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手放すと引き受ける

自分では当たり前だと思っていることでも、
人によっては疑問に感じることがあるものです。

これまで何度もメールのやり取りをしているニュージーランド在住の
男性(日本人)の方から、
セドナメソッドと引き受け気功に関するご質問をいただきました。

ご本人のご了解を得ましたので、
以下にその方のご質問と私なりの回答をご紹介いたします。


< Hさんからのご質問 >

ところで、最近、ちょっと疑問に思ったことなんですが(勉強不足名だけかもしれませんが・・・)引き受け氣功ではマイナスを引き受けることでプラスの波動に変えるわけですが、セドナメッソッド(リリーシングテクニック)では感情、あるいは痛みを手放すことで問題を解決するわけですよね。
僕は引き受け氣功の講習に一度いったころがあるくらいで、セドナは本も第一章で止まったままですが、効果が出る出ないにかかわらず、やってるだけでも少しは、表面意識出てこなくても、きっと違うに違いないと少しずつでも続けて行きたいなあっと思ってやってます(ホオポノポノも)、そこで(長くなりましたが)引き受けることと手放すことが、僕的には相反する意味に感じてしまうので、ちょっとこんがらがってしまっているところです。
ここのところ、もしもヨガナンダさんにわかりやすいコツみたいなものがあれば、時間があるときにでも、教えてもらえたらいいなあっと・・・。



< 私なりの回答 >

Hさんの持たれている疑問は、
私はこれまで考えたこともなかったのですが、
たしかにもっともなものだと思います。

引き受け気功で引き受けるのは、邪なるものです。
つまりこれまで「いやだ!」と拒絶していたものを引き受けるのです。

これはつまり、拒絶している気持ち、心の壁を手放すということです。

セドナメソッドの手放すということも、
最終的には様々な感情を手放した先にある
心の奥そののもの、吾唯知足という感覚を受け入れるということです。

ですから、どちらも反対の方向から逆のことをして、
結局はまったく同じということです。

私のおすすめしているトイレ掃除も同じです。
これは心の壁を手放していく下座行ですが、
その過程でしっかりと汚いものを引き受けています。

こんな感じでお分かりでしょうか?



セドナメソッドも引き受け気功も、
どちらも様々な感情を解放して、
真の自分自身を見つめることが大きな目的です。

本当に鋭い直感や判断力は、
心の中に渦巻いている感情の奥から湧き出てきます。
ですからまずはその感情の波を消し去ってしまうことです。

そのために感情を直接的に手放したり、
「拒絶する感情」を手放すために「拒絶するもの」を心の中で引き受けるのです。


とても大切なことなので同じことを何百回でも言いいたいと思います。
今の時代、最も求められているものは「手放す」ということです。
自分の心の中の感情、こだわり、これまでの古い価値観、
部屋の中にたくさんあふれているガラクタ、・・・。

古いものを手放さない限り新しいものは手に入りません。

心の中の感情や身の回りの不要なものを処分すると、
本当に必要なものが見えてきて、
心からの平安を得ることができます。

まずはそれを実践するための第一歩を踏み出すこと。
その第一歩を踏み出せば後は簡単です。

ガラクタの処分は「スペースクリアリング」をしっかりと読んでみてください。
ガラクタとは、
  1.あなたの使わないもの、好きでないもの
  2.整理されていない乱雑なもの
  3.狭いスペースに無理に押し込まれたもの
  4.未完成のものすべて
です。

家の中からガラクタを処分すると、
これまでいかにたくさんのものたちに、
自分の心が支配されていたのかを知ることができるでしょう。

感情を手放すこともセドナメソッドを使えば簡単です。
誰しも「こんな簡単な方法で感情を手放せるのか」と驚くはずです。

私は現在セドナメソッドの本を最初から読み直し、
何度目かの感情の解放をしています。
無気力、悲しみ、恐れ、渇望、怒り、誇り、勇気、受容、平安、
感情の解放は繰り返せば繰り返すほど深い境地に入っていき、
目の前に広がる世界はより深い透明感を帯びるようになってきました。

感情を解放するテクニック(リリーステクニック)は、
最もオーソドックスな手に持ったペンを手放す方法の他、
視覚や運動感覚等を使う方法が紹介されていますが、
私には、「今すぐ人生を変える簡単な6つの方法」の中にある
ネガティブな感情を目の前の箱の中に入れ、
それをダイナマイトで吹き飛ばす方法が一番やりやすく感じます。

目の前に宝石をちりばめたきれいな箱をイメージし、
そこにこれまで心の中を巣くっていた感情を詰め込み、爆発させ、
その箱の欠片がキラキラ光る星屑のように宇宙に広がり、
溶け込んでいく、
こんな気持ちのいいことはないですよ。
   ヾ(´ー`)ノ 。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'

まず最初の一歩を踏み出す勇気を持つこと。
   そしてやろうと決めたならば努力をし、
      それを続けていくということ。
         ただそれだけです。
            これができるかどうかは、
               ほんの紙一重の差でしかありません。


             小野春子

2011.1.19 Wednesday  
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