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2012年10月1日 ・・・ オスプレイ

今日は10月1日、実りの秋のスタートです。
そこで少しだけ心機一転ということで、
この「日々の思い」のコーナーでも、
各ページにサブタイトルを付けることにしました。

タイトルがないので思いのまま書きやすかったのですが、
それでは後で検索していただくのがあまりにも大変なので、
テーマというほどではなく、
あくまでも主に述べたことをサブタイトルとして付けることにしました。

過去のページにも後ほどサブタイトルを付けていくかもしれません。


昨日書いたページで、相手の悪い部分から話を展開していくのは、
モラル的にも難しいというようなことを書きました。

それと同様に、世間の大部分の意見と対立することを書くのは勇気がいります。
けれどそれは大切なことだと感じてきたので、
これまで積極的に実行してきました。

私がこのホームページで書くスピリチュアル論は、
ほとんどのサイトに書かれているスピリチュアルな世界と対極的だと思います。
今はスピリチュアルと言いながら、
その世界は、物質世界への執着や不安から発せられたものがほとんどです。

また自らいいと感じてお勧めしているものでも、
そのマイナス点を感じたならば、
積極的に書いていくよう心がけています。
トイレ掃除ホ・オポノポノ引き受け気功、すべてそうです。

そもそも、そのものや方法自体が完璧であることなどあり得ません。
すべての価値はそのものや方法との関わりの中で生まれるのですから、
関わり方がまずければ、よい結果を生まないのは当然なことです。

また逆によい結果を生んでほしいからこそ、
悪い結果を招くような関わり方をあえて紹介しています。

ですからこれは、そのものや方法の価値を下げることではなく、
逆に活かし、価値を上げていくことにつながるのです。

もしあなたが、これはいいな〜、素晴らしいな〜と思えるものと出合っているなら、
そして自分にとってその価値を最大限に高めたいと願っているなら、
それに対して盲目的に心酔するのではなく、
それとの関わりの中でマイナスが生じるとしたらどういった時なのか、
危険性があるとしたらどの様なものなのか、
それとどう接していくのが自分にとって最もプラスになるのかを考えてみることです。

それがそのものの価値を高める最も大切なポイントです。


私がこのホームページに書いていることは、
自らが考え、感じ、正しいと判断したことです。
もちろん自分が正しいと判断したからといって、
それが絶対に正しいとは限りません。
けれどそれが正解か不正解かであるかより、
その過程で、いかに自らの判断でその考えを導き出したかの方が
重要だと考えています。

それともうひとつ大切にしているのが全体のバランスです。
ひとつの物事の判断に対し、
意見が真っ二つに割れることは珍しくありません。
また意見が割れるからこそ、
対極の意見を推進した際に監視役としての安全弁にもなるのです。

日本人は場の空気というものを大切にします。
また狭い国土にほぼ単一民族で長年暮らしているため、
対立する意見を堂々と述べて論争をすることが苦手です。

すべては言わぬが花 、語らずして語る、あうんの呼吸で済ましてしまいます。
これは日本人の美徳でもあり、文化でもあるのですが、
絶対善というものが存在しないように、
この美徳や文化にも、やはりマイナスの面があります。

その場の空気に流され、
ただ何となく、反対意見を語ることなく、
ひとつの方向に意見が集約されてしまう危険性があるのです。

それがきちんとした論理に基づくものなら安心かもしれませんが、
その流れの源流が感情であったり、
またその感情を意図的に操作したものであったならば、
とても危険な方向へ流れて行ってしまうことにもなりかねません。

私はそういった意味では日本的ではありません。
へそ曲がり、変わり者、天の邪鬼、
日本語ではあまりいい語感ではない、そんなタイプの人間です。

けれどそんなタイプだからこそ、
個としてはアンバランスな変わり者でも、
あえて人と違った意見を発し、
全体のパランスを取る貴重な働きができると信じています。


特に今は価値観が大きく移りゆく時であり、
また「ワンネスは実践にあり」のすぎやまこういち氏の発言の通り、
今の日本は内戦状態にあり、
日本のマスコミは意図的に国益にならないことを発信することが多々あるので、
その誤った報道に先導され、
世論がおかしな方向へと行ってしまうことが、
今現在最も危惧されることです。

意図的に誤った方向に情報を操作させていく場合、
自分にとって都合のいい情報しか流さなかったり、
論理的に物事を検証することを避け、
ひたすら感情に訴えたり、不安や恐怖を煽るようなことをしていきます。

今日はアメリカ軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ
沖縄の普天間基地に配備されたこと、
そしてそのことに対し、
沖縄で反対運動が起こっていることが盛んに報道されていました。

日本国内で起こっている反中国デモはほとんど報道しないマスコミも、
オスプレイ配備反対運動の報道には積極的なようです。


オスプレイはこれまで配備されてきた旧式ヘリコプターと比べ、
比較にならないほど機動力のある輸送機です。
プロペラ機とヘリコプター、両方のいい面を兼ね備え、
飛行速度は速く、空中給油も可能で航続距離は長く、輸送力はあり、
また空母にも配備することが可能で、
在日アメリカ軍の機動力が格段にアップすることは間違いありません。

