2020年、インフルエンザの感染者数が激減しているのは、マスク着用が定着したからではありません。
インフルエンザの流行曲線はほぼ毎年同じ形を描いており、日本に於いてマスク着用、自粛生活に入る以前の1月第二週目あたりから明らかに感染者数が減少に転じています。
これはこの時期に日本にコロナが大量流入し、ウイルス干渉によってインフルエンザの感染が抑えられたと考えるのが妥当です。
「日本人集団免疫獲得説」を提唱している京都大学大学院上久保靖彦特定教授は、インフルエンザの流行曲線、「鳥インフルエンザ情報共有の国際推進機構(GISAID ジーサイド)」で発表されているコロナの特性を解析し、日本には2019年12月に中国より最初期型で弱毒のコロナS型が一部都道府県に流入し、その後2020年1月に同じく弱毒でS型の変異型であるK型が全国に入ってきたことを特定しました。
日本はその間、中国からの入国を3月8日まで許可し続け、K型の大量流入によって体内のT細胞免疫が活性化され集団免疫ができ、4月に東京から入ってきた強毒型のG型に打ち勝つことができました。
対して欧米は早々に中国からの入国禁止を打ち出したため、K型が入ってくることができず、T細胞免疫を得るチャンスを逃してしまい、弱い抗体を持つがゆえに逆に感染を増悪させるADE、抗体依存性感染増強によって大量の死者、重症者を出す結果となってしまいました。
この集団免疫説を支持する学者は多く、本として広く出版されているにも関わらず、ほとんどの報道機関は沈黙を保ち、「ビートたけしのTVタックル」など一部メディアでは取り上げられたものの、重要な発言部分はカットされ、あたかもこの説がいまだ仮説であるかのような印象操作をしています。
集団免疫説は日本国民全体にとって大きな福音であり、もし政府が本当に日本の経済的混乱を抑えたいのであれば、すぐにでもこの説に着目し検証をするべきです。
けれどいまだ否定することなくただ黙殺を続けているのは極めて奇異な状況であり、その裏に何かが隠されていると考えざるえません。
日本でコロナ被害が少なかった理由
これは2020年の世界59の国や地域に於ける平均的な年と比較した死者数の変化、超過死亡数で、アメリカ30万人、ヨーロッパ数万人と軒並み例年よりも死者数を増やしている状況で、わずか九カ国だけが死者数を減らし、その中でも日本が断トツの減少数です。
日本でこれだけコロナによる被害が少なかった理由は、
- 弱毒性から強毒性へと徐々に感染が広がり、日本人全体が集団免疫を獲得した
- 東アジアは毎年のようにコロナ風邪が流行し、コロナに対する抵抗力を持っていた
- 日本は家では靴を脱ぐ清潔な環境で、ウイルスが繁殖しにくかった
というようなことが考えられます。
人口あたりの死者数で見ても、東アジア各国と欧米との差は歴然です。
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