インドの首都デリー、インデラガンディー国際空港での成田行きの待ち時間は24時間もあり時間を持て余します。
国内線で到着し国際線に乗り継ぐには、いったんゲートから外に出なくてはなりません。
昨夜は到着して一時間ほどで国内線到着出口から出て、国際線出発ロビーに入ろうとしたのですが、今日21日の成田行きは午後10時半発の深夜便なので、午後7時以降でないとロビーに入れないと言われ、今はロビーの前のソファーでスマホやiPadの充電をしながら時間待ちをしています。
ロビーの外はコンセントがほとんどないので苦労します。
今回USB充電器を二つ持ってきましたが、酷使したため途中で一刻壊れてしまいました。
旅行の時はいいものを、そして予備が必要です。
昨夜は一階の硬い石のフロアーの上で眠りました。
かなりくたびれていたので二回に分けて二時間近くは熟睡できたと思います。
その後早朝にゲート前の三階に移動し、柔らかい三人がけのベンチで仕切りのないものがあったので、そこでも二時間ほど眠ることができ、体調は悪くありません。
今回は非常時なので、大半の荷物は大きなキャリーケースに入れてスレッシュの家に置いてきて、今持っているのは大きなリュックひとつです。
ここに最低限持って帰らなければならないものを詰め込んで入れています。
リュックは結構な重量で、今回は一人での移動なので、トイレでも飲み物を買う時でも常にこのリュックを担いで移動しなければならず、疲れ切った体から体力を奪い去ります。
海外旅行は体力勝負、毎度思うことですが、今回はさらに痛感します。
今回の旅の最後は超アドベンチャーで、いろんなところから何度も心配の電話がかかってきます。
無事デリーに着いたか・・・、何を食べた・・・、眠ることはできたか・・・、それに明るく答えられる今は幸せです。
移動が大変だったり、水を買おうと思って紙幣(200ルピー、300円)を出したらお釣りがないと断られたり、細かいところでは不満がありますが、今のデリーはそう猛暑でもなく蚊もほとんどいないので快適です。
あと三時間ほどで出発ゲートに入れます。
今回乗る便は、日本にいるインド人で帰国を希望する人たちのためのエアインディア臨時便で、その往路を利用してインドにいる日本人の帰国をサポートするというものです。
たぶん乗客はほとんどが日本人だと思われます。
この四ヶ月間、日本人の顔をまったく見たことがありません。
ですので日本人と会うのがすごく楽しみです。
今着ているものは何度も汗だくになっては乾くを繰り返しています。
成田ではすぐにPCR検査とその結果待ちという流れになるはずで、その間シャワーを浴びたり着替えたりできる時間はあるのでしょうか。
とにかく流れに身を任せ、体力が落ちて熱が出ないように注意しなければなりません。
あとここでは出国手続きの際に、みんなで苦労して取ってくれた出国許可書を提示しなければなりません。
昨日それがギリギリでメール添付で届いたままで、まだ印刷ができていません。
たぶん画面提示でも大丈夫でしょう。
今書いていて心配になったので、係の人に尋ねてきます。
これがインド政府管轄のFRRO発行の出国許可書、A4一枚物です。
滞在先としてスシルの個人情報が入っているところは黒塗りしました。
少しずつ時間が迫ってきました。
インドの最後のひと時を満喫します。
コメントを残す