その詳細についてはこちらをご覧ください。
  <垂直離陸ができて・・・新型機オスプレイ- GIGAZINE>

ただ機動性があり、
プロペラエンジンの向きを飛行中に回転させる動作が求められるので、
その際に事故が発生しているのは事実です。

問題はその “発生” という言葉が示す意味、
そしてそのから生じる危険性、
そしてオスプレイを日本から追放し、その “危険性” を回避した際、
そこから生まれる新たな危険性はないのかということです。

私は今のマスコミ報道、世論の反応を見ていると、
とても冷静で論理的な判断をしているとは思えません。

ここでネットで検索して見つけた、
オスプレイの危険性について書かれたページをご紹介いたします。

『事故率』で見ればオスプレイは「安全」?

『7月23日、米軍が沖縄・普天間基地に配備予定の垂直離着陸輸送機『MV22オスプレイ』(以下、オスプレイ)12機が、一時駐機のため山口県岩国市の岩国基地に陸揚げされた。同所では地元住民による激しい抗議活動が展開され、日本中で「配備反対」の声が沸き上がっている。

オスプレイは事故により開発開始から現在までに計36人の死者が出ており、“未亡人製造機”と揶揄(やゆ)されるほど、その安全性が問題視されている。果たして、この次世代軍用機は本当に危険なのだろうか。航空ジャーナリストの青木謙知氏がこう説明する。

「オスプレイは米軍の海兵隊が配備する新型兵員輸送機。最大の特徴は、主翼の両端についたプロペラ部分の角度を変えられる点にあります。プロペラを真上に向ける垂直離着陸モードでは、ヘリコプターのようにどこでも離着陸でき、その場で機体の位置をキープするホバリングも可能。その状態から垂直にプロペラを前方に傾ける固定翼モードに切り替えれば、飛行機のような高速飛行が可能に。わかりやすくいえば、飛行機とヘリ、両方の利点を兼ね備えた“いいとこ取り”の航空機です」

そのオスプレイをアメリカが普天間基地へ導入する理由について、軍事ジャーナリストの世良光弘氏は次のように解説する。

「現在、普天間基地で使われているCH46というヘリは老朽化が進み、米軍はオスプレイへの機種更新を急いでいます。行動半径は約600kmで、CH46の4倍超。空中給油もできるため、1回の給油で朝鮮半島、中国まで達する。万が一、朝鮮半島で軍事衝突が起きた際には、普天間基地から飛び立ったオスプレイが地上戦闘部隊をあっという間に戦地へ運び、迅速に作戦を展開できるようになります」

では、肝心の安全性についてはどうか。

「オスプレイは開発段階や今年2度の墜落事故によって危険性ばかりが強調されますが、10万飛行時間当たりの重大事故の件数を示す『事故率』で見ると、安全性は高いことがわかります。1999年から2011年のオスプレイの事故率は3.32。本格運用が始まった2004年以降で見ると1.93まで低下します。その数字は、戦闘機などを含めた海兵隊全体の平均(2.45)よりもかなり低い水準です」(青木氏)

“重大事故”とは、死者が出たり総額200万ドルを超える損害が発生した事故のことを言う。

「普天間基地に配備されるオスプレイは計24機。そのすべてが毎日1時間ずつ飛ぶと仮定すると、ひと月の飛行時間は720時間となり、このペースで飛び続けた場合、約12年で10万時間に達する。この数字だけを見れば、“約6年に1件”のペースで重大事故が起きる計算になります」(青木氏)

6年に1回の重大事故。この数字からは、他と比べてあからさまにオスプレイが危険とは感じられない。

「飛行機というのは事故が起きれば原因が究明され、安全性を高める改良が加えられます。現在、1.93という水準にあるオスプレイの事故率も5年後、10年後にはもっと低い数字になっているでしょう。一方で、現在配備中のCH46の事故率は1.11だが、むしろ老朽化により、今後事故が多発するのではないかと危惧されています」(青木氏)

前出の世良氏も、こう付け加える。

「確かに“未亡人製造機”と皮肉られた時期もありましたが、それは開発段階で事故が多発していたから。アメリカが量産を決めた2005年以降はそんな呼ばれ方はされておらず、むしろ旧型ヘリからオスプレイへの機種更新は世界的な潮流。いま、オスプレイの配備に対してあそこまで激しく抗議しているのは日本くらいなものです」

テレビや新聞などでは「危険、危険」と騒がれているオスプレイ。だが、現行のヘリを圧倒するスペックや今後見込まれる安全性の向上を考えれば、やみくもに配備に反対するのもどうかと思うのだが……。

(取材・文/興山英雄)
■週刊プレイボーイ33号「オスプレイは本当に危険なのか?」より


数学的には期待値と言いますが、
オスプレイが事故を起こす確率、
その際その事故に日本人が巻き込まれる確率、
その時に予想される死亡する人の数、
これらを掛け合わせれば、
「基地近隣住民の人命が危険にさらされている!」
と声高に叫んでいる人たちが最も求めてしかるべきである
数字として表したオスプレイの危険性がはじき出されます。

