未来からの時間

未来からの時間

時の流れは鮮やかなもの、その鮮やかさとは、そこに流れる必然性、規則性といった目には見えない感じるしかない何かで律せられているからではないかと考えます。

そして時の不思議な性質をひも解いていくと、最近スピリチュアルの世界で多くの方が言われているような『時間は未来から現在、過去に向かって流れていく』といったことがありえるのではないかと感じます。
またそう考えると腑に落ちることが多々あります。

 

そんな不可思議で解明しきれないと思われる神秘的な時の秘密が、量子力学の世界ではその一端がすでに明らかにされているのだということを知りました。

これはまさに『目から鱗』です。
これまで“感じる世界”として頭の中に漠然と描いていたものが、物理理論という確かなメガネを通して鮮明に浮かび上がってきました。

それは、たまたま目にしたこの動画がキッカケです。

二十数分間のこの動画の概略を簡単に記します。

ここでお話されている理論物理学者の保江邦夫先生は、先の「マグネシウムパワー<2>」でマグネシウムの効能を絶賛されている先生です。
そこでご紹介した動画から上の動画と出合いました。
これも時の流れの示す鮮やかさの一端です。

保江邦夫先生の言葉を青で、神社チャンネル主催者の羽賀ヒカル氏の言葉を赤で記します。
言葉は書き言葉として要約しています。

 

小学校2年生の時にUFOを目撃し、それをキッカケにUFOや宇宙人について興味を持つようになる。
そして大学は天文学のある東北大学に進み、その延長で物理学を学ぶために京都大学の大学院に進学、そこではノーベル賞級の基礎理論の研究はできず、スイスのジュネーブで研究生活を送ることになった。

ドイツの学会に参加するためにスポーツカーであるランチャでドイツに行き、速度無制限のアウトバーンを超高速でかっ飛ばす。
少しずつスピードを上げていくと音、振動ともに激しさを増していき、それが極限に達した瞬間に突然音と振動がまったく感じられない世界となり、窓の外の景色だけがスーッと流れていった。
その時自分は事故を起こして死んだのだと思ったが、なぜか突然“額の裏側”にある数式が浮んできた。

その数式をドイツのホテルの部屋でそこにあった便せんに書いて計算してみると、そこには量子力学の基礎概念であるシュレディンガー方程式が現われてきた。
つまり額の裏に突然浮んだその数式は、シュレディンガー方程式を裏付けるものであり、量子力学の根本中の根本で、その背後にある真理を示すものであった。

これを論文としてまとめてアメリカの物理学会、数学会に送ったところ、通常は半年以上かけて厳しい審査をするところ、一ヶ月後には専門誌に載るという異例の扱いを受けた。

この理論は、通常の思考では自分を含めて誰も思いつくことのできないものである。
なぜならば、それはこの理論が初期条件から現象、結果が現われるという通常の時の流れに沿ったものと同時に、未来から現在へと時の流れを逆行する流れ、この二つが交わった今現在のところでピタッと合ったその瞬間の方程式だからです。

過去からの見方、未来からの見方、半分ずつ使うとシュレディンガー方程式になった。

これは湯川秀樹博士が説いた素領域理論、この空間は単なる空っぽの容れ物ではなく、小さな泡のようなものの集まりであり、その泡から泡へと飛び移っていくのが素粒子であるという、この理論を解説する運動方程式であった。

日本の神話では、イザナミとイザナギ、二人の神から最初に産まれた子どもがアワシマである。
空間の始まりはアワ(泡)であり、日本人は古来から空間を重んじてきた。
日本古来の考え方と最先端の物理学には相通じるものがある。

古事記では造化三神と呼ばれるアメノミナカヌシノミコト、タカミムスビ、カミムスビ、これらはそれぞれ

アメノミナカヌシノミコト 中今
タカミムスビ 未来からの流れ
カミムスビ 過去からの流れ

となっている。

時間は過去から現在、未来へと流れる、この一般的な見方に対して未来から現在、過去に向かって流れる時間の流れ、このどちらかが正しいのではなく、そのどちらも同時に存在するという量子力学的事実、この示すところは極めて重要です。

心理学の分野で三大巨匠と呼ばれる内の二人、フロイトとユングはトラウマやPTSDといった過去の原因から現在の状態を作り出すといった原因論であり、もう一人のアドラーはトラウマの存在を否定し、すべては未来の目的を成就さすための理由付けであるという目的論を唱えています。

これはこの量子力学的事実からすると、どちらの解釈も成り立つという結論になります。

  未来から現在 現在 過去から現在
量子力学 未来からと過去からの流れが融合したところが現在
古事記 タカミムスビ アメノミナカヌシノミコト
(中今)
カミムスビ
心理学 アドラー
目的論
  フロイト、ユング
原因論
現象 思考と創造
引き寄せ
  原因と結果
因果律

これは自分が知りたいと強く願っていたことです。
すべては必然、今この時に真理を知ることができたのも、たまたま出先で合成洗剤で洗濯し、マグネシウムを手に入れ、そこで保江邦夫先生のマグネシウムを推奨する動画を見返し、神社チャンネルでのお話を聴く機会を得て、この時間に関する真理と出合うことができました。

これは過去からの因果律で物事を観た表現です。
これはこれと同時に、未来の真理を知りたいという思いから、その道筋となるものを導いてきた、引き寄せてきたと考える未来から現在へと至る流れの方が、自分の中では理屈として理解しやすく思えます。

未来は自らが創り出すもの、これは観念ではなく真理であるということを最先端の科学が証明してくれました。
これはすべての人にとって大いなる福音ですね♪

明るい思いでタイムデザインしていきましょう😇