7月30日、31日と島根県の出雲、松江に足を運び、8月1日、今日の午前4時前に広島に戻り、充実した時を過した分だけ気力、体力を消耗してかなりグロッキー気味です。
30日金曜日の夜、31日日曜日の午後、二日間とも大阪市立大学井上正康名誉教授を中心としたコロナ、ワクチンについての講演会があり、そこで自分の作った二種類のチラシを配布していただけることになったのがこの講演会を知り、参加に至ったキッカケです。
チラシは両面カラー印刷でキレイに作っていただいていました。
7月中頃、両講演会の仕掛け人であるYukimaruさんよりチラシの使用許可の問い合わせがありました。
もちろん二つ返事でOKするとともに、自分の思いとして是非DVDも配って欲しいとお願いをしたところ、即決即断で了承していただき、その場で千枚のオーダーをいただきました。
これまでのDVDはチマチマと手元のパソコンでダビングとレーベル印刷をしてきましたが、千枚ともなると自分の手には負えません。
そこで東京在住で映像関係の仕事をしている親友Oさんに相談し、業者に制作を依頼することにしました。
けれど注文をもらってからの納期が二週間弱と日にちがありません。
通常は単価の安い海外で制作するのを国内でと考えましたが、あいにく週内に連休があり、結局台湾で超特急コースで制作ということなりました。
それでも納期ギリギリです。
台湾で制作して中国経由で成田に入り、オリンピックで混雑する都内の友人の事務所に28日着、即広島に送ってもらって29日に広島着、その日のうちに三時間掛けて裸のディスク千枚をすべてケースに入れ、翌日30日の昼に広島を出て講演会開始直前に出雲会場に届けるという強行軍で、無事依頼通りにDVDを届けることができました。
出雲市に入るのは32年ぶり、町(街?)はすっかりキレイになり、出雲市駅の駅舎は高架になり、駅の周りはビジネスホテルが建ち並んでいます。
それでも高いオフィスピルはほとんどなく、田舎の小都市といった雰囲気です。
会場は駅の真ん前にあるビッグハート出雲というところ、以前はこんなモダンな建物はありませんでした。
山陰地方には「出雲時間」という言葉があります。
超封建的な出雲地方は奥ゆかしいのか他人の顔色を窺うからか、どんな会でも開始時間が遅れるのは当たり前で、そして偉い人ほどゆっくりと来るのです。
案の定講演会も数分遅れでスタートし、平日の金曜日ということもあってその後も少しずつ人が集まり、最前列はその間も空席で、だいぶ遅れてかなり年配で偉い人オーラを出している方がそこにどっかりと腰掛けるといった流れです。
この出雲の空気、とても懐かしく感じます。
井上正康先生のご講演は、これまで何度もネットで見て広島でお聴きしたものとほぼ同一で、聴くたびにその内容が心に入ってきます。
本来はごく当たり前のことである井上先生のお話が、なぜメディアで報じられないのか、多くの人の知るところとならないのか・・・。
井上先生のお話のスタンスは、学術論文や厚労省、製薬会社発行の文書等一次情報を元にし、推測に基づく陰謀論は語られません。
そして何より井上先生の落ち着いた語り口から先生ご自身の高い人間性が感じられ、それが聴く人の心に響くのです。
講演会の質問タイムでも、ただ質問内容に答えるだけではなく、まるで人生相談に応じているかのような相手の思いを察した言葉を述べられ、逆に場の空気を乱す質問に対しては厳しい言葉で流れを遮られ、その応答のあり方そのものに学びがあります。
講演会終了後は懇親会が開かれ、井上先生にいくつか質問をさせていただき、井上先生の幅広い知識と洞察力を感じ、やはりその根底には東洋を極めた者と共通の深い生命観があることを知りました。
その夜はかなり心地よい量のアルコールが入りましたが、井上先生が書かれたコロナ関連本の中で未読だった最新刊の「コロナワクチン幻想を切る」を講演会場で買ったので、それを朝までに読み切り、井上理論をより深く浸透させました。
講演会でのお話、またこの本の中で特に大きく論のベースとして取り上げられているのは、京都大学上久保靖彦特定教授による「日本には一昨年末の早い段階で弱毒性のコロナウイルスがS型、K型の順で入ってきており、日本人はすでに集団免疫を獲得している」という『日本人集団免疫獲得説』です。
上久保先生は昨年の早い段階からさかんにネットを通してこの説を述べられていて、振り返ってみて自分もコロナに対して疑惑を持つキッカケとなったのは、上久保先生のこのご発言がキッカケだったように記憶しています。
けれどある時から“体調を崩された”という理由で表舞台から姿を消され、まったく情報が入ってこなくなり、もう一年ほどが経とうとしています。
そのことを井上先生に尋ねてみると、上久保先生の特定教授というのはとても微妙なお立場で、一年毎に大学と契約を交わす必要があり、大学側の意に沿わない発言をすると今の立場を追われることになり、それで自重せざる得なくなったとのことでした。
今の日本に「学問の自由」はありません。
ですから表だってコロナの真実を述べる学者は、井上先生をはじめ、徳島大学の大橋眞先生、新潟大学の岡田正彦先生など、みなさん立場が自由となった名誉教授の方ばかりです。
そしてだからこそ、日本の国に世話になり自由に発言できる自分が真実を伝えていく義務があると井上先生は述べられています。
そして発言できなくなった上久保先生の学説を引き継ぐ形で井上先生が『真実の継承』を行い、そのことがこのたびの井上先生のご講演とご著書の中で強く感じられ、胸が熱くなりました。
メディアは真実を伝えず、真実を伝えようとする動画や意見はYouTubeやFacebookなどSNS上から削除され、「報道の自由」「発言の自由」「知る権利」が剥奪されています。
そして自粛要請、緊急事態宣言により「営業の自由」「職業の自由」さらには「生きる権利」を奪われ、若い人を中心に自殺者が急増しています。
この尋常ならざる事態も異常ですが、この異常な状態に対して何の疑問も抱かず、何も気づかず、ただ従順に政府やメディアの意向に沿って「コロナが怖い!」「自粛しろ!」「ワクチン打て!」と騒いでいる国民が大多数であるという今の日本の現状がより恐ろしく思います。
コロナによって人々の心の内がより明らかになりました。
正しい世の中に変えていくためには、まずは自分自身を変えていくこと、自らが目覚めることが第一です。
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