアプリがあることをついさっき知り、早速インストールしました。
子どもたちのダンスの一断面です。

トリチーのホームで子どもたちに囲まれ、人気者として過ごすのはとても楽しい日々です。
ただし夜中は蒸し暑くて寝苦しく、日中子どもたちがいる時は常に引っ張り回されます。
また今いる部屋には机も椅子もなく、パソコンを操作するのに適した環境ではありません。
そんなことで、あまり整理された内容の投稿はできませんが、この灼熱の南インドの空気が少しでも伝わるよう日々の出来事をアップしていきます。