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純真＜３＞
純真な心とは、相手、周りに対する１００％の信頼であり、
今を懸命に生きる姿です。
自己の内なる世界と外なる世界は鏡の関係です。
相手、周りを１００％信頼し、受け入れるということは、
自分自身を１００％信頼し、受け入れるのと同じことです。
受け入れるためには、自分の心の中にスペースが必要です。
いろんなものを詰め込んだままでは、
新しいものを受け入れることはできません。
手に握っているものを手放し、
手のひらを広げなければ新たなものは手に入りません。
このホームページに書いているスペースクリアリングもセドナメソッドも、
また他の様々心のワークも、
すべては自分自身を信頼し、受け入れるためのものであり、
相手を信頼し、受け入れることにも通じます。
すべては繋がっているのです。
今を懸命に生きるとは、過去や未来を思い煩うことなく、
今この瞬間に心を集中し、心の平安を感じることです。
過去の悲しみも、未来への不安も、この瞬間とは無縁です。
瞬間という時間のない世界では、いかなる感情の波も起こりません。
この感情や煩悩を超えた今という瞬間を感じることで、
心は解放され、自然と真我という自己の本質と対話できるようになります。
真我という自己の本質と対話するというのは、
プラス発想、願望実現等の人間的な浅い部分の潜在意識活用を超えた世界です。
無念無想、心の中は平安で何も望まなくても、
ただ真我に導かれるままに必要なことは自然と頭に浮かび、
必要なものは自然と目の前に現われるという、
解脱に至る最終的な姿です。
過去、現在、多くの宗教者や行者たちが
瞑想や座禅、様々な行を通して目指そうとし、
今も目指している世界です。
私も過去に瞑想に熱を上げていた時期があります。
二十年ほど前は、週に一度みんなで集まって神智学系の集団瞑想をし、
家でも一人でよく音楽をかけながら瞑想していました。
頭の中には何も思い描かず、ただ今という時に集中しようとするのですが、
雑念ばかりが思い浮かび、
「今この瞬間に心を集中さす」ということがいかに困難かは、
身に染みてよく分かっています。
ところが、最近それを打破する素晴らしい方法があることを知りました。
その方法が、先に紹介したこの本に書かれています。
紹介されている６つの方法の一番目は、「グラウンディング」という、
背骨の一番下の尾てい骨から地球の中心に根を張ったようにイメージし、
チャクラでいうところの下位の肉体的チャクラを安定さす行法です。
二番目は、「頭の中心に身を置く」という、
眉間の内側（松果体）に意識を置き、上位の頭脳系のチャクラを安定さす行法です。
このふたつ上下、天と地の安定を保った状態で、
四番目の行法として松果体のところから少しずつ「今の瞬間を生きる」
という感覚を広げていきます。
（ちなみに三番目は、否定的感情の放出です）
この順序ですると、普通に瞑想する時よりもはるかに楽に、
今という時に集中し、雑念を消すことができます。
これはまさに私にとっては驚異と呼ぶにふさわしいものです。
すべての人やものとの出合いは、
最高の場所とタイミングを選んで訪れるのでしょう。
私にとってこの本は、数十万円、あるいはそれ以上の価値があります。
「ガラクタ捨てれば自分が見える」という本と出合ったことがキッカケで、
スペースクリアリングのコーナーを作りました。
「人生を変える一番シンプルな方法 」を読んで、
ゼドナメソッドのコーナーを作ることになりました。
「今すぐ人生を変える簡単な6つの方法」が私に与えたインパクトは、
この二冊以上のものですので、
やはりまた詳しい解説コーナーを作ることになるでしょう。
今を生きるとは、過去や未来、様々なことから解放され、
真の心の自由を得ることです。
2010.10.10 Sunday
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基本というには、十分以上のパワーを持つテクニックが紹介されています。
