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脱シャンプー一周年

髪の毛をシャンプーで洗わなくなってちょうど一年が経ちました。

シャンプーはもちろん、塩も石鹸も使いません。
お風呂の中ではただシャワーを浴び、お湯で髪の毛をすすぐだけです。
散髪に行ってもシャンプーは使わず、
整髪料もつけないようにお願いしています。

散髪屋さんにはいちいち理由を説明するのが面倒なので、
「シャンプーを使わないとどうなるのか実験しているんですよ」
と話をしています。
すると店の人から「その実験はいつまで続くんですか」
と聞かれるのですが、
たぶん生涯、これからずっとシャンプーを使うことはないと思います。

最初のうちは『こうした方がいい』という思いで始めた「脱シャンプー」ですが、
続けているうちに『この方が自然で快適である』ということが
体で分かるようになってきました。

「シャンプーをしていません」と言うと、皆さん必ず
「頭皮の脂でベトベトになるんじゃないですか」と聞かれますが、
まったくそんなことはありません。
逆にシャンプーを使うと頭皮の脂質を必要以上に落としてしまうため、
人体の防衛反応として脂質の過剰分泌状態となり、
シャンプーをする間隔が空くと髪の毛がベトついてしまうのです