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7月6日 カメラの・・・


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トリチーで泊めていただいた部屋はクマールの自宅一階で、
クーラーのスイッチをあらかじめ入れておいてくれたので快適でした。
その代わり窓の外にあるドアは閉め切らなければならないので、
外の灯りは一切入ってきません。

朝目覚めて外に出ようとしたらまだドアの鍵はかかっています。
ここもスギルタンの所と同じで自宅になので、
勝手に鍵を開けて外に出るわけにはいきません。
結局部屋の中にじっといて、朝食の声をかけていただいたのは、
子どもたちが学校に行ってしまった後の9時過ぎでした。

二階のテーブルには朝食が用意されています。
プディとかプーディーというものです。
横に添えられているのはジャガイモのカレーのようなシチューのようなもの。



クマールには二人の娘さんがいます。
こちらは上の娘のジョーリンです。



奥さんや娘さんたちは裁縫が得意で、
自分たちや子どもたちの着るものをミシンで上手に作っています。
ミシンは日本製のシンガーも見かけましたが、
ここのミシンはインド製のようです。

クマール宅には毎朝英字新聞が二紙届けられます。



日本のように “学校で英語を習う” のではなく、
“学校では英悟で習う” のですから、
根本的な英語力が違うのです。

けれど英悟をネイティブ並みに話せるのは、
そういった学校に行った人やある程度の社会的地位のある人だけで、
それ以外の人、特に年配の方にはほとんど英悟が通じません。

庭に七面鳥がいました。
間近に七面鳥を見るのは初めてかも。



子どもたちのいないホームをカメラを持って歩き、写真を何枚も撮りました。





子どもたちのいるコテージは、どこもきれいな色で塗られています。





この噴水の向こうにあるのが礼拝堂です。
ここにこのホームの子どもたち225人が集まります。



ホームには下は六歳、上は大学に通っている二十二歳の子どもまでいて、
上の子はいろいろとクマールの手伝いもしています。





この赤っぽい花の咲く木は何て言うんでしょう。
インドにはものすごくたくさんあります。



木に水やりをするティーチャー、
水やりをする木は水が蓄えられるよう、根元の周りがクレーターみたいに窪んでいます。









ヤっぱり常夏の国は鮮やかな原色が似合いますね♪



ここトリチーには数日滞在の予定で、
大きなトランクケースはカニャクマリに置いたままで、
当面必要なものだけをリュックサックに詰めて持ってきました。

部屋に戻り、荷物を整理していて大変なことに気が付きました。
な、ない ・・・ 、一眼レフカメラのバッテリー充電器がありません!! (>_<)

ビデオとコンパクトデジカメ、一眼レフ、すべての機材をトリチーに持ってきて、
ビデオの充電器はあります。
コンパクトデジカメはあまり使う機会がないだろうと思い、
意図的に充電器は持ってきませんでした。
一眼レフカメラの充電器と予備のバッテリーはリュックに入れたと思っていたのですが ・・・ 、
とにかくありません。
バッテリー残量は五段階の二を表示しています。

画質はともかく、子どもたちの激しい動きには一眼レフカメラでないと対応できません。
コンパクトデジカメ(以下コンデジ)でゆっくりと電動ズームで画角を決め、
シャッターを押す時も一瞬のタイムラグがあるようでは、
いい写真が撮れないのです。
しかもコンデジも充電器がないし ・・・ 。

まあトラブルも含めて楽しむのがインドです。
トリチーでは写真が十分に撮れないかもしれませんが、
それもそれなりのいい経験、それも含めて楽しむのがインドです。
ホント、そう思います。 けどちょっとトホホです。 (T△T)


お昼前に長兄のスギルタン一家(スギルタンは旅行中)と
次兄のスレッシュ一家が突然やって来たので驚きました。
彼らは長距離移動が苦にならないようです。
それに兄弟親戚とても仲がいいのでうらやましいです。

三兄弟の娘たち、従姉妹同士です。



左からスギルタンの娘スギラ、彼女とは6年前、一緒に二週間日本国内を旅しました。
今は大学の先生です。
専攻はビジネス・マネージメントだそうです。 すごい!

