真実のさざ波を大波へ

高橋洋一

ここ最近は、知り合いとの話題の中心は必然的にコロナとなり、コロナの情報交換は時候の挨拶のようになっています。

コロナの真実は大手メディアで報じられることはありませんが、厳しい規制を受けているとはいえ、ネットでは日々大量に刮目すべきコロナ情報が流れてきます。

とてもそのすべてに目を通すことはできず、またここでまとめて紹介することもできません。
FacebookのようなSNSは日記のようなもので、ただ注目すべき情報をそのままコピペし、あるいはシェアするといった形でいいのでしょうが、ここではなるべく体系立て、あるいは自分の意見を加味したものを紹介したいと心がけています。

 

エセ・コロナ禍について、『真実を明かす』ことが最も重要だった時期はすでに過ぎてしまったと考えます。
もうすでに真実は十分明らかになり、ただそれを知るか知らないか、『知らない人にいかに知らせるか』『どのように伝えるのが最も分かってもらいやすいのか』それを考え行動していくことが今は最も重要だと考えます。

そこで注意すべきことは二つあります。
真実は明白なのですから、憶測や感想は排除し、客観的事実、数字だけを示して相手に分かってもらうこと、もうひとつは決して感情的にならず、このような陰謀を仕かけた者、理論的根拠のない施策を繰り返す政府や自治体、偏向報道一色のメディアへの怒りを手放すことです。

ここ広島ではエセ・コロナ禍の真実を街頭で訴える人を見かけることはありませんが、東京や大阪、京都にはおられるそうですね、そんな話を聞きました。
そういった奮起した行動を取る人たちすべてではないでしょうが、中には怒りに満ちた声でコロナを恐れる人を非難するような感じの方もおられるそうで、それは返って逆効果になりかねません。

平和都市広島の街中では、窓を塗りつぶした国防色の大きなバスで、大音量の軍歌を鳴らす右翼の街宣車とよく出くわします。
あれらは国防、愛国、天皇制のイメージを貶めるため、意図的にあのような反社会的行為をしているのであり、ですから彼らは右翼ではなく、反日勢力から資金を得ている反日左翼です。

このことは自分の中では極めて当たり前のこととして頭の中にありますが、昨日ある知り合いにそのことを話したら、彼は知らなかったようでとても驚いていました。

コロナを恐れている人に、いくら真実でも怒りでもって伝えたら反発をされるだけです。
恐怖で閉ざした心は怒りの力で開くことはできません。
テレビウイルスに感染したコロナ脳は強烈で、やさしく事実を説いていくことが必要です。

 

一昨日23日(日)、広島県福山市で大阪市立大学の井上正康名誉教授の講演会があり、サムケンさんらとともにコロナについての真の情報で大いに盛り上がったようです。

井上正康先生には7月10日に広島にお呼びしてお話いただくことなっていて、自分の仲間数名が福山まで出かけていきました。
今日はその実行委員会があり、自分もメンバーの一人として参加します。

仲間たちが福山に行っていた一昨日の日曜日は、福山の少し手前、広島市の東隣の東広島市にある素敵な古民家に行き、自然豊かな環境の中で世界6周、自転車で24万キロを走ったという松本英揮さんのお話を聴いてきました。
これがその日の様子を収めた出来たてホヤホヤのビデオです。

世界を駆け巡った自由人松本英揮さんの体験は超ユニークで、松本さんの生き様から自分らしく生きる大切さを深く再認識させられました。

ここでも今の世界を取り巻く情勢ということで、どうしても話題の中心はコロナやワクチンということになります。
ドイツではベルリンで百万人単位のコロナによる社会規制反対のデモがあり、世界各地でエセ・コロナ禍に対する抗議と疑問の声が上がっているようです。

意識が高い人たちというと言い過ぎかもしれませんが、隠された真実、いいものを求めようと積極的に行動している人たちにとって、やはり今はもうコロナ騒動は仕組まれた茶番劇というのが常識になってきています。

