| 六甲山系登山 |
| 今日は神戸に出張です。 兵庫県の西宮から神戸にかけては本籍地であり母校があったりと 思い出深く大好きな土地です。 午前中に広島を発ち、JR六甲道駅に午後1時過ぎに到着、 夜の会合の時間までには十分に時間があるので、 これから六甲山系の山登りを楽しむことにします。 ![]() どんなルートで登ろうか、前日に書店でガイドブックを購入し 子細に検討する予定だったのですが、 前々日深夜、パソコン作業をしている時突然マザーボードが崩壊し、 パソコンがまったく起動しなくなるという超大トラブルに見舞われ、 その復旧作業に丸一日を費やし、 まったく準備ができませんでした。w(゜o゜)w ![]() JR六甲道駅から遠く北側に憧れの六甲山系が望めます。 六甲山系は東西に長い山並み、 いたるところに登山道があるはずです。 まったくの“行き当たりばっ旅”で登山のスタートです。 駅から北に向かって緩い登り道を歩いていくと、 すぐにきれいな住宅街になります。 交差点の交番前でぽちぼちと咲き始めている桜を発見、 こちらの方が広島よりも桜の開花が早いようです。 ![]() キリスト教の教会の庭には五分咲きの桜の樹が、 一年でもっとも心躍る季節の到来を感じハッピーです。ヽ(^◇^*)/ ![]() 少しずつ山並みは迫ってきますが、 なかなか山へ至る登り口らしきものは発見できません。 ![]() それにしてもさすが神戸は家並み、街並みがきれいですね。 それを見て歩くだけでも懐かしさ半分でたっぷり楽しめます。 足下に「山麓リボンの道」という標識を見つけました。 ![]() この標識の方向(西)に向かって進むことにします。 ![]() 少し歩くと右手に“厳嶋神社”がありました。 広島の“厳島神社”と関係あるのでしょうか。 ![]() しかし10分以上歩いても山へ至る道は見つかりません。 ここまで何人もの人に登山道について尋ねるのですが、 今ひとつ明確な回答が得られず、 スタート地点のJR六甲道から随分とさまよい歩いた気分です。 けれども神戸の人たちはとても親切です。 道を尋ねた人は皆一様に親身になって答えてくれます。 きれいな街並み、親切な人たち・・・、関西がちょっぴり恋しくなりました。(*^▽^*)ゞ ぶらぶら歩いていると立派な桜の樹があり、 その左手に大きな上り坂があるので、 そちらに向かって行くことにしました。 ![]() 登り切ったところには大きな公園があり、 神戸市内の景色が一望できます。 今日は天気がよくてよかったです。 ![]() ここは丸山公園というところらしく、家族連れでにぎわっています。 ![]() 子供さんを連れた若い女性に登山道を尋ねるのですが、 よく分からないようです。 上の写真左手に大きくてきれいな建物があり、 “そこの脇からなら山に登れるかも”、 一縷の望みを抱いて歩きましたがダメでした。 ちなみに白い建物は、 “セント・キャサリンズ・カレッジ神戸インスティチュート”、 舌を噛みそうな名前です。 再び下に降り住宅地の中を歩きます。 ![]() きれいな白梅(たぶん)が咲いているのでパチリです。 この写真を撮った近くで若いオニーサンに道を尋ねると、 家の中からおじいさんを呼んでこられ、 そのおじいさんが登山道に至る道を親切に教えてくださいました。 どうやら大きな桜の樹があった丸山公園の麓を左手ではなく、 右手(東側)方向に登っていけばよかったようです。 教えていただいた道を間違えないように慎重に歩いていると、 後ろの方からスクーターの音が・・・、 先ほどのおじいさんがわざわざスクーターに乗って追いかけてきて、 再度道順を教えてくださいました。 おじいさん、ご親切にどうもありがとうございます。m(_ _)m 山登りで自然と触れ合うのも素晴らしいですが、 そこに至る過程でいろんな人たちの温かい気持ちと触れるのも、 それに勝るとも劣らない喜びです。 教えていただいた通りに歩いていくと、 たしかに登山道らしきものと出合いました。 ![]() 静かで横に沢が流れていてとてもいい道です。 けれどもこの道はどこに至るのでしょうか・・・、 そんな不安を抱いていると前方から 登山者らしいご夫婦が山道を降りてこられます。 ![]() このご夫婦(以下親切ご夫妻)を呼び止めて道を尋ねると、 ピークに至るルート、そこからの道筋、目標物、下山ルート、 至れり尽くせり懇切丁寧に足下の土の上に図を描きながら 教えてくださいました。 私がまったく無計画に山登りをしたことに多少驚いておられましたが、 どうやら今登ろうとしている登山道はなかなかいいルートらしく、 少し安心しました。 お二人からは励ましの意味で(?)おにぎりまでいただいてしまい、 ホントにホントに感謝です。m(_ _)m きれいな石段の山道には真っ赤な椿の花びらが落ちています。 ![]() キレイですね。絵になります。 そしてここは大きな住宅地のすぐ近くだというのに、 なぜか街の喧噪がまったく耳に届きません。 耳に入ってくるのは、風と沢の音と小鳥のさえずりだけ、 とてもいい雰囲気、さすが神戸、登山道まであか抜けています! 山道は結構距離があり、途中ダムを横切ったりして歩きにくいところもありましたが、 親切ご夫妻の「ピークまで一本道です」という言葉を信じ、 ただひたすら歩き続けました。 一時間ほど歩いたでしょうか、 ようやくピークの杣谷峠に到着です。 ![]() ここからも親切ご夫妻に教えていただいたルートを歩きます。 目の前には神秘的な湖面をたたえた穂高湖があり、 この横手の道を歩いていきます。 ![]() どこかでちょこっと道を間違えたようで、 行く予定ではなかったシェール槍というピークに登ってしまいました。 ![]() 鋭くとがった頂からは360度の視界が楽しめます。 標高649mだそうです。 遠くの方にきれいな建物が見えます。 ![]() たぶんあちらが目指すべき方角でしょう。 そちらに向かって大急ぎで駆け下ります。 このあたりでだいぶ足の筋肉が疲れてきました。 最近山登りをご無沙汰していたため筋力が落ちているようで、 両足のふくろはぎが時折引きつりそうになります。 呼吸法の成果で息は上がらないのですが・・・。 足下に白いものがと思ったら残雪です。 ![]() 桜の季節に残雪とは、思わず手に取ってしまいました。 途中山道をはずれ藪こぎをしながもようやく目標物に到達しました。 ![]() 広大な敷地、瀟洒な建物、ここは六甲山牧場です。 羊や牛、うさぎにダチョウ、馬、たくさんの動物たちが暮らしています。 ![]() 羊の毛をもしゃもしゃ撫でてみました。 さすがウール100%、とても心地いい手触りです。 ただしちょっと臭かったですが・・・。(o_ _)oバタッ ![]() 牛もたくさんいました。 六甲山麓牛乳プリンの原料を作り出しているのでしょうか。 六甲山牧場を後にして、下山道を探すべく東方向に歩いていきます。 時折見える南方向神戸の景色、絶景です。 ![]() 遠く関西国際空港の方まで望むことができます。 きっと夜景も素敵なんでしょうね。 六甲山系の稜線づたいに歩いていると木で作られた橋の上に しっかりと残雪がありました。 ![]() 本当にびっくりです。 ここから少し先の酒屋さんでお話を聞いてみると、 今朝方は道路一面銀世界だったとのこと、 やっぱり六甲山の山の上は寒いのですね。 その酒屋さんの自販機で100円のホット缶コーヒーを飲み、 酒屋さんの手前の道を下に向かって降りていきます。 ![]() この道、アイスロードと呼ばれています。 その昔この道は氷の運搬路として使われていたのだとか、 残雪にも納得です。 途中一服してランチというかおやつの時間です。 ![]() 親切ご夫妻からいただいたおにぎり二個(タッパごといただきました)、 どちらも梅干し入りですごく美味しかったです。 いつも食べているコンビニおにぎりの数十倍はデリシャスでした!! みかんは前の日に行きつけの銭湯のおじさんにもらったもの。 いよかんとネーブルの中間のような味で上品な甘みが最高です。 ここでゆっくりと休憩していたいのですが、 親切ご夫妻に教えていただいた麓にある温泉に是非とも入りたいので、 おにぎりを頬張りながら歩き出すことにしました。 けっこう早足で歩いていると、またまた足が引きつりそうになり、 ちょっとヒヤヒヤものです。 アイスロードを降り、六甲ケーブルの麓の駅を過ぎると 鶴甲(つるかぶと)団地という大きな団地があります。 そこからバスに乗って温泉に行くのがいいと親切ご夫妻からお聞きしていたのですが、 ちょうど運良く歩く目の前にバスがやってきました。 大急ぎでバスに駆け寄り、勢いよくステップをポンポンと駆け上がると、 その瞬間“魔の時”がやってきました。 右足のふくろはぎがこむら返りを起こし激痛が走ります。 幸いにも空席があり、腰を下ろし必死でふくろはぎを撫でるのですが、 痛みはなかなか治まろうとしません。 ただ時が過ぎるのを待つだけです。 この痛み、経験した方ならお分かりいただけるでしょうね。(TmT)ウゥゥ・・・ バスに乗って終点のJR六甲道駅前まで、 その間激しい痛みこそ治まりましたが、 いつまたぶり返すかもしれません、要注意です。 六甲道駅からびっこを引いた状態でぴょんぴょん駆け足で温泉に向かいます。 本当は温泉の目の前まで行くバスもあったのですが、 私の乗ったバスはその途中までしかいかず残念です。 約10分少々欽ちゃん走りのような格好で駆けって、 目的の六甲おとめ塚温泉に到着しました。 ![]() 一階で料金を払って服を脱ぎ、 裸のまま二階、三階に上がって湯船にドボンです。 常連さんが多いようで和気藹々とした雰囲気で、 天然温泉で泉質もグットです。 本当は風呂上がりに生ビールで一杯といきたいところなのですが、 グッとがまんをし、ホカホカの湯気が上がる身体で今来た道を引き返し、 六甲道駅に戻ります。 六甲道駅の真裏にある建物の会議室で「帰ってきたスターウォーズ」と題する アメリカの人工衛星を使った軍事支配を解説するビデオ上映と、 立命館大学の藤岡惇(あつし)先生による講演がありました。 ![]() 講演会の後は、近くのミスター・ドーナッツで懇親会、 そこで出会った素敵な女性が私のことをホームページでご紹介してくださっているのを 後日アクセス解析で発見! ちょっぴりハッピーです。ヽ(^o^)ノ この山登りの後十日間ほど関西方面に滞在していたため、 ページアップがすっかり遅くなってしまいました。 ごめんなさい。m(_ _)m 2006.03.31 Friday |