香港

リーガル エアポート ホテル

香港までの飛行機は、たぶん自分と同様、キャンセルになった午前の便から振り替えた人たちほぼ全員が乗っていたのだと思います。
それでも座席は三分の一も埋まっておらず、その乗客ほぼ全員がマスクをしているという異様な雰囲気です。

定刻通り香港に着き、機内でもらった入国書類とパスポートを提示すれば入国スムーズでした。
ただひとつ問われたのは、14日以内に湖北省に入ったことがあるかどうかということだけです。

空港に隣接するリーガル エアポート ホテルが、キャセイパシフィック航空が用意してくれた「トランジットホテル」です。

リーガル エアポート ホテル

とても綺麗で豪華なホテルで、朝食と昼食がついています。

リーガル エアポート ホテル

この物々しい空気の中で香港まで来て思うのは、やはり日本政府の危機管理能力のなさ、無能さ、そしてそれを許してきた国民の愚かさです。

日本人は昔から、水と安全はタダだと思っている、平和ボケなどと言われていますが、この度のこの危機的状況に於いて、その悪い面が一気に出た感があります。

今日本は中国に次ぐ感染国として世界から危険視されています。
さらには昨年の増税の影響で消費はマイナス成長となり、これでもし東京が今の武漢のような状態になれば、日本は再び立ち上がることは出来ないでしょう。

これまで何度も述べているように、今は時代の大きな転換期であり、このような世界的危機が訪れるのは必然です。
けれどその中で日本は新たな時代の盟主となるべき役割があり、その力を大きく発揮させるスタートの年がこの2020年です。

その大切な時に日本が大きく低迷した状況にあるというのは、日本のみならず、人類全体にとって極めて不幸なことです。

この危機的状況を、日本にいるよりも海外でより強く感じるというのは情けないことです。
まずはできることをひとつずつすること。
自己防衛、自己免疫力を高めることがまず大切です。
ここ香港の民主の女神も訴えています。

そして政府は、製薬マフィアなどの利権勢力におもねることなく、真に国民の利益になる情報を公開し、それを実行に移すべきです。
日本は香港の民主化運動を対岸の火事として見ていられる状態ではありません。
日本がいかに非民主的な動きにより導かれているのか、そのことを知り、ぬるま湯から熱湯に温度が上がっても脱することのできない「茹でガエル」の状態から抜け出しましょう。

今見たニュースで、ついに政府も動きましたね。
朗報です。
  <新型インフル薬、新型肺炎の治療活用を検討へ 政府方針(朝日新聞デジタル)>

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