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身体から学ぶ

先日知り合い宅で薪割りの手伝いをしました。
薪割りといっても斧を振り上げるのではなく、今は電動の機械があり、そこに適当な長さにカットした木や切り株をセットして行います。

それでも猛暑の中、重量物を運んだり押さえつけたりするのは重労働で、ほんのわずかな作業で汗が吹き出します。

そんな作業を続けていると、数年ぶりにしっかり腰を痛めてしまいました。
腰が曲がったままで真っ直ぐに伸ばすことができません。
布団の中で寝返りをうつことはできても、そこから立ち上がるのは一苦労です。

こんな状態では作業はおろか日常生活にも差し支えます。
なんとか少しでも腰の痛みを和らげようと、YouTubeで腰痛治療の動画を検索してみました。
腰痛は多くの人の悩みの種、数多くの動画がヒットし、その中で簡単にできて効きそうなものをいくつか試しました。

この山内義弘先生の動画はすごく効きましたね。
本当にスゴイ、ありがたいです。

腰痛は最初は普通の痛みで、その後ギクッと痛みが出るギックリ腰のようになりましたが、その都度いろんな動画で紹介されている治療法を試してみて、完全ではありませんが、ほとんど即効で痛みが引いてくれて助かりました。

 

無料で入手できる情報の中に、こんなに価値あるものがあるという事実に今更ながら驚きです。

『本当に価値あるものは身近でシンプルなものの中にこそある』
そんなことをこれまで言ってきましたが、大量のモノや情報の渦に流されて、大切なことを忘れていました。

腰痛に限らず、以前からいろいろ身体の気になるところに関する動画をYouTubeで検索し、いいと思われるものはダウンロードしてパソコンに保存しているのですが、あまりにも情報量が多すぎて、ただコレクションをしているだけでほとんど実践していません。
そのことを反省させられました。

 

『断捨離』は今や日本人誰もが知る言葉となりました。
断捨離は、断捨離すること自体に意味があるのではなく、断捨離した後に残す大切なもの、それを選び、そこに意識を傾け実践するところに意義があります。

自分は元々片付けが大の苦手でしたが、二十年ほど前からスペースクリアリングにはじまって、随分と不要なものを処分し、大切なものを整理整頓し続けてきました。
そしてそれは今も続けているつもりでしたが、それ以上のスピードで変化し続ける周りの動きに流されて、知らないうちに大切なものを疎かにしていたことに、今回の腰痛トラブルで気付かされました。

腰痛にこんなに劇的な効果があるのならと、その他自分のために必要だとキープしていた視力や肩の痛みに関する情報に久しぶりにアクセスして試してみたところ、少しずつでも確かな効果を感じ、これもまた反省すると同時に新たな世界が拓けた思いで嬉しくなりました。

動画で紹介されている施術は、患部を直接刺激するものもありますが、そこに関連した離れたところに施すものもあり、人体の持つ極めて精緻な世界は驚きと不思議に満ちています。
まさに人体は小宇宙、偉大な大宇宙の叡智が圧縮されています。

 

自分の身体に意識を向け、少しでも改善するよういろんなことをしていると、これまで簡単なことも怠ってきたことへの反省とともに、現状から脱するのを避ける現状維持本能のようなものを感じます。
いわゆるコンフォートゾーン、低迷しつつも快適な現状から抜けられないということです。

そして当然のことですが、身体に対する意識はその他すべてのものへの考え方に通じます。
やればいいのに…、簡単にできるのに…、とても身近なコトやモノの中に、意図的に目をそらして放置しているものがたくさんあるかもしれません。

今回身体がそのことを感じるキッカケを与えてくれたので、そのことを知るために、より身体を労り、敏感に意識を向けてみることにしました。

 

これまでも身体に無関心だったわけではありません。
これまで大病を経験することなく年齢相応以上の健康体でいられる最も大きな要因は、日々身体に声がけし感謝の思いを伝える「身体との対話」を二十数年間続けているからだと感じます。
これは絶対にお勧めです!!

「身体との対話」のお陰で、健康でいられるとともに身体の反応にとても敏感になりました。
例えば男性下着のパンツは、二十数年前からトランクス以外はいたことがありません。

男性の睾丸は、自由に動くことができるよう身体からぶら下がるようについています。
これを押さえつけるピシッとしたブリーフは、その本来の機能である生殖能力を妨げ、ブリーフを避妊パンツと呼ぶ国もあるそうです。
自分はブリーフをはくと頭が締め付けられる感覚があり吐き気をもよおします。

靴下も同様、もう長年五本指靴下しかはいたことがありません。

足の指の感覚はとても大切です。
五本指靴下をはくと身体の中心軸がしっかりと通るのを感じ、普通の靴下ではそこが緩んでだらけてしまいます。

同じく足の指の感覚を大切にするため、夏場の私用では鼻緒のついたサンダルを愛用しています。

同じサンダルでも、鼻緒のついたものと足の甲全体を包むものとでは履いた時の感覚がまったく異なります。
これは五本指靴下と普通の靴下との違いと同じです。
鼻緒のついたサンダルは、足の指全体でサンダルや大地を掴むような感覚で歩く必要があり、これが身体全体を引き締める働きをします。
歩くこと自体に快感があり、身体全体の神経が研ぎ澄まされるようです。

美波動ペンダントも同様の効果です。
美波動との出会いはもう二十年近く前、初めて美波動ペンダントを着けさせてもらった時、身体の芯に透明な柱が通ったような感覚がハッキリと感じられ、以来どこに行く時にも身に付けています。

美波動ペンダント

このペンダントを着けると体温が上昇することが確認されているので、このペンダントのお陰で免疫力が上がっているのも健康維持の要因だと思います。

 

この身体という小宇宙を知ることは、大宇宙全体の叡智と触れることを意味します。

これまでの体育、スポーツは、緊張、筋力が中心でしたが、今は新たな時代の幕開けで、身体をいかに緩めるか、力を抜いてどこに意識をもっていくかということが大きなテーマになっています。
そんなことを説く武道関係の情報はたくさんあり、この室伏広治氏の説く身体論も極めて興味深いものです。

自らの身体感覚をどう捉えるか、その捉えている感覚と実際とのズレは?
そこから正しい身体の使い方を学ぶアレキサンダー・テクニック、ボディ・マッピングの理論は、知名度こそ高くないものの、生活、運動、芸術などすべての分野に応用できる素晴らしい手法であり、今学んでいる途中です。

ボディ・マッピング

最も愛すべき自分の身体からどのようなものを学べるのか、これからの人生、また楽しみが増えました。