真ん中がスレッシュの娘ジーナ、
彼女は日本に一二ヶ月幼児教育を学びに来たいそうです。
受け入れてくれるところがあるかどうか、これから探さなければなりません。

右側はクマールの次女ジェニー、
なせかフェイスブック友だちだったりします。


ランチには蟹が出ました。 ^^☆




子どもが学校から帰ってきました。
これから少しずつ仲良くなっていくのが楽しみです。 ^^☆
みんな可愛いね♪



貴重なバッテリー電源を温存するため、
節約モードでコンデジのシャッターを切ります。
けれど女の子たちのバングル(腕輪)を撮ろうとしても、
次々手が重なってくるので、やっぱりいい写真が撮れません。 (T_T)



これはおやつの時間(ティータイム)にいただいたおやつです。
相変わらずすごいボリュームです。



子ともたちのおやつも同じもの。
コテージまで運んでみんなでいただきます♪



一枚写真を撮ると、他の子も撮って欲しいと集まってきます。
十分な写真が撮れなくてごめんね。
その代わりここトリチーではビデオをたくさん撮りました。 (^o^)v



写真を撮って〜♪と頼まれても、
それにすべて応えることは不可能ですが、
どちらかと言うと、つい女の子の方に甘くなってしまうのは秘密です☆



おやつ美味しいね♪



育ち盛りですからたくさん栄養が必要です。



男の子たちにたちまち引っ張り回されてしまいました。



ホームの中を歩いていると、大勢の男の子たちが一緒にくっついてきます。
女の子は恥ずかしいから少し離れて ・・・ 。
まるでホームの中を大名行列している気分です。
ありがたいですよね。 (^-^)



キッチンの近くでなにやら鶏を解体しています。
大きな鶏に黒い羽、ついさっき写真に撮った七面鳥です。 (☆o☆)



ギヤー、かわいそう! でも人間が生きていくためには仕方ありません。
彼らの一部は自分の胃の中にも入り、生きる力となっています。
感謝感謝。  ( ̄人 ̄)



夕方の礼拝、ここの子どもたちも実に座り方がきれいですね。



まじめに礼拝してるけど、やっぱりカメラを向けられると意識しちゃうね♪





毎週土曜と日曜の夜は、礼拝堂でビデオの上映会があり、みんな楽しみにしています。



短編を何本も上映し、最初の一本はほとんど台詞のないスリラーでした。
怖い映画だったので、その間隣に座った女の子がずっと手を握っていてくれました。
嬉しいで〜す♪
  (注 : 怖がっていたのは女の子の方です。 お間違いなく)

ビデオが何本も続くと、ちっちゃな女の子は後ろの方で寝ちゃったりするのです。
けどこの写真を撮った直後、お姉さんたちに起こされてましたけど。 ^^☆



ビデオを見てても内容がよく分からないので、
しばらくしてから外を一人で歩きました。

するとコテージの入り口のところから「ブラザー」という声がかかります。
薄く暗くてよく分からなかったのですが、
女の子が二人座って本を読んでいます。



学校のテキストを読んでいるようです。
ビデオの内容に興味がないのでここで勉強しているとのことです。
いろんな教科内容が一冊のテキストにまとめられていて、
開いていたページにはミトコンドリアの図が描かれていました。

ニティアとデニシャ、二人は姉妹で、
ここの運転手の娘たちだということです。
ビデオの内容に興味がないのでここにいるそうです。

彼女たちとは片言の英語でいろんな話をしました。
日本のこと、毎日のホームでのこと、
とても可愛い子たちだったので楽しい一時でした♪



ここでも折り紙がコミュニケーションツールとして役立ちました。
コンデジだから下手な写真しか撮れなくてごめんね。



ビデオが終わると夕食の時間です。
彼女は茹で卵の殻を?いています。



ティーチャーがいて、
時々大きな声で指示をしています。
何を言っているのかまったく分かりませんけど。



子どもたちの食事風景は、
彼らが生きているということを実感させてくれて大好きです。



ティーチャーがそばにいるのでみんなおとなしく食べています。
インドでは全員が右手で食事をします。
右手は浄なる手です。





これでインドタミルナド州三つのホームすべてを回ったことになります。
ホームによって子どもたちの様子は少し違いますが、
慣れてくると同じです。

男の子たちははじめから体全体100%のパワーでぶつかってきます。
女の子は最初はちょっと恥ずかしがりますが、
すぐに仲良くなり、いつもそばにいてくれて、
自分のコテージに来るよう誘ってくれたりするのです。

自分のコテージに来てよ〜♪と、
男の子と女の子から両手を反対側に引っ張られるのはしゅっちゅうです。 (^o^)v


三兄弟のホームは、

  スギルタン  長男  カニャクマリ インド最南端
     六年前、彼の家族と二週間日本国内を旅しました。

  スレッシュ  次男  チェンナイ 州都でタミルナド州の北端近く
     温厚で優しい人柄、毎年大学YMCAの生徒が彼のホームを訪れます。

  クマール  三男  トリチー カニャクマリとチェンナイのほぼ中間地点
     とても陽気で明るい性格です。

となっています。

どのホームの子どもたちも限りなく可愛らしく、
自分にとっては地球上で最も天国に近い場所と言っても過言ではありません!!

残されたインドでの日々、心から楽しみたいと思います♪

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