こうして真実を知る人たちとテレビウイルスに毒されている人たちとの間で二極分化がおきているのでしょうか、けれど日曜日のこの二つのグループの動きを見ていると、もう『真実を知り、訴える派』の力は確実に大きくなってきていることを肌身で感じます。

これからもさらにワクチンを接種する人は増え続けるでしょう。
数都市に発令された緊急事態宣言も各自治体は延長する気満々のようで、この状況が急激に変化することはないと思われます。

けれどこのエセ・コロナ禍を通して、政府、メディアが裏の権力(ディープステイト)によって動かされ国民の幸せを第一義に考えていないということが、多くの国民の知るところとなり、この火種は今後大きな炎となって陰謀者たちを焼き払う方向へと向かっていくものと確信しています。

 

そんな思いを裏付けるひとつの動きを、昨日ネットを見ていて感じました。

裏の権力の強大さを多くの人が感じるようになったキッカケは、たぶん昨年末のアメリカ大統領不正選挙の時だと思います。

あの選挙不正もこのたびのエセ・コロナ禍同様実にあからさまでした。
あのバイデンジャンプが結果的にそのまま認められてしまったのですから・・・。

The state of the race in Wisconsin

 

バイデンジャンプ以降も次々と疑惑が明らかになり、そのたびにネットでもニュースとなり、Yahoo!などを見る時には日本人の事実認識を知るために、記事の下にある読者投稿コメントは必ず見るようにしていました。

米大統領不正選挙に関しては、コメントをする大半の方が不正の実態を知り、トランプ支持が大部分であることに安心感と日本人の良識というものを感じて喜んでいました。

けれど同様の疑惑でもこのエセ・コロナ禍は違いますね。
マスク拒否で騒ぎを起こせばその人物を叩き、緊急事態宣言下での路上の飲みを非難し、東京オリンピック開催は人命軽視のごり押しだという意見が圧倒的のように見受けられ、政府、メディア総出の洗脳作戦に大部分の日本人は押し切られてしまったのかと正直少し意気消沈していました。

 

ところが、昨日内閣官房参与を辞任した(させられた?)という高橋洋一氏のニュースを読み、その下の読者コメントを見て、そこに書かれているものが政府やメディア批判のものがズラリと並んでいるのに目を疑いました。
最初の10個のコメントはほとんどが政府やメディアの感情的、非論理的対応を批判したものばかりです。
つい先日の同じく高橋洋一氏の「さざ波」発言の時には、大部分が高橋氏を非難する意見ばかりだったのに・・・、何が変ったのでしょうか。

大手メデイアは、読者や視聴者の意見と称して情報操作するのは常套手段なので、読者コメントもそれを世論の流れととらえることはできませんが、メディアも真実を知る層が大きな動きとなったことに抗しきれず、編集方針を変えたということもあるかもしれません。
いずれにせよ悪い動きではないので、しばらく様子を見ていきたいと思います。

最後に少し長いですが、そのニュース記事と、消されたり改変されることも考えられるので、コメントのいくつかをコピペします。

 

高橋洋一参与が人をイラつかせる「数学脳」とは…“さざ波”に続き“屁みたい”とツイートし辞任

 

5/24(月) 14:20配信  日刊ゲンダイ

 内閣官房参与の高橋洋一氏が問題ツイートを連発だ。9日に自身のツイッターに〈日本はこの程度の「さざ波」。これで五輪中止とかいうと笑笑〉と投稿。批判を浴び、菅首相も高橋氏が謝罪したことを明かし、「非常に残念」と述べたばかりだが、またやった。そして首相官邸は24日、高橋氏の辞任を発表した。

さざ波以上に「笑笑」が問題 高橋洋一氏は人としてダメだ

 21日に〈日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく「屁みたいな」ものでないのかな〉と投稿。本人は「屁みたい」について〈日本の行動制限の弱さとの意味〉と説明したが、投稿はIOCのコーツ副会長が緊急事態宣言下でも東京五輪を開催すると断じた当日だ。「さざ波」同様、日本のコロナ禍を過小評価し、五輪開催ありきのIOCと菅政権の意向を代弁したとも解釈できる。

