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断捨離
先日書店に行ったところ、「断捨離」という片付けについて書かれた本が
何種類も平積みになっていました。
断捨離とは、
モノは、入り口でスットプの「断」
いらないモノは、捨てるの「捨」
モノから離れて、片付けから自由になるの「離」
なのだそうです。
ネットで見るならココ♪
◆断捨離通信◆ もくじ ~家の中で、ため息をついていませんか
これはまさに日本版スペースクリアリングですね。
家の中の使わなくなったモノ(ガラクタ)が、
自分の心、運命にどのような影響を与えるのか、
事細かに解説してあります。
また実際に断捨離を行った人たちの体験談も紹介されていて、
それが(も)すごぶる面白く、
これを読んだら、誰しもすぐに片付けに取りかかりたくなるでしょう。
スペースクリアリングと同じく単なる片付けのノウハウではなく、
精神的な面からモノとの関わりを説いていて、
日本人が日本人感覚で書いているだけあって、
とてもすんなりと心に響いてきます。
「モノが少ない生活に憧れてはいるんだけど・・・」
「いつかは片付けたいけど、どこから手を付けていいか分からなくて・・・」
と思っている方には、是非読んでいただきたいと思います。
片付けのモチベーションが上がって、体が動き出すこと請け合いです。
私もこの本を読んで、またまた片付け欲求がわき上がり、
早速家中のガラクタ探しに取りかかっています。
これまで何度もタマネギの皮をむくように片付けをして、
ガラクタをゴミ袋何十袋分も捨ててきましたが、
まだまだ捨てることのできるものはたくさん残っています。
モノは絶えず流通しています。
古いものを捨てて新しいものを買って、・・・
そのモノが流れる間に、ガラクタがホコリのようにたまってきているのです。
これはモノも心も同じですね。
時の流れとともに知らず知らずのうちにホコリがたまり、
それを定期的に掃除しなければなりません。
知らない間にたまってホコリを捨てること、
それとともにこれまで少しずつモノの少ない快適生活をエンジョイしてきたので、
モノに対する執着心が以前よりも薄れ、
より少ないモノで満足できる自分に変わってきたということもあります。
モノを手放すことに対する恐怖心が減った、
モノが少ないことがどれほど快適か、
また自分の心にどれだけ大きな変化を与えるのかということが、
ここ数年間で身に染みて理解できるようになったのです。
「ものあまり大国日本」で暮らし、
ごく少ないもの、本当に大切なものだけを身近に置いて生活することが
本当の豊かさであり、幸せであり、
自分の内面の輝きを見つめる最善の方法であることを、
一人でも多くの人に知っていただきたいと願っています。
それにはまず実践すること、
この第一歩を踏み出す勇気が尊いのです。
2010.6.27 Sunday
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