自然に沿って生きる

インドのお昼ご飯

日本に戻ってきて一週間以上過ぎたものの、なかなか今の日本の環境に馴染めません。
これはインドからの帰国後は毎度のことで、今回特に四ヶ月と長期間だったこととコロナ禍で社会環境が大きく変わったため、それが大きく表れています。

体調はお陰様で万全です。
今回はロックダウン引きこもり生活でほとんど運動しなかったにも関わらず、体重は6キロ減ってスッキリしました。
これもインドに行くと毎回で、健全なインドの食生活で身体の新陳代謝がよくなって老廃物が体の外に排出されるのだと感じます。

昨日会った人に、毒気が抜けて赤ちゃんのような皮膚感覚になったねと言われました。
このようなこともやはりインドから帰ってきた後はよく言われるのですが、残念ながら日本の環境の中で時間が経つにつれ少しずつ元に戻ってしまいます。

インド CSI教会

 

インド、特に自分が行く南インドの田舎は環境抜群です。
今回三ヶ月以上滞在したインド最南端カニャクマリの家は一万平米ほどの土地に椰子をはじめとした草木が生い茂り、きれいな花が咲き、動物たちがたくさんいるので癒されました。
蚊もたくさんいましたが・・・。

やはり何より食事がいいですね。
メニューは日本食と比べると極めてバリエーションに乏しいのですが、食材が自然のもので、野菜も日本と比べると農薬、化学肥料の使用量がかなり少ないと思われます。
それは実際日々口にしていてそう感じ、だからこそ毎日同じようなものを口にしても飽きないのです。

インドのお昼ご飯

日本食は健康的だと言われますが、それは昔からの伝統的メニューを昔ながらの食材と製法で作られたもので調理した場合で、今の日本人の食卓はまったく理想的ではありません。

けれどだからと言って何も食べないわけにはいかないので、どのようなものでも感謝していただくこと、そしてその思いの表れとしてしっかりと咀嚼すること、食べ残しをしないこと、これを心かげています。

特に今はインドでの健全な食べ物の影響が少しでも長く残したいと考え、このことを徹底しています。

 

それと良質の植物性発酵食品を摂ることが大切です。
このことも何度もこのホームページで書いていますが、味噌、醤油、発酵食品ではありませんが天然塩も、これらはできるだけいいものを使ってください。

特に生味噌は良質の酵母が含まれているので手軽で最高です。
ただし味噌汁に使う場合は絶対に沸騰させないようにしてください。
沸騰させると風味が飛ぶだけではなく酵母が死んでしまい、具材をゆがいて温度を冷ます段階で生味噌を加えてください。
美味しい生味噌はそのまま食べても野菜につけても美味しくいただけます。

良質の植物性発酵食品は腸を健やかにし、免疫力を高め、コロナ対策にも効果を発揮します。

 

昨日、この考えと同じ意見を持つ本間真二郎さんという医師の記事を目にしました。
実は「危険」な日本のシャワー 水道水を飲むより「100倍ダメージ」? – ライブドアニュース

さらに、持論にも触れ、「新型コロナウイルスを恐れない唯一の方法、それは自身の自然治癒力になるのです」「薬への過度な期待を抱くよりも、腸内細菌を元気にして自分自身の免疫力をあげることこそ“薬”と私は考えるのです」とも説明しました。

(中略)

腸内細菌が免疫力を活性化し、健康を支える

すべては身の回りの常在菌(微生物)を排除することなく、腸内細菌を元気にする生活に集約されます。それは腸内細菌が人の健康を支えているからです。一人の人の体内には腸内細菌が1000種類以上、総数にして100兆個以上いると言われており、これら全体を「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」と言います。。

 

この本の解説に書かれていること、まさにその通りだと感じます。
自然に沿って生きる、これに勝る健康、幸せの道はありません。

新型コロナからあなたと家族を守る医食住50の工夫。もっとも大切なことは「免疫力」と「自然治癒力」を生活のなかで高めていくこと。自然に沿った暮らし方で、まずは感染を遠ざけ、万一感染しても追い出す力を備える。米国のNIH(アメリカ国立衛生研究所)出身のウイルス学研究者で、那須烏山の自然派医師が実践する暮らし方のヒント。

「自然から遠ざかるほど、いのちが減っていく」――ウイルス学研究者である医師が、那須烏山に移住して見つけた、病気にならないシンプルな法則は、自然に沿って生きること。「新型コロナウイルス感染症に対しても、身のまわりをどんなに滅菌・減菌しても、どんなに薬を飲んでも防ぐことはできません。むしろ自分自身の免疫力を下げることにしかなりません」と警鐘を鳴らす著者が、提唱するもっとも本質的な解決策――。それは、不自然な日常をあらため、食と暮らしをひとつずつ自然に近づけること。