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午前6時過ぎ、部屋を出て玄関のドアを確認すると鍵が開いていました。
毎朝誰が開けるのか分かりませんが、
鍵が閉まっている時は外に出るのを諦めます。
インドの家は窓にはすべて鉄のゲージが付けられているくらい、
防犯対策には厳しいのです。
外に男の子がいたので、
いつもスギルタンが座る椅子に座って新聞を読むポーズをしてもらいました。
今朝は未明から明け方にかけて激しい豪雨があり、
恵みの雨を得た植物たちが輝いています。
おばさんたちが子どもたちの食べる朝食を作っています。
キッチンに行くとなぜか落ち着きます。
それにしてもホームの人たちは朝早くから夜遅くまで
ホームの中で何かいろんなことをしていますが、
勤務時間という概念はないのでしょうか。
今日も子どもたちが一緒に遊んでくれました。
子どもたちと一緒に花の写真を撮りにホームの中を回ります。
この白い花の写真を撮ろうとしたら、
子どもたちが枯れて茶色くなったところを取り除いてくれました。 ^^☆
その結果、少しだけきれいになりましたよ♪
花だけじゃなく、子どもたちも一緒に写った写真の方がいいですね♪
大きな椰子の木の枝が垂れ、こちらに向かって円形になっています。
この写真、ちょっとお気に入りです。
今朝も水浴び、年中水浴びできる南インドっていいですね。
スギルタンの自宅前です。
蛍光灯を芯にしたポールが今も健在です。
よく壊れないものですね。
子どもたちは水鳥の扱いも手慣れたものです。
今朝の豪雨で地面は湿っています。
たくさんの子どもたちの足跡、面白いですね、
子どもたちの元気さが伝わってきます。
カンカンカ〜ン♪
いつものように時間の区切りには、
子どもたちが鳴らす合図の音がホームに響き渡ります。
子どもたちに連れられてコテージの二階に上ると、
遠くに海が見えました。
ここカニャクマリ、ジオンプラムのホームは海岸線から数百メートルの距離にあります。
今日は礼拝堂でミーティングがあり、
そり準備のために礼拝堂が使えません。
男の子たちは礼拝堂の前でお祈りします。
朝食はイドゥリーです。
蒸しパンみたいなものでしょうか、とっても美味しいです♪
今日はホームでミーティングがあるので、
一日外に出ることになりました。
ここはスギルタンの奥さんが校長を務める聾学校、
教会の後ろに学校があります。
この通路の奥に学校があります。
次はその近くのスギルタンのお母さんのいるアンブマナイに来ました。
ここはマドラムドラーという地名ですが、この発音が難しいのです。
ここの隣はレンガ工場になっていて、
二人の人がレンガの材料となる赤土を型に入れ、
レンガの形を作っています。
出来上がったものはきれいに並べていきます。
奥に見えるのが窯です。
ここでレンガを高温で焼き上げます。
やっぱり雨上がりの花はより一層きれいですね♪
ここにもジャックフルーツがゴロゴロと転がっています。
巨大な果実ですが、実がとっても美味しいので最高です。
インドの蟻は日本の蟻と少し色が違って茶色いのです。
今日のタンビが運転してくれた車、マルチ・スズキのものですが、
これっていすゞ ジェミニじゃないのかな?
間違っていたらすみません。
カーステレオはケンウッド・マルチ、こちらも合弁企業です。
タンビとインド最南端の岬、コモリン岬までドライブに出かけました。
景色のいいところがたくさんあり、さすがはインドの聖地とされるところのひとつです。
タンビは写真が大好きです。
いろんなポーズの写真を撮るよう頼まれました。
コモリン岬では有料の駐車場に車を停めます。
向こう側の露店のシートとして使っているのは結婚式の案内幕です。
インドでは使用済みのものはこんな風に使ってもノープロブレムみたいです。
コモリン岬、ヴィヴェーカーナンダ岩をバックに。
こんな立派な像を建ててもらえるような人になりたいですね。
海の中にも入りました。
すごく日焼けしているのが分かるでしょ♪
ウニらしきものを捕っていた人がいたので写真を撮らせてもらいました。
でっかいです。
タンビから、波が砕け散っている瞬間に写真を撮れとのリクエストです。
どうです、なかなかカッコイイですね♪
これってやっぱりウニですよね?
