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今、この時<3>

東洋と西洋

西洋から東洋へと価値観が大きく移り行く今の時代は、それを後押しすべく、西洋的価値観をいかに自然に衰退させ、東洋的価値観を表に出していくのか、この二つのことが求められています。

衰退してゆく価値観はその負のエネルギーを受け、勢力を拡大しようとする試みが裏目に出るもので、そのひとつの大きな表れが、アフガニスタン、イラクへ侵攻する目的で行ったアメリカ政府自作自演の2001年の9.11テロです。

文明が隆盛を極めていた時代ならすべての策略は闇に隠れ、それが表に出ることはなかったでしょう。
けれどその策略が露呈してしまうところが衰退期の文明が持つ力の弱さです。

本来ならばこれをキッカケにアメリカの覇権主義を改めさせ、世界におけるアメリカの独善的リーダーとしての座から下させなければならなかったのですが、残念ながら9.11の真実は多くの人の知るところとなった今もアメリカはそれを公式に認めることはなく、以前よりは力が衰えたとはいえ、その姿勢が変わることはありません。

けれど今世界を広く眺めてみると、最も危険要素を含んだ覇権主義国家は東洋一の大国中国であり、それに対抗し、横暴な振る舞いに歯止めをかけるにはアメリカの力が必要不可欠であり、今しばらくはアメリカが最後の大きな役割を果たすため、その力を維持してもらわねばと考えます。

これからは東洋の時代、その新たな時代のリーダーは覇権ではなく協調性のある精神的リーダーとなるべきであり、その役割を担うのは日本です。
(自分は国粋主義者ではありません。歴史を仔細に分析すると必然的にそうなるのです)

そのためには、今の中国共産党体制はいったん崩壊させなければなりません。
武漢肺炎を生み、その情報を隠蔽することによって世界中を恐怖のどん底に突き落としたその責任を認めさせ、億万の民に血の涙を流させてきたことに対して贖罪させることが必要です。

そのシナリオは、中国国内ではほぼ終結したという虚偽の情報を流すその武漢肺炎が再び猛威を奮って壊滅的経済的打撃を与えるか、民衆が蜂起するか、あるいは三峡ダムが崩壊するのか、どのようになるのかは分かりませんが、今の体制のままでは明るいアジアの時代は始まりません。

そしてそれと同時に、日本が本来の役割に目覚めなければなりません。

 

その大変革は、今の文明の大きさに比例して極めて大きいもので、例えるならば、完全に伸びきったバネを今度は逆に収縮させるようなものであり、それには想像を絶する極めて大きな力が働きます。

そのショックを人類自らの力で吸収できるか外圧によって与えられるのか、それがここ数年の人類の歩みで決まるでしょう。

けれどここまで大きな文明を手にした人類が、それを一瞬でも自らの意志で手放すことはほぼ不可能です。
人類ほとんどすべての人が歴史の持つ生命の法則性を知らず、また手放すことの必要性を感じていないのですから。

今はそういった意識を持つ人をいかに増やすか、それを社会全体の潮流にするか、それとともにもうすでに武漢肺炎という形で起こってきているこの歴史の流れから生じる大きな外圧といかに折り合いをつけるのか、そのことを考えなければなりません。

けれど時間はありません。
このままでいくと外圧が一気に吹き出し、まったく望ましくない結果を迎える可能性が大です。

 

このたびのオリンピックの開催延期を受け、組織委員会の森会長は、
「来年のその頃までにコロナウイルスが解決しえない世界なら、日本だけの話ではない。
(中略) そうしたら地球は人間の社会でなくなるのでは」
と述べていました。
(その後、そうはならないであろうと話を結んでおられます)

多くの人が感じておられるように、人類が地球に住めなくなるというのはそう突拍子もないことではありません。

このたびの武漢肺炎の影響で世界中の経済活動が停滞し、地球全体の大気はかってないほどにクリーンになり、大量の死者を出したスペインベネチアは澄んだ運河の水を取り戻したとのことで、これがひとつの地球(ガイア)の意志であり、人類がその意志に沿えなければ淘汰されるでしょう。
そしてこのたびはその大きな意志の転換が迫っているということです。

 

その意志、意識の転換は、このようなものです。

東洋と西洋

これは人類が目指すべき方向性ではありますが、それ以前に、人類の表面意識とは関係なく導かれていくものです。

繰り返しますが、それについていけなければ人類は淘汰される。
それだけであり、それをどう選択していくかは人類の持つ自由意志と行動です。

 

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