自然治癒

健康第一、体調を崩すと日常何事もなく過ごせる健康の有り難みを痛感します。

この三週間ほど前からかかっていたのは皮膚にブツブツができる帯状疱疹です。
最初は胃のあたりにチクチクとした軽い痛みを感じ、胃の具合が悪いのかと感じていましたが、どうも違和感があるのは胃そのものではなく胃の周辺で、そのあたりの皮膚を見てみると小さなあせものような湿疹がいくつか確認できました。

その後湿疹が横に広がっていき、これが世間でよく言われる帯状疱疹ではないかと思いネットで調べてみると、まさに同じような画像がいくつも出てきました。

軽い痛みを感じて四、五日で湿疹はおへそのあたりから左半身全体に帯のように急速に広がり、小さな水ぶくれがたくさん出てきました。
これは公益社団法人日本皮膚科学会のページにあった写真です。

自分もこれと同じかなりひどい状態になりました。

帯状疱疹は神経の奥で眠っていたウイルスがストレス等により活性化しだしたものとのこと、自分ではそんなストレスの多い生活をしていたとは思いませんが、生活全般不規則で、帯状疱疹にはナッツがいけないそうで、夜中にピーナッツをドカ食いしたりしたのが原因かもしれません。

帯状疱疹で困るのが、振動を与えるとそこがジンジンと痛むことです。
酷い時には何もしなくても常に鈍痛を感じます。

それが原因なのか体調全般が優れず、軽い風邪の引きかけのような状態が続いて何もする気になれず、食欲もほとんどない日が何日も続きました。

回りの人たちに聞いてみると帯状疱疹にかかった人は多く、みな結構長引いて大変だったという話をされます。
中には一年間苦しんだと言われる方もいて、とにかくすぐに医者にかからなければというのが全員の意見でした。

けれどいつものように、今回も医者にかからず薬も飲まず、少し心配ではありましたが自力での治癒を目指し、なんとか八割方回復するに至りました、

薬は飲んでいませんが、帯状疱疹にいいと言われるリジンというサプリメントを購入して飲んでいます。

リジンまたはリシンというこのサプリメントはネットでは何種類も見かけますが、広島市内中心部の薬局を数軒回ってもどこにも置いていませんでした。
今はそれだけ多種多様なサプリメントが販売されているということなのですね。

塗り薬も何か買おうと思いましたが、口唇ヘルペスのためのものはあっても、帯状疱疹にいい市販の塗り薬はないということで諦めました。

その代わりではないですが、最近身近な人たちがいいと言って愛用している水をスプレー容器に入れて随時患部にスプレーしました。
電解水というもので、これはスプレーするととても気持ちよく、一番痛みがある時には一日十回ぐらいスプレーしました。
これはいくらか効果があった感じです。

食事も当初は極力控え、ヨーグルトやチーズなどがリジンを含んでいいそうなので、そういったいいものを少量だけ食べるようにし、体調を整えました。
やはり食生活は大切ですね。
食事の量を控えると体が軽くなり、自然治癒力が向上してくるのを感じます。

体にいい食事を少量摂り、よく咀嚼する、やはりこれが基本中の基本です。

もちろん意識の上でも感謝の気持ちは忘れません。
この帯状疱疹から何を学ばせてもらえたのか、その学ばせてもらったこと、感じ取らせてもらったことに感謝です。

今は日ごとに、まさに薄皮を剥がすように湿疹が治り、痛みも少なくなっています。
最初は寝返りをうつだけで「イタイ、イタイ」と言っていたのが楽になり、自転車の振動も患部に響かなくなり、その回復への変化を感じることが喜びであり、その回復したことと日常の当たり前のことができることに「ありがとう、愛してます」の気持ちです。

自分では当たり前の感覚なのですが、六十歳になり、帯状疱疹を医者にかからずここまで短期間に治癒させたのは極めてまれなケースのようです。
まさに「よい子はマネをしないでね♪」といった世界です。

本来の医療とは、こういった人間誰しもが持っている自然治癒力を賦活させるのが役割のはずです。
けれど医療も商売のひとつです。
検査漬け、薬漬けにしてたくさんの医療報酬を受け取る方向へと進んでいくのは自然の流れであるとも言え、これは早急に改革していく必要があります。

特に今回の新型コロナウイルスに対するワクチンは、集団免疫を達成している日本人にはまったく不要なものであり、百害あって一利なしとまで言い切ることができます。