 高橋氏は東大理学部数学科を卒業後、東大経済学部から旧大蔵省に入省したエリート。国民の気持ちを逆なでする投稿連発に「数学科を出た数学脳だからでしょう」とその理由を分析するのは、心理学博士の鈴木丈織氏だ。こう続ける。

「数学脳とは、予測や結論に向けて論理を組み立てていく思考法。数学的データを重視するあまり、人間の感情などを軽視する傾向があります。高橋氏は五輪は開催すべきと結論づけているため、開催に対する国民の不安や不信といった感情は邪魔な存在なのです」

■一面の真理とはいえ…

 ただ、欧米に比べて日本の感染者数は少ないし、緊急事態の対策も戒厳令には程遠い。高橋氏が「一面の真理」を突いているのは確かだが、SNS上では〈その『屁』をまともに受けた飲食店関係者の立場に立てないのは本当に残念だ〉などと怒りの声が噴出。なぜ、高橋氏の言動に人は腹を立ててしまうのか。

「ワクチン接種の遅れなど菅政権への不信が高まる中、高橋氏の“上から目線”に塗炭の苦しみを理解できない“上級国民”のにおいを嗅ぎ取っているのです。投稿も『さざ波』から『屁』にエスカレート。五輪反対派を『愚か者め。まだ分からないのか』と一喝しているようなものですからね。ただ、この種の人はムキになって反応するほど喜ぶもの。本来なら無視するに限りますが……」(鈴木丈織氏)

 開催の意義について丸川五輪相は「コロナ下で分断された人々の間に絆を取り戻す」と吠えていた。高橋氏の数学脳は、自分が「分断」をあおる張本人だと理解しているのか。

 

マスコミはどうみても「数学脳」ではなく「感情脳」で報道してるからなあ。
高橋氏を批判するつもりが、自分たちが発信する情緒的な情報が何となく心地よく、本当っぽく聞こえてしまう危険性を自ら逆説的に語っている記事。

高橋氏の発言の何が問題なのか。数学脳だかなんだか知らないが、高橋氏はデータやfactだけで物申している点は一貫している。
マスゴミのように感情論だけで、自分の立場をはっきりせず、どっちに転んでも政権批判できるような言い方は絶対にしない。
マスゴミはどうなの?新聞なんて、1面で感染者数の増加が止まらず医療崩壊を招くのは菅政権の判断ミスと政権批判をする一方、社会面では緊急事態宣言の発令で飲食店は客足が遠のき困っていると政権批判。どっちなの?
それに比べて高橋氏は論理明快。「さざ波」や「屁」という言葉が気に入らないのは感情論。今大切なのは感情論ではなく論理的に物事を考えて政策決定すること。
実はメディアこそ高橋氏のような思考で政権批判すべきなんだけどな。感情論による政権批判だからマスゴミと揶揄されるのだよ。

この「さざ波」の表現は、大阪朝日放送テレビで、毎週土曜日朝9時30分から放送されている「正義のミカタ」で元厚労省次官の木村盛世氏が一年前から、表現されている言葉です。東野幸治氏司会のこの番組では、感染者数の国際比較でこの表現は、毎週のように使われている言葉である。高橋洋一氏はこの番組のレギュラーであり、この表現を使われる事も、普通のことである。一年前から番組内で普通に使う表現に今更騒ぐ、マスコミ、テレビ局にこの番組の視聴者も呆れている

マスコミはいつも「エビデンスを示せ」と言いながら、高橋氏のように統計的な数値を示すとイラつかせるという。
逆に、西浦氏のように競馬予想的な予測を示すと、一斉に予想に乗り、予想が外れても知らぬ存ぜぬ。
高橋氏の統計を基にした「数学能」は納得できる面も、批判できる面もあるが、西浦氏の統計に基づかない前提条件からの予測は信用できない

 

真実を伝える動きを「さざ波」から「大波」へとしていきましょう!!