ありがとう 愛してる<4>の続きのような内容ですが、心の中の思いというものは言葉によって引っ張られ、言葉によって形作られます。
形を持たない思いと音や文字といった形になっている言葉は陰と陽、互いに補い合う関係で深い影響を与え合っています。
ですからいい言葉を発し続けていれば、思いもそれにつられていい方向へと向かっていくのは必然です。
それを示す面白いものを見ました。
少し前に書店で見かけた脳トレ関係の本の帯に、このような文字が綴られていました。
これを書かれている文字ではなく、実際の色の名前をなるべく早く唱えてみてください。
いかがでしょうか?
慣れればそう難しくはないのですが、最初は書かれている文字につられ、多少ギクシャクしてしまうかもしれません。
自分も最初は戸惑ってしまい、言葉の持つ力の大きさをあらためて感じました。
「バカヤロー!」と口に出しながら、誰かに感謝の思いを持つことはできません。
「ありがとう」と言いながら、怒りの感情を沸き立たせるのもまた難しいでしょう。
「心とはコロコロ変るから心」
これはよく聞く言葉です。
心はコロコロ変るがゆえに律するのが難しく、だからこそ律することが簡単な形あるもの、行動や食のあり方、言葉を整えていくことが大切なのです。
「ありがとう 愛してる」
有り難い感謝にあふれた人生、愛にあふれた生き方がしたいですね。
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