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ヒロシマ・アーカイブ<2>
毎週金曜日の早朝は、積極人間の集いという異業種交流会に参加しています。
そこでいつも一緒になる平和の語り部、緩急車雲助こと久保浩之さんに、
今日、平和公園にある国立広島原爆死没者追悼平和祈念館に
案内していただきました。
ヒロシマ・アーカイブに書いたように、
三年ほど前、久保さんに平和祈念館の方をご紹介いただき、
被爆者の証言映像をネットにアップしていただきたいとお願いしたものの、
それが結果の分からないままずっと保留になっていたので、
とても気になっていました。
思い立ったら即実行ということで、
今日久保さんにお会いした時にその思いを伝えたところ、
会が終わった後ですぐに一緒に行きましょうと言っていただき、
二人で行くことになったのです。
お盆期間に入り、あいにく館長さんと副館長さんは不在でしたが、
事務の係の方に対応していただき、
証言映像の話をお聞きしたところ、
もうすでに一部ずつ実行しているとのことでした。
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館からリンクされている
グローバルネットワークというホームページに、
被爆者の証言映像がアップされています。
<グローバルネットワーク 証言映像のページ>
現在は、広島と長崎の被爆者9名の方たちの証言映像ですが、
これがこの8月中には合計40名の方たちの映像となり、
今後も随時増えていく予定とのことです。
それをお聞きし、ネットで確認し、嬉しいと同時にとてもホッとした気分です。
この8月で、広島、長崎に原爆が投下されてから66年の歳月が流れました。
私の周りには、今も被爆当時の様子を記憶している方が何人かおられますが、
その生の証言というものは、今後ますます貴重となっていきます。
原爆投下という過去の人類が犯した大きな過ちを教訓とし、
原爆や戦争という、人が人を殺すような愚かしい行為は過去の遺産となるよう、
今を生きる私たちが、平和の礎を築いていかなければなりません。
安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませんから
2011.8.12 Friday |