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アジアの時代＜２＞
文明法則史学と出合って二十有余年、
この間何人の人に文明法則史学のことを語り、
またこのホームページにも繰り返し書いてきたのか、
とても数えきることができません。
けれど私が最初にこのことを知った時のような大きな衝撃でもって
この法則性を受け止めてくれる人は、
残念ながらほとんどいません。
私が文明法則史学を知った時から確実に時代は進み、
そこで説かれている法則通りに世界情勢は変化し、
アメリカやEU諸国は経済的破綻に直面し、
アジア各国は怒濤の如くその勢いを伸ばそうとしています。
今は当時と比べ、
文明法則史学がより理解しやすい土壌ができています。
けれどもマクロ的思考そのものがなじみが薄くて理解しがたいのか、
その法則性を否定はしなくても、
そのことが指し重要性をなかなか分かっていただくことはできません。
だからと言ってその努力を中断するわけにはいきません。
先に知ったものとして、それを伝えていくのは大きな責務です。
今は混沌として世の中で、明日世界がどうなっているのか、
誰にも予測できない状況です。
これからはじまる東洋の時代は、
ものごとを全体から捉えるマクロ的、生命的視点が重要になってきます。
それはこれまで中心を為していた科学的思考とは対極にあり、
大きな世界を対象とするがゆえ、限られた時間や空間の中で、
その真偽を立証することが困難です。
これはひとつの特長であり、それが悪いということではないのですが、
それが東洋的なものはうさん臭くて怪しげであり、
迷信ぽくて信じがたいと言われる理由となっています。
実際そういったものが含まれていることは事実であり、
だからこそ、私たちには確かなものを見つめる判断力が求められ、
その材料となる間違いのないものが重要となってきます。
これも何度も繰返し言ったことですが、
文明法則史学は、思想でも哲学でも宗教でもありません。
ただ実際にあった過去の歴史の流れの中からその生命法則を読み取り、
そこから私たちの生きるべき指針を見出していこうとするものです。
これは四季の移り変わり、気候の変化を予測し、
それに基づいて生活の様式を整えていくこととまったく同じなのです。
その文明法則史学を研究している第一人者が、
今度１月１５日、広島で講座をしてくださる浦崎太郎さんです。
＜２０２０年アジアターニングポイント説＞
浦崎さんによる過去の歴史の研究、
特に今の時代の大転換期と相似である１６００年前、
そしてそれ以降のアジア文明の推移を検証することにより、
これからアジアの時代へと歴史が突入して行くにあたり、
その文明を今後大きく花開かせていくためには、
私たちは何をしていくべきなのか、何をしなければならないのか、
そのことを明確に解き明かしてくれます。
その講座の概要を浦崎さんが８分間の動画にまとめられました。
どうかご覧ください。
ここで語られているメッセージは、
私たちにとってきわめて大切なものです。
どうかその意味を今一度深く感じ取っていただくことを願います。
今回の講座の内容は文章化し、
講座に参加できなかった方にも知っていただけるようにするつもりです。
それがどのような形になるかは分かりませんが、
またその節は、必ずこのホームページでお知らせしますので、
お待ちください。
アセンション、チャネリング、ヒーリング、
スピリチュアルな世界には魅力的な情報があふれています。
そんな中、自らの揺るぎない指針となる
文明法則史学の知恵を是非とも感じ取ってください。
それは人類を救う知恵となり、私たちにとって一生の宝となり得るものです。
2012.1.10 Tuesday |
