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7月5日 トリチーへ


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ホームでの子どもたちの暮らしは規則正しく、
いつも変わらぬ様子で朝を迎えます。
サッサッサッ、子どもたちがほうきで掃く音が窓から聞こえてきます。



いつもみんなで裸で水浴びをしていますが、
写真はちょっと恥ずかしいな〜♪



お〜い、今日も写真を撮ってもらえるぞ〜♪



お腹をすかした子どもたちのために、朝食も大量に作ります。





洗濯した服の前でツーショット。



こんな可愛い子犬もいるんだよ♪



私もお手伝いしちゃいます♪
手でご飯を容器に移しています。





男の子たちのパワーは無尽蔵です。
今日も元気だね♪





今朝の礼拝も各コテージごとに行います。



礼拝の最後は決まった祈りの言葉を唱え、
このように膝立ちの形でお祈りします。





さあ、いよいよ朝ご飯だ♪



分量は自分たちの好きなだけ、足りなかったらお代わりします。
たくさん食べるご飯は元気の源です。





床に座って食べる姿勢もきれいですね。



またまた大撮影会、女の子もいったん恥ずかしさがなくなったとっても積極的、
今朝も何十枚も写真を撮りました。





今朝はドーサイを美味しくいただきました♪





ジオンプラムのホームは学校が近くなので、みんなで並んで歩いて登校します。
今度は一緒に登校しようね♪




先日お会いしたトリチーのクマールに誘われたので、
クマールの運営するトリチーのホームに行くことになりました。

トリチーはタミルナド州の州都であり
スレッシュのホームがあるチェンナイと、
ここ最南端カニャクマリのほぼ中間地点にあります。
カニャクマリからは距離にして360キロほど、
乗り合いバスに乗って向かいます。

今日も新しくできた橋を渡ってスギルタンの奥さんを聾学校に送り、
そのままカニャクマリのバスターミナルに連れて行ってもらいました。



カニャクマリはインド最南端の聖地として有名ですが、
町としてはそんなに大きくはありません。
バスターミナルも小さなもので、
しばらくここで待ったですが、トリチー方面へのバスはないということで、
より大きな町ナガラコイルに行くになりました。

前の車にホンダのエンブレムが!



一瞬インド特別仕様のホンダ車かと思ったのですが、
勝手にエンブレムだけ付け替えているようです。
実際はインドの国民車と呼ばれるアンバサダーでした。

ナガラコイルのバスターミナルに着きました。



バスターミナルには売店がたくさんあって、それを眺めるのが楽しみです。



今はインドでも多くの人がケイタイを持つようになり、
公衆電話が少なくなりました。
インドの公衆電話は上のコイン投入口に1ルピー硬貨を入れるようになっています。



このおばあさんは背が低いので、
自分の頭より上にあるコイン投入口の場所がよく分からず、
何度もコツコツとコインを機械に当てて場所を探していました。
そこですぐ横にいた自分がその1ルピー硬貨を取り、
投入口に入れてあげました。
インドで人様のお役に立てると日本以上に嬉しいです。 (^o^)v

いろんな売店の人から写真を撮ってくれと頼まれます。
楽しいからいいですけどね♪



このケーキ、上にデコレーションされているのは小鳥だと思われますが、
そのすさまじい適当っぷりにインドを感じさせます。



何か英悟の読み物はないかと探したのですが、
この売店の雑誌はすべてタミル語のものばかりでした。
バスターミナルの売店にはほとんど英悟の雑誌や新聞は置いていないようです。
観光地にはありますけどね。



売店の物品はこんなトラックで運び込まれます。



バスの行き先表示はすべてタミル語なのでちんぷんかんぷんです。
右側、BY PASS RIDER と書かれているのは、バイパスを通るから速いですということ、
END TO END は、出発地から目的地までノンストップで直行するバスだということです。



バスターターミナルだって牛はたくさんいるのです。
バスの下で寝ちゃったりしています。



かなりの時間バスを待ったのですが、
トリチー行きのバスはないようなので、
マドライ行きのバスに乗り、マドライでトリチーへのバスに乗り換えることにしました。
マドライまでは140ルピー、200円ちょっとです。



一番前の座席に座り、バスの車窓から撮った写真です。
風力発電機があるとついカメラを向けたくなります。



インドのこうした壁にはほとんどくまなく広告が描かれています。
インドですからとってもカラフルです。



フロントガラスすぐ横、昔の三角窓があったところは、
ガラスが壊れてありませんでした。
ちなみに右側の窓ガラスはヒビだらけです。
それにしてもサイドミラーが小さいなあ。



マドライまで途中二回ほど休憩しました。
トイレは基本的に有料で、3ルピー、約5円を払い、
「こんなに汚いのに有料なの!!」ってところに入ります。

壊滅的に崩壊した蛇口、
この蛇口の写真を撮って後ろを振り向いたら、
掃除のおじさんがモップを持ったまま笑っていました。



トゥルネルベリのバスターミナルで軽い食べ物を買いました。





バナナ二本とマンゴーです。
美味しそうでしょ♪



この大きなマンゴーはとっても甘くて美味しくて、
皮も柔らかいのでそのまま種以外全部食べてしまいました。
手渡されたマンゴーをそのまま洗わずに食べて大丈夫だったかな?

このドライブインでは運転手さんと車掌さんも食事をしました。



その横は従業員宿舎にでもなっいるんでしょうか、
洗濯物がたくさんぶら下がり、生活感満点です。



インドのナッツは美味しいので、
こんなキャラメルみたいなので固めたのを買いました。
インドではよく見かけるお菓子です。



南インドはもう雨期に入っていると思っていたのですが、
今回の旅では雨にたたられることはほとんどありませんでした。
けれど時折短時間激しい雨が降ることはあります。

そんな時でも大丈夫、ほとんどのインド人は雨に濡れることはノープロブレムです。
傘を差している人はほとんど見かけません。



南インドの雨期は南端カニャクマリから少しずつ北上していきます。
カニャクマリはすでに雨期に入り、
州都チェンナイが雨期に入るのは8月とのことです。

さすがインドのバス、窓枠の内側から雨粒がしたたってきます。



もちろん窓ガラスのない前の開口部からも ・・・ 。



ハイウエイ、これを高速道路と直訳していいものかどうか、
日本的感覚では少し疑問を感じます。
日本の高速道路と違い、一般道と完全に分離されてはいません。
人はもちろん、自転車だって牛だって自由に歩いています。
そして驚くのが、時折道路の端を逆走している車があることです。

ただしバイパスは町外れを通るのでかなり快適に飛ばします。
インドもこのバイパスが少しずつ整備されてきています。

ハイウエイの料金所は随所にあり、こんな椰子の葉っぱを屋根にしたところもあります。



ようやくマドライに着きました。
ここまで所要時間6時間、こんなに長距離の乗り合いバスに乗ったのは初めてです。



なんでトイレのバケツに鎖があるの?
盗っちゃう人でもいるのでしょうか。



そしてなぜかマドライの公衆トイレは無料でした。
しかも無料にも関わらず比較的(!)きれいです。
なんで無料のトイレの方がきれいなんでしょう。 謎です!



こんな揚げ物二つで13ルピー、約20円です。
向こうの三角なのはサモサです。
味は ・・・ 日本に似たものがないので表現できません。



こんなポップコーンも買っちゃいました。
10ルピー、約17円、これもいろんなところで見かけます。
味は日本のものよりシンプルです。



待ち時間と休憩時間で30分ほど過ごし、
マドライからトリチー行きのバスに乗りました。

車窓から外を眺めていてあることに気が付きました。
インドは夜の町が見ていて楽しいのですが、
最近のインドの町は以前と少し様子が違います。
黄色く薄暗い白熱電球に変わり、電球型蛍光灯の少し青白い光に変わってしまってます。



以前の年中祭りの夜店やってますって感じが好きだったのですが、
ちょっと寂しいです。

マドライから隣の席だったおじいさんが下車すると、
後ろの座席に座っていた若者が横の席に移動してきて、
いろいろ話しかけてくれました。
ヤーガラジュマンというような名前の学生で、
彼らにとって日本はあこがれの国のようです。



ハイウエイの料金所を窓から撮りました。
ここはかなり最新の設備のところです。



トリチーに着いたのは午後9時過ぎ、
乗り継ぎ時間30分を含め、9時間半かかりました。
かかったバス代はマドライまでが140ルピー、マドライからトリチーまでが80ルピー、
日本円にして400円程度です。

道のり360キロといえば広島から大阪を超える距離です。
これだけ乗って400円は安すぎます!


バスターミナルの公衆電話から電話をし、
クマルーに車で迎えに来てもらいました。
クマールのホームはトリチーの街中から10キロ程度の所です。

このトリチーの街には、たくさんのお酒を売っている店が目に付きます。
店頭販売しているところも店の前にゲージがありません。
それだけでも好印象です♪





クマールにそのことを話すと、
早速ビールを買ってきてくれました。
日本のビールよりも少しアルコール度数高めです。



今日は長旅でくたびれましたが、
乗り合いバスの旅は楽しいものでした。
周りは知らないインド人ばかり、それだれでも興奮します。

また明日からトリチーでの新しい一日がはじまります。

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