高級ホテルでしっかりと休養を取り、豪華な朝食、昼食をいただき、午後1時のチェックアウトタイム少し前にホテルを出て空港に向かいました。
香港空港は昨年民主派のデモ隊が大挙して押しかけ大騒動となり、今はパスポートと搭乗券を提示しなければ中に入ることができません。
今は閑散としているこの飛行場から香港市街の九龍にエアポート・エクスプレスで向かいます。
チケット代は105HKD(香港ドル)、約1500円です。
国際空港直結の特急列車というのはどの国のものもよく似ています。
九龍駅まで20分ちょっと、駅は複雑な構造で、初めてだと何がなんだかよく分かりません。
窓から対岸の高層ビル群が見えます。
香港はこの高層ビルの林立ぶりが凄まじいですね。
話としては知っていましたが、列車の車窓から見える高層ビルの数は半端ないものでした。
香港は土地が狭いので、必然的にそうなるのでしょう。
駅の中か近辺か、とにかく外に出たいと思っても高級ショッピング街からの出口が見つかりません。
とにかく歩いて回ることが好きなのですが、香港市街、九龍駅周辺は車か公共交通機関の利用を前提として街が作られているようです。
それでも無理に外を適当な方角に向かって歩いていると、いつしか自動車専用道路の端っこを歩くようなことになってしまいました。
車がビュンビュンと走る横を汗だくになって歩いていると道路工事の現場に出くわし、そこの人に脱出ルートを案内してもらうことになりました。
親切な監督さんのような方は、工事現場内を案内してくださる間、自分のかぶっていたヘルメットを貸してくださいました。
監督さんに尖沙咀(チムサアチョイ)というところに行きたいと告げると、バスの乗り場を教えてくださいましたが、その場所がよく分からず、また別の人に道を尋ね、車道の上を渡る歩道橋のようなところ出ました。
とてもキレイな歩道橋で、ここでまた尖沙咀(チムサアチョイ)への行き方を尋ねると、そんなに距離はないはずですが、地下鉄で行くのがいいと言われ、結局元いた九龍駅に戻ることになりました。
どこに行っても行き当たりばったりで右往左往するのを楽しむのは性分です。
地下鉄は二つの線を乗り換えて、乗車券は5HKD、約70円ほどで、日本と比べ割安です。
香港地下鉄は複数の路線が色分けされていて分かりやすくて便利です。
中環駅と香港駅との長〜い距離を歩いて乗り換えです。
歩道横の広告看板は、なぜか育毛剤、毛染め剤、シャンプーなど毛髪関係のものが多いのが印象的です。
尖沙咀(チムサアチョイ)に着きました。
イメージしていた香港らしい街並みです。
香港にもセブンイレブンがたくさんあり、日本語が書かれたもの、日本のメーカーのものがたくさんありますが、価格は日本より少し高いようです。
ここにはアデランスの看板があります。
日本の階段式増毛って⋯、意味は分かりますけど。
香港芸術館の正面がとてもアートでした。
素晴らしい眺めの尖沙咀プロムナードです。
上海の外灘とよく似ています。
歩いている人もたくさんいますが、みなマスクをしています。
ジョギングする人はマスクなし、ちょっと心配です。
真ん中に見える尖ったビルが、香港風水戦争で有名になった中国銀行タワーです。
その切っ先を商売敵の香港上海銀行ビルに向けています。
売られている香港の雑誌を見ると、反共産党系のもののようです。
香港はまだこのぐらいの自由はあるのですね。
マスクや消毒液といったものもいろんな店で売られていて、日本のように品不足ということはないようです。
この店で売られているマスクはすべて日本製です。
定員さんが快く写真を撮らせてくれました。
どこに行っても建築現場は興味があります。
足場が竹製というのがさすが香港です。
香港は以前行ったマレーシアの中華街と比べるとかなりキレイな印象です。
一通り街並みを見学し、再び地下鉄で九龍駅に向かいます。
駅のセブンイレブンでサンドイッチを買い、駅の上にある空中花園で食べました。
気候的には日本の桜かツツジの頃でしょうか、外での食事がとても心地いいです。
香港のアパート、マンションは、韓国同様ベランダがありません。
より庶民的なビルは窓から洗濯物が突き出たりしています。
九龍駅の辺りをうろうろしていたら、スケートリンクがありました。
見ているだけで楽しくなります。
その後午後6時に空港に着き、今こうしてiPadでホームページを更新しています。
もう搭乗手続きの時間です。
飛行機の便が変更になったお陰で、香港の街を堪能することができました。
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