客観的な報道とは、
こういった真に危険性を示す客観的数字に基づいたものでなければなりません。
ただ大声で叫ぶ反対住民の様子を大写ししたり、
過去に事故があったという “事実” を報道するだけでは、
感情操作であると言っても言い過ぎではないと考えます。

私は軍事専門家ではないので、
オスプレイの危険性を具体的数字で示すことはできません。
けれど普天間基地のある人口10万人弱である沖縄県宜野湾市、
ここにある宜野湾署管内の交通事故による死亡者数は平成18年度は4名ですが、
これまで米軍機の事故によって何名の日本人が死亡したかを考え、
また先の記事の数字からオスプレイの危険度を判断すると、
それよりも何桁も低い数字であることは間違いありません。
  <ゼニ目当ての報道ヘリの方がオスプレイより落ちている事実 二階堂ドットコム>

それに対し、竹島、尖閣諸島の問題で日本の主権が危うくなり、
紛争の危機さえ感じさせる今日において、
オスプレイを排除し、
米軍の機動力を削ぐことによって生じる日本国民のリスクは計り知れません。

今の状態で、一体誰が日本の国を守ってくれるというのでしょうか。
竹島、尖閣は日本の領土、
けれどオスプレイはなんとなく怖いからイヤだなどと言うのでは、
おもちゃ売り場でタダをこねている幼児と変わりがありません。


オスプレイが配備されて最も困るのは地元住民ではありません。
何か事が起こった時には、
それでもって誰が得をするのかを考えてみれば分かります。

在日米軍の機動力がアップし、
朝鮮半島、中国、そして尖閣諸島までも直接的行動範囲が広がったなら、
困るのは、日本と対立し、領有権争いをしている二つの国でしょう。

そう考えたならば、それら第三国が、
マスコミや世論をオスプレイ反対の方向へと
後押ししていると考えるのが妥当です。
私はそう推察しています。
  (沖縄にもこのような方たちがおられます。マスコミでは一切報道されませんが・・・)

この図を見ると、第三国にとってオスプレイがいかに脅威なのかがよく分かります。




先に述べた通り、
私は自分の考え方が絶対に正しいとは思いません。
また自分の意見が世論が引っ張られている方向とは逆だから、
あえてその意見を述べたいという意思があります。

いつも言うように、大切なことは自らの目で検証し、
自らの判断に基づき行動していくことです。
けっしてマスコミ報道や世論に流されることなく、
冷静に事実を判断していただくことを望みます。


こうは書いたものの、
このページを書くにあたってネットをいろいろ調べてみたのですが、
やはりネットユーザーの意見の中には、
オスプレイ反対一辺倒のマスコミ報道に
異を唱える人が少なからずおられるようです。

ツイッター登録者しか見られないとは思いますが、
ツイッターで「オスプレイ」という単語を検索してみると、
オスプレイ配備を是とする人の意見をリアルタイムで読むことができます。
  (もちろん配備反対の方もおられます)
  <Twitter - 検索 - オスプレイ>

また「オスプレイ 事故率」で検索してみると、
オスプレイの真の姿がよく分かります。
  <オスプレイ 事故率 - Google 検索>


私のホームページを見てくださる方は、
たぶん何らかの形でスピリチュアルなことに関心のある方たちなのだと思います。
そのような方に対し、
こういった防衛のことを書くのは好まれないことであるのはよく理解しています。

けれど私は自分独自の立場と切り口で、
今最も大切であると感じることを伝えていきたい、
ただその思いだけです。

それがたとえ誤解を生じさせることであったとしても、
それはそれで致し方ありません。
これは自らの生き方に関わってくることなので、
これを変えることはできません。


ハガキ道の坂田道信先生は、
「生きるとは魂を磨く作業である」と語られました。

今の混沌とした時代において、
最も魂を磨く方法は、気功や瞑想、願望実現法の習熟ではなく、
実社会の様々な矛盾や葛藤と戦っていく中にあるのだと信じています。

実践こそが宝です。
そして秋はその実践のシーズンです。

今日のページの最後に、今日配信されたスーハメルマガのことばを引用します。
実りの秋、実践の秋を、充実した時としてお過ごしください。
  <スーハメルマガ>

こんにちは。リン・スーハ研究所です。

今日から10月突入ですね。
10の月は「10」の波動と「十」の波動。

スーハメッセージカレンダーでは
『全て実践する・行動する・完成する』の月となっています。

何事に対しても2012年の全てのまとめの月として実践・行動して下さい。
弱気は大禁物です。
全てを積極的に実践する月です。

積極エネルギーは何事も驚くほどスムーズに運んでくれるエネルギー。
元氣を与えてくれ、健康で若々しく生きる方法でもあります。

今日10月1日の波動は「感謝と愛があればこころゎハッピー」
このコトバ通りスタートして下さい。

そして、10月31日締めの日の波動は「勇猛果敢」
これは、勇ましくて力強く決断力のあるさまを意味します。

そのような10の月の波動を捉えて、実践・行動しましょう。


2012.10.1 Monday  
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