ヨガナンダ 心の時代のパイオニア
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ヨガナンダ



神性

ビックバンからはじまり、今も膨張をし続ける私たちが暮らす宇宙において、
陰陽がバランスよく共生する中、
膨張の理を持つ陰性が主体であり、陰性が原初の理を持つということは、
覆すことのできない真理です。
  <原初の理>

陰性とは女性であり、東洋であり、肉体に対する精神、心であり、
ミクロという部分に対するマクロという全体に相当します。

これから人類は巨大な文明の転換期を迎え、
大きな陰性の時代に突入し、精神の時代となり、
この宇宙の森羅万象は、
ひとつの大きな生命体であるという自覚が芽生えてくるものと思われます。

この宇宙を創造した神と呼ばれる存在と私たち人類、人間は、
大きな隔たりを持った別次元の存在であるという西洋的一神教的考え方は廃れ、
万物に神を見いだし、私たちはその神の一部であるという
東洋的多神論的考え方が主体となってきます。
そしてこれが人類にとっての「表の論理」です。

これは宇宙の誕生から現在に至るまでの様相、
人類の歴史、自然の成り立ちといった生命サイクルから推察した
当然の帰結であり、
これを否定することは、天体や四季の移ろい、
万物の生命のあり方そのものを否定するのと同等のことです。


誤解を恐れずに言うならば、
今の私は、思想や宗教といったものには一切興味がありません。
私が興味を持ち追い求めているのは真理であり法則あり、
生命というものの成り立ちです。

一般的な宗教家が語る “信じるもの” は持っていません。
私が信じるのは自分自身(の根底)であり、
身の回りにある自然、時空といったものだけです。
絶対的な力を有する(と思われる)他者に対して、
自らの価値観を依存することはありません。

それは人間誰しもが創造主である神としての属性を備え、
魂の奥底(にあるもの)が最も尊いものであり、
それは何かを学ばなければ見つけられないものではなく、
ただ静かに胸の内を見つめていれば感じ取れるものだと確信しているからです。


私はただ自分を見つめ、自然という創造物を眺めているだけです。
思想や宗教は、
その大地の上に茂っている木々であり、建物のようなものです。

それらの木々や建物に共通する大地には、
自分自身と自然しかありません。
これが本当の意味での原点です。

これから水の時代を迎え、
私たちはより成熟した精神文明を持つようになり、
自然の帰結として、人類全体が、木の上、あるい建物の中から、
この本来の原点である大地へと戻ってくるようになるでしょう。


このホームページを読んでいただいて分かる通り、
神因縁を持つ私は、
これまで様々な素晴らしい宗教家の方たちとの出会いをいただき、
今現在もキリスト教、仏教、天理教、
世界平和や周りの人たちのため、
命がけで布教をしている何人もの宗教家の方たちと懇意にしていただいています。

信仰というものの根底は、仏教かキリスト教か、
一神教か多神教か、東洋思想か西洋思想か、
そういった形で表せるものではありません。

信仰の根本は愛であり、真理を求める姿勢、生き方です。
私はそのことを長年心ある素晴らしい宗教家の方たちとの交わりの中から
感じ取ることができました。

そして今も多くの宗教家の方たちと親交を持てるのは、
私がすべての宗教に共通する “大地” の上に立っているからです。

木々や建物の上にあり、形を求める宗教が悪く、
大地という原点に立っている私がいいというような問題ではありません。
すへては生命リズムという流れの中にあり、
必要として現れたものであり、それらに善悪といった価値基準はないのです。

何事にも善悪をつけたがるのは、
人間の欲というものの表れです。


今人類は急速に変わろうとしています。
この変化のスピードは、間違いなく有史以来最速でしょう。
そしてそのスピードは、今後ますます加速していく一方です。

自分を愛するということは、
究極的には己の中にある神性、仏性を見いだすことです。

インドのサイババは語っています。

  私は自分が神であることを知っている。
     あなたたちはそれを知らない。
       私とあなたたちの違いはそれだけである。


神の詩―サイババが語る「さとり」への道
神の詩―サイババが語る「さとり」への道宇野 梵悦

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2010.3.25 Thurseday  
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