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引き受け気功

平成元年に文明法則史学と出合い、
これからは東洋の時代であるということを知り、
この十数年間、ずっと東洋の理とは何か、
その価値観の中心となる生命とは何かということを考え続けてきました。

女と男、植物と動物、月と太陽、
それぞれが同じ属性を持ちながらも反対の性質を持つように、
これからはじまろうとする東洋の理、生命の法則と
これまで主流であった西洋的科学、合理主義とは、
まったく正反対、相反する性質を持っています。

そしてその西洋から東洋へ、大きく価値観が移り変わろうとする現在、
これまでの常識を覆すような
新しい様々なモノや方法、考え方が生まれてきています。


先日初めて出合った「引き受け気功」は、
まさにこれまでの常識を覆した革新的なものであり、
東洋の理を具現化した素晴らしい方法であるということを確信することができました。

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例外はあるかもしれませんが、
これまでの気功は、身体の内側、あるいは宇宙や自然から
善なるエネルギーを引き出し、
その力を用いて悪なるもの、病気、災厄、不幸を駆逐するという、
この善悪二元論の価値観が基盤にあるように思います。

これは今まで私たちが常識としてとらえてきた考え方です。

ところが引き受け気功は、病や災厄を避け、駆逐するのではなく、
それらを“受け入れる”ことにより様々な問題を解決していこうという
これまでなかった、善悪を超えた太極的価値観に基づくものです。

普通は「福は内、鬼は外」なのですが、
引き受け気功では「鬼は内、福は外」という考え方ですので、
ちょっと考えただけでは理解できない超常識の世界です。


上記の本には癌や脳梗塞、重症筋無力症、鬱病に花粉症、
重病やアレルギー、ダイエットに至る様々な疾患や体質が
改善された喜びの声が紹介されています。

それとともに家庭不和、サルや青虫から農作物を守ることができた、
壊れたラジオや機械の調子がよくなった等
人体以外への大きな効果が報告されています。

人間の想念は宇宙の森羅万象、すべてのものと繋がっています。
ですからその効果がジャンルを問わないのは、
当たり前といえば当たり前なのですが、
きわめて簡単な方法でこのような大きな効果が出るというのは本当に驚きです。


今はスピリチュアル文化が花盛り、
書店に行けば、“信念の力で願望実現”といったマインドパワー関係の本が
山のように並べられています。

たしかに人間のイメージする力は絶大なるものです。
心の中に具体的なイメージを思い描き、
その想念の力を使って願望を実現化させたり、
不思議な出来事と遭遇された方も多いのではないかと思います。

では人間が願ったことはいかなる事でも現実化するのでしょうか。
強く強く願ったことでもなかなか現実化しないことはたくさんあります。
また逆に、ほんの少し思ったことが突然目の前に現われビックリすることがあります。

人間が顕在意識で思い描いたことはその下の潜在意識に入り、
民族共通の意識、人類共通の意識、・・・と様々な階層を経て
すべてのもの、時空をも超越した最も根底の意識体へと入り、
  (それが神、サムシング・グレートではないのでしょうか)
それが形となって現われたモノが
私たちが目で見て認識することのできる“現実”です。

ところがこの思考を現実化させる過程で様々な意識体を通るため、
人が表面意識で強く願ったことと
その下の潜在意識で思っていることに食い違いがあれば、
それは現実化することなく終わってしまうのです。

何らかのトラブルと出合った時、人はそれを回避、解消することを願うものです。
しかし潜在意識ではそのトラブルと遭遇することによって
いろんな学びや気付きを得たいと願っているのかもしれません。

「何事も思う通りにはならない」と言いますが、
この表面意識の思いを超えたある方向へ引っ張っていこうとする
潜在意識の絶大な力が、宗教的な言い方ですが、
業(ごう)、因縁、カルマ、運命というものなのでしょう。

この強力な潜在意識の方向付けを変えるには、
よほど強い思いを持つか、
習慣、行動、そして最終的には生き方そのものを
変えなければならないと言われています。

逆に“願望実現のテクニック”で“成功”というものを手に入れても、
それがより深い意識が真に望むものでないとするならば、
決していい結果を生むことはないというのは、知る人ぞ知る真実です。

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ではなぜ引き受け気功で簡単に、
しかもいろんな方面で大きな効果が生まれるのでしょうか。

これはとても大切なポイントで、これからより深く検証していきたいと思うのですが、
推察するに、通常私たちが持つ願望というものは、
自分、あるいは自分の身内の幸せ、健康等のように “自分” というものが主体です。

先に述べた通り、その意識は様々な階層を経て現実化するため、
必ずしも表面的な意識が現実化するとは限りません。

しかし引き受け気功は、本来ならば忌み嫌うべき病気や災厄という
これまで悪とされてきたものに意識の主体を置き、
それをも受け入れるという肯定的な発想からイメージをスタートされるため、
自分に主体を置いたこれまでの “願い” ではブロックされていた意識の階層を
何らかの形でスルー(通過)してしまうのではないかと思われます。

また病気、災厄を受け入れ、感謝の意識を向けることにより、
そこから学ぶべきものを学んだと潜在意識が判断し、
それらの問題が消失(回避)してしまうのかもしれません。


有名な「天国と地獄」というお話しです。

ある人が仙人に連れられて地獄に行きました。
そこは想像していたのとは違い、花が咲き小鳥がさえずり、
とてもきれいなところでした。
そして食堂の中に入るときれいなテーブルに数々のご馳走が並び、
その周りをたくさんの人が取り囲んでいます。
しかし全員の手には1メートルもの長い箸がくくりつけられていて、
みんな自分の口の中にご馳走を入れようと必死になっているのですが、
どうしても食べることができず、みな飢えてしまっています。

今度は天国に行ってみました。
天国の景色は地獄で見たものとまったく同じでした。
食堂もテーブルに並ぶ数々のご馳走も、そして手にくくられている箸も・・・。
しかし違うのは、テーブルを囲む人たちがみな周りの人たちの口に
長い箸を使ってご馳走を運び、お互いが分かち合い、
みな福々としているということです。


引き受け気功と出合い、この「天国と地獄」の話を思い出しました。

善悪を超越し、すべてのものに価値を見いだし、
自分の外なるものの幸せを願う、
このことに、最も身近であり、最も不可解で未知なるもの
私たちの “意識” を知る大きな鍵があるようです。

引き受け気功の創始者である藤谷康充先生が講習会の最後におっしゃった
「引き受け氣功は真理のほんの一部、入り口でしかありません。
 けれども入り口さえ分かればそこから更に奧に入って行くことができるのです」
この言葉がとても心に残りました。


引き受け気功を実践するのは簡単です。
1500円の本を一冊買えばいろんな体験談とともに
基本的な考え方、方法が紹介されていて、
必要なことはすべて学ぶことができます。

より詳しく知りたければ講習会を受けられるといいでしょう。
受講料3000円、引き受け気功を生み出された藤谷康允先生の
パワフルでものすごく面白い2時間半の話を聴けば、
引き受け気功功の本質がより深く心に入るはずです。

  引き受け気功ホームページ  大まかな日程

実践するに当たって、習熟する必要はありません。
ただ方法通りやるだけです。
「不規則正しく」、これがモットーだそうです。


善悪を超越した世界、簡単、楽しい、誰にでもできる、
お金がかからない、あらゆることに対して絶大な効果がある、
副作用、デメリットがない、
まさに東洋の理の神髄ですね。

新しい時代の息吹、引き受け氣功の喜びを
一人でも多くの人に享受していただきたいと思います。

  引き受け気功<2>
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