生命の輝き<2>
「生命の輝き」でご紹介した天才ピアニスト小林愛実ちゃんのピアノは、
やはり多くの人の心を魅了するのでしょう、
このホームページに彼女の名前 小林愛実 で検索し、
訪れてくださる方がたくさんおられます。

私は今でも繰り返し彼女のピアノをパソコンを通して聴いていますが、
何度聴いても彼女のピアノの音は聞き飽きることがありません。
彼女ほど自然な形で音楽から喜びを表現できる音楽家はそうはいないでしょう。

まだ小学生でCDをリリースしていない彼女ですが、
YouTubeにはたくさんの動画がアップされるようになりました。
  YouTube 検索 「小林愛実」
  YouTube 検索 「Aimi Kobayashi」


彼女の魅力はやはりその音、音楽から表現される生命の持つ輝きと喜び、
そしてみずみずしさです。

「音楽を聴いて楽しい気持ちになる」ということが音楽の究極の目的とするならば、
小林愛実ちゃんは世界でも間違いなくトップクラスの音楽家です。
彼女の演奏を他のピアニストの演奏と聴き比べてみると、
その違いと特長がとてもよく分かります。

まだ若かりしショパンが情熱をもって書き上げたスケルツォ第1番、
この熱き名曲を奏でる小林愛実ちゃんのピアノを聴いてください。
  (演奏がはじまるのは55秒ぐらいからです)

Chopin Scherzo No. 1 in B minor, Op. 20



コンサートホールの観客席、たぶん最前列から手持ちのビデオカメラで撮ったものでしょう、
この映像と音声から、彼女の演奏の魅力は十分に伝わってきます。
体全体で踊るように弾いている姿もとてもほほえましく感じます。


同じショパンのスケルツォ第番、世界的にも有名な二人のピアニストの演奏です。

マウリツィオ・ポリーニ(Maurizio Pollini)
理知的で完璧なピアノで、現役ピアニストとして世界最高とも評価されています。



ユンディ・リ(Yundi Li)
2000年のショパンコンクールで優勝、端正で美しい音色はとても魅力的です。



やはり世界でも超一流と評される二人の演奏は、
技術的にも音楽的にも素晴らしいものです。
特にユンディ・リの完璧ともいえる技術の裏に感じるほのかな艶と色気のようなものは、
格別ですね。

小林愛実ちゃんのピアノは天才的とはいえ、
まだきっとこれから向上していく余地は十分にあると思われます。
今後の成長が楽しみです。

けれども今の彼女のピアノの音には、この二人の巨匠にない彼女独自の魅力があります。
聴いていて楽しい、嬉しい、ワクワクする、
こういった感覚を聴き手に与えてくれます。

音楽の素晴らしさを頭で理解させるのではなく、
もっと本質的な音楽を通して伝わってくる “喜び” を、
頭ではなく、直接体の中に染み渡らせてくれるような感じがするのです。

音楽の好みや感じ方は人様々で、
私が受けとった感覚が普遍的なものであり、
万人に共通するものだと言い切る自信はありませんが、
彼女がどんなシリアスな曲を弾こうとも、
その音には何か胸躍らせるような明るい希望、喜びといったものが
込められているように感じます。

これは彼女のピアニストとしての技術力、表現力ではなく、
彼女の持つピアノの音そのものにそういった力があるのだと思います。


音楽の元となる楽器の音には、
演奏者の思い、人柄、・・・様々なものが濃縮されて現れます。

演奏者の息を音に変える管楽器は特によく分かります。
息(いき)は “生き” に通じ、演奏者の体の中から出たものが音に変わるのですから。

弦楽器も振動し音を出す楽器を演奏者が抱え、
体の振動する音色が楽器の音色を左右するのは当然のことです。
弦楽器ではないですが、
私はチベッタンベルをいろんな場所で、いろんな人に鳴らしてもらうのですが、
それを持つ人によって音がまったく違ってくるのに毎回驚きを感じています。

ピアノという鍵盤楽器は、演奏者が押した鍵盤の動きがハンマーに伝わり、
それが弦を振動させるのですから、
管楽器や通常の弦楽器と比べると音が出るまでの仕組みがかなり間接的です。
けれどもやはり演奏者の個性というものが、
音そのものに込められて表現されているように耳と体で感じます。


ちょっと突拍子もない話ですが ・・・ 、
私が懇意にしていただいていた植物の超能力を研究していた故三上晃先生は、
植物さんに電極を繋いだリーフ・バイオ・センサー(L・B・S)という機械を使い、
様々な実験、調査を試みておられました。

L・B・Sを使って航空写真を調べると、どこに石油、金、温泉など地下埋蔵物があるか、
また人物写真からその人の病気、親子などの血縁関係が分かると言われていました。

そしてなんとワープロを使ってプリントされた文章にも、
それを打ち込んだ人の波動が乗っているとまで言われていました。
つまりワープロのキーボードを打ち込む時に指から発せられる波動が、
機械を通し、デジタルデータ上にまで込められているということです。

これが事実とするならば、ピアノの鍵盤を押さえるピアニストの肉体、精神の持つ波動が、
そのピアノの音色に込められているのは当然のことです。

現代科学をはるかに超越した話ですが、
三上先生と長らく懇意にしていただき、そのお話、お人柄、生き様から、
私は三上先生の提唱される理論や実験結果はすべて真実であると確信しています。


小林愛実ちゃんのピアノはとてもみずみずしいもので、
これは誰が聴いても同じ印象を持つでしょう。

みずみずしいとは、水っぽく潤いがあるということ、
一般的に男性より女性、大人よりも子どもの方が
体重に占める水分含有量は多いとされています。
特に愛実ちゃんは見た感じポチャポチャと可愛らしいですので、
そのみずみずしいピアノの音色は彼女の肉体的特質からくるものかもしれません。

けれども小学生の女の子の弾くピアノの音色がすべてみずみずしいかというと
そうとも限らないので、
彼女はその大人顔負けの卓越したピアノの技術、表現力とともに、
年齢、肉体にふさわしい子どもらしい気持ちを兼ね備えているのだと思います。


彼女の奏でるピアノの音が持つ、体の中にまるで遠赤外線のごとく染みこんでくる
明るく楽しい喜びの感覚は、この上ないものです。

一度この音の素晴らしさを知ってしまうと、
どんなに上手なピアニストの演奏を耳にしても、
『人間は、大人になるにつれてたくさんの知識や技術を身につけるけれど、
 それと同時に人として大切な何かを失っていくんだな ・・・』
ということを感じずにはおれません。

音、音楽というものは、私たちに様々なメッセージを伝えてくれます。
そしてそれは人間の持つ思考を超えた、体の奥底で感じ取る世界です。

今は時代の大きな転換期で、様々な価値観が大きく変わろうとしていますが、
人間の持つ五感ににおいては、
これまでの見える世界、視覚重視の世界から、
感じる世界、聴覚重視の世界に移行していくものと考えています。
  (聴覚のみが、骨導聴覚という形で体の内部に向けての感覚器官を有しています)

私がおすすめしている美波動も、
お陰様でたくさんの方達に愛用していただくことができましたが、
最もすぐに効果を感じるのはやはり聴覚です。

美波動をラジカセ等のオーディオ機器の上に置くと、
単なる音が音楽に変わり、体の中にやさしく染みこんでくるのを感じます。
これはちょうど小林愛美ちゃんと他のピアニストとの音の違いにとてもよく似ています。


小林愛実ちゃんのCDはいつリリースされるのでしょうか。
これからも彼女は成長を続けるのでしょうが、
きっと今この時にしか出せない音の表現というものがあるはずです。

その足跡を印す記録としてのCDリリースされるまで、
YouTubeからダウンロードした動画を聴きながら待つことにしましょう。

 ※ デビューCDです!(2010年発売)
小林愛実Debut!(DVD付)
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2008.08.17 Sunday



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