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身体との対話<3>

この「心とからだの健康レポート」に、
数多くの簡単に実践できる健康法をご紹介していますが、
その中でも何が最も大切かと問われたら、
迷うことなくこの「身体との対話」であると答えるでしょう。
   身体との対話<2>

日々生かされている喜びを感じ、
その思いを目に見えない心に刻み、
そして目に見える体に伝えていく、
その具体的かつ効果的方法として「身体との対話」に勝るものはありません。

前項でハワイに伝統的に伝わるホ・オポノポノをご紹介しましたが、
これを知ったお陰で日々体にかける言葉のバリエーションがとても豊かになり、
「身体との対話」もひとつ段階が進歩しました。

「身体との対話」の基本は、身体への感謝の気持ちを言葉にして、
それを実際に口に出しながら手で体に触れる(手当て)ことです。
けれども言葉は決まり文句のようになると記号になり、
思いがこもらなくなってしまいます。
心の中の思いをいろんな言葉で表すように努力することは、
言葉に思いを乗せるという意味でとても大切です。

ありがうと、お疲れ様、・・・その日にあったことへの感謝の思いを
体に語るようにしてきましたが、ホ・オポノポノを知ってから、
  ・ごめんね
  ・ゆるしてね
  ・ありがとう
  ・愛してるよ
この四つの言葉を中心に、よりいろんなことを自由に語れるようになりました。

体に言葉を語りかけるのは、健康のため義務的にしているのではありません。
実際にやっている方ならお分かりだと思いますが、
自分の体に手当てとともに言葉をかけると、
目に見えない形(目に見える場合もあります!)で何らかの反応が返ってきて、
こんな楽しいことはないのです。

まるでまだ口のきけない赤ん坊に、
お母さんが一生懸命いろなことを語りかけるように・・・、
はたから見ているとまさにこんな感じでしょう。

楽しく言葉をかける、そして反応が返ってくる、
そうするとさらに言葉をかけ、感謝することに熱がこもる・・・、
この善循環サイクルが形成されると、
「身体との対話」の効果、楽しさの高まりは止まるところを知りません。

自分の内的のものへの対話という意味では、
内観、瞑想と同じかもしれません。
言うなれば動的瞑想です。

この「身体との対話」、動的瞑想が高みに向けて発展していく段階で、
私にとってホ・オポノポノはひとつ大きな役割を果たしてくれました。


「爪もみ健康法」も「身体との対話」を実践法する中で
最も大切なもののひとつと言えます。
  「爪もみ健康法」<2><3><4><5>

「身体との対話」は、夜、お風呂の中で、爪もみも加えて実践するのが
最も理想的です。

人生の大きな目標に向かって、あるいは今日一日の抱負を胸に抱いて、
何かを決意することと、
感謝の思いを抱き、表現することとはふたつでひとつ、陰と陽との関係です。

  陰 ・・・ 感謝
  陽 ・・・ 決意

☆ 夜
一日がはじまる朝は、
「よし、これからがんばるぞ!」と決意を抱く時、
そしてその決意を胸に一日の行動を終えた夜は、
その日一日のがんばりをねぎらい、
無事その日を過ごせたことに感謝する時です。

☆ お風呂の中
強い決意を胸に抱く時、人は無意識のうちに口を真一文字に結び、
眉間にしわを寄せ、背筋を伸ばし、肛門を締め、手足、体中に力を入れます。
これは決意というものが収縮力を有する陽性のもので、
体の中心感覚と対応しているためです。
それと逆の感謝の気持ちを抱く時、頬、口元はゆるみ、目尻は下がり、
体全体の力が抜けてリラックスした状態になります。
つまり感謝とは、ゆるむ、膨張、拡散という陰性の性質を持ち、
体全体、端々の感覚と対応をしています。
ですので、体全体がゆるみ、リラックスをしているお風呂の中は、
感謝の思いを表現するのに最適なのです。
しかも裸で体全体をくまなく洗うのですから、手当てをするのに最高の場所です。

☆ 爪もみ
感謝は陰性の理ですから、
体の最も端っこの手足の指先から思いを伝えるのは、
きわめて理にかなった行為です。
これは理屈ではなく、実践してみればすぐに理解できることです。


夜、お風呂の中、爪もみ、
これに感謝の言葉を口に出しながら手当てをしてみてください。
ホント、すぐに効果が体感できますよ。 (^o^)v

あなたがあなた自身の善循環サイクルを日々の生活の中で築くことができますことを
お祈りいたしております。

ごめんね  ゆるしてね  ありがとう  愛してるよ

  身体との対話<4>

2008.08.21 Monday
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