今から21年前の大ヒットした映画「マトリックス」を、遅ればせながら先日やっと観ました。
ハリウッド映画は政府やどこかの勢力から未来を予言するようなメッセージを意図的に忍ばされていると聞いたことがありますが、もしそれが真実なら、この映画などまさにそうだと思います。
人間が五感で現実と感じ取る世界と無限の創造力によって培われる想念の世界、この二つの世界が21世紀には顕在意識の上で拮抗し合うことを示唆しているように感じました。
それにしても本当に面白い映画でした。
とてもいいタイミングで己の想念の力を再認識することができ、三回続けて観てしまいました。
映画の中で、コンピューターに支配された世界から人類を救おうとする主人公たち、その敵であるエージェントが語る言葉が心に刺さりました。
あれは私が人類の分類を考えていた時だった。
ふと気がついたんだが、人類はほ乳類ではない。
この星に棲むほ乳類たちはどれも本能的に回りの環境と自然の均衡を発展させてきたが、君たち人類だけは違う。
ある地域に入り込みその数を増殖する。
瞬く間に増殖してすべての資源を使い尽くす。
人類が唯一生き残る方法は他の地域へ拡大することだ。
それとそっくりなパターンで広がっていくものが 人類の他にもいるんだ。
分かるかな?
ウイルスだ。
つまり人類は病原菌なのだ。
この星をずっと蝕んできたガンなんだ。
我々が治療する・・・。
2020年の今、人類は世界にはびこり勢力を拡大しようとするウイルスとの闘いを強いられています。
この世はすべてフラクタル、ひとつスケールを上げて考えてみると、まさに映画で語られているように、これは地球という環境の上にどんどん無秩序かつ破壊的に勢力を広げてきた人類というウイルス、それを止めようとでもするように襲いかかる新型コロナウイルスや数々の異常気象による天災、この図式と同じではないでしょうか。
植物博士の三上晃先生は、地球は生き物と同じで、その状態が悪くなれば人間同様発熱をしたり身震いしたりオナラもする、それが火山の噴火や地震、異常気象だと語られていました。
『地球に優しい』という言葉はあまりにも上から目線です。
本当は地球に優しくするのではなく、地球に優しくされるよう、人類は謙虚な気持ちで回りの環境と共生する道を歩んでいく必要があります。
人類の近未来の姿は二つにひとつだと考えます。
このままの形で環境破壊や国際間の軋轢が進み、ウイルスか天変地異か核戦争か何かで壊滅的な状態になること、もうひとつが新たなる自然との共生社会、持続可能な社会を築き上げること、この二つの中間はないものと考えます。
最近はこのことを回りの人に言ってもほとんど驚かれなくなりました。
多くの人がこのままでは人類が壊滅的未来へと進まざるえないと感じておられるのでしょう。
国家レベルで見ると、現在世界で最も暴力的、ウイルス的に拡大路線を歩んでいるのは戦狼外交をとる中国、中国共産党(中共)です。
中共のあまりにも身勝手な外交政策は多くの反感を買い、表だって中共を支援する国はありません。
そしてアメリカ、イギリス。オーストラリアなどは中共に対して経済戦争とも言える厳しい対応を迫っていて、これがいつ軍事衝突に発展してもおかしくない状態です。
本来ならば日本もそこに同歩調で進んでいかなければならないのですが、日本の政府もマスコミも財界も、ハニートラップかマネートラップに引っかかっているのか、親中派に内部まで侵されてしまっているのか、世論に背を向けた中共を忖度する態度から抜けきれません。
今という極めて大きな時代の転換期を乗り越え、今後数百年、数千年、あるいはそれ以上先までの人類の価値観の根底を築き上げる文明は、日本から誕生します。
これは天体の運動とリンクした生命の法則です。
<ガイアの法則>
その日本がウイルスに侵されたままの状態では新たな時代は拓けません。
今日のニュースで、WHOがウイルスの影響は今後数十年に及ぶという声明を発表しました。
WHO事務局長「影響は今後数十年に及ぶ」 声明を発表(毎日新聞) – goo ニュース
人類がこのウイルスの闘いに勝利する鍵は、人類が地球上でウイルスのような状態で存在する今の形から脱することだと強く信じます。
『新たなる生命の時代』をともに築いていきましょう。
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