今日は1月5日の日曜日、世間では、いよいよ明日月曜日から正月開けといったところが多いのではないかと思います。
自分もこの年末年始はいろいろと用をこなし、通常モードに戻るにはまだ少し時間がかかりそうです。
その通常モードもこの2020年は、これまでよりレベルを上げたものにしていきたいと考えています。
昨年の最後の日である大晦日、その翌日の元旦、二日続けて驚くことがありました。
この年末年始もボランティア関係で知り合ったお年寄りを訪ね、長崎県平戸市を訪ねました。
そのお年寄りは、両親が他界した現在、唯一「お母さん」と気易く声のかけられる方です。
前回も今回も平戸まではレンタカーで行き、長崎や隣県佐賀の名所を見て回りました。
一昨年の大晦日、佐世保の街を見下ろす弓張岳という素晴らしい眺望の山に登り、頂上にある展望台のすぐ下にある駐車場に車を止めました。
その隣の駐車スペースには大きくてちょっと古い札幌ナンバーのキャンピングカーが止められていて、そこから外に線を引っ張りソーラバッテリーが置かれています。
お年寄りの車椅子を押して展望台に登ると、そこで自分で撮った写真で絵ハガキを作り売っている人がいて、その方がその車の持ち主でした。
ちょうど現地から出すハガキが欲しいと思っていたところだったので、その絵ハガキを買わせてもらい、自分も札幌に住んでいたことがあるよしみでいろんな話をし、そのおじさんとすっかり意気投合してしまいました。
おじさんは小樽の出身で、とても素朴で気さくなお人柄です。
そのおじさんに撮ってもらった写真がこれです。
素晴らしい眺望で、バックに米軍の空母が見えます。
右手にあるのがおじさんの撮った写真で作った絵ハガキやパネルです。
そのおじさんは下の写真の右側の人です。
左側は佐世保の方で、佐世保の街についていろいろと解説してくれました。
そんな楽しい思い出のある弓張岳に昨年の大晦日の日にも行きました。
その日は陶芸の町伊万里を散策し、帰り道に佐世保を通り、あの素晴らしい景色をもう一度眺めたいと思い、再びハンドルを向けました。
すると、なんと昨年と同じあの駐車場のあの場所に、昨年と同じキャンピングカーが止まっているではありませんか。
昨年と同じようにソーラーバッテリーを車から出し、札幌ナンバーを付けています。
なんだかすごく嬉しくなっておじさんといろいろと語らい、駐車場で休憩していたおじさんを上まで連れて行き、一昨年同様写真を撮ってもらいました。
昨年の大晦日は寒かったので、その日の写真店は店じまいです。
これが大晦日の日に驚き、ちょっぴり嬉しかった出来事です。
年が明けた翌日の元旦、平戸城のふもとにある亀岡神社で初詣をし、その後ケイタイ電話を何気なく見ると、なぜか時刻が00時00分となっています。
日付けは1月1日で合っていますが、時刻表示だけおかしくなったのか、電話やメール機能にも不具合が生じたのか、かなり不安を覚えましたが、おかしいのは時刻表示だけで助かりました。
このケイタイは2009年発売で、もうそれから十年経っています。
auとの契約の関係で年が明けてすぐにワイモバイルのスマホに換えるつもりだったので、それを促す何かのサインだったのかと思いました。
けれど後々調べてみると、この機種の日付け設定は2019年12月31日までしかできないということが分かりました。
発売当初、このガラケーを2020年まで使われるということは想定されていなかったのでしょう。
自分にとっても突然の時刻表示の不具合はまったくの想定外でした。
もうひとつ年末年始に感じたこと、それはレンタカーの快適さです。
借りたのはフィットというホンダの大衆車ですが、その乗り心地のよさと利便性に感動してしまいました。
「主観的豊かさ」につづきます。
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