i日本では日本製のスパイスわさびと醤油を付けて食べ、
高価なものだと説明したら、
お前にやると言われたのですが、
持ち帰っても食べられないので断りました。
それにホントにうにかどうか分かりませんし ・・・ 。
潮風に打たれて気持ちがいいな〜♪
これがコモリン岬から見た東側の海岸です。
このずっと向こうにクダンクラムの原発があります。
駐車場から車を出す時、なぜか代金を請求されませんでした。
タンビに聞くと、地元の車は無料だとのことです。
TNはタミルナド州、74はカニャクマリ地域を表します。
少し車を走らせると、小さな漁船のあるところで、
漁師さんたちが網にかかった魚を取っていました。
網の中に入っていた人は魚まみれです。
こんなにたくさん捕れました♪
この小魚はどうやって食べるのでしょう。
広島名物小イワシみたいな感じです。
ここは夕日がきれいに見えるポイントですが、普段の景色も最高です。
近海の漁師さんたちは、こんな質素な木船に乗るのです。
ちょっと怖いですね。
日差しがまぶし〜い♪ けどいい気持ち。 ^^☆
タンビと食事をしにレストランに入りました。
レストランは HOTEL とも表示されます。
いつもの決まり切ったメニューです。
いくらでもお代わりできるから、つい食べ過ぎてしまいました。
例によってあんまりきれいな所じゃありません。
代金を支払って出ようとしたら、
レジの人が新聞の切れ端を差し出してきました。
口の周りにご飯が付いているのできれいにしろとのことでした。
人のことは言えないですね。 (;^_^A
続いてはお年寄りの方たちがたくさんいるオールドエイジハウスに行きました。
ここも植物がたくさんあります。
アンブマナイに戻ると、
トリチーのホームを運営するクマールが帰るところでした。
スギルタン、スレッシュ、クマールの三兄弟が運営する三つのホームの内、
クマールのいるトリチーだけがまだ行ったことがありません。
「是非トリチーにも来い」ということで、
本当はすぐに車に乗せてもらって行きたかったのですが、
荷物を準備していないので諦めました。
トリチーへは後日行くことにします。
タンビがお金を下ろしたいらしいのですが、
最初に行ったATMは現金がなく、下ろすことができませんでした。
日本では考えられないことです。
コモリン岬近くにある広大なヴィヴェーカナンダ・ケンドラという宿泊施設に行きました。
ここのATMでお金を引き出しました。
そのすぐ外に貼ってあったレストランのポスターです。
若き日のフーノルド。シュワルツネッガーの写真が添えられています。
ここの料理を食べるとムキムキになれるのでしょう。
今度はスギルタンのお母さんがいる別邸に行きました。
この家の外にいると、近くをアイスクリーム屋が通ったので買って食べることにしました。
アイスボックスの中はこんな感じです。
タンビはマンゴー、自分はバニラのようなのを食べました。
やっぱり冷たいものは最高です。
今度は再びアンブマナイへ。
ここには「世界人類が平和でありますように」という
日本でもよく見かける平和塔があります。
左側に日本語の文字が見えますが、手前側はたぶんヒンズー語ですね。
この塔を建てたのは西隣の州ケララに住むトーマスという平和運動家で、
彼とは一昨年、まったく偶然に知人を介して会うことができました。
また彼はトリチーのクマールと、
25年前に日本のアジア学院に留学していた時一年間同じクラスだったらしく、
奇縁を感じます。
インドにはこんなクモがいるのです。
車の調子が悪くなったので、自動車修理工場に行きました。
日本とは違い、みんなのんびりと仕事をしています。
インドのナンバープレートはオリジナルOKみたいです。
その代わり、バイクも前後両方にナンバープレートを付けなければなりません。
たまに付けないで走っているのも見かけますが ・・・ 。
インドでは、車やバイクの日本車率が高いので、
それを説明する時はちょっと誇らしい気分になります。
アンブマナイのホームに向かう途中、
新しい橋ができているので驚きました。
向こうに見えるのが、
スマトラ沖津波で壊された橋の代わりをしていた緊急用の仮設橋です。
以前はあの橋を通っていました。
走行中の車から撮ったので写っていませんが、
津波で壊れた橋の残骸もまだ川岸に残っています。
撤去する予定はないのでしょぅか。
アンブマナイに戻り、ティータイムに出てきたおやつです。
もうおやつだけでお腹いっぱいになります。 (いつも全部は食べません)
今宵もまたパソコンでの映写会、子どもたちみんな大喜びです。
ありがたいな〜♪
その後は撮影会、みんなたくさん撮って欲しいよね〜♪
帰り際に別のコテージに寄りました。
ここはいつもスギルタン宅の食事の用意をしてくれる女性がティーチャーです。
彼女からも「ラップトップ、ラップトップ♪」と、
パソコンの動画や写真を見せてくれと頼まれました。
みんな面白かったかな〜♪
ということで、今日も長く濃密だった一日が終わりです。
今夜も熟睡できそうです。 (^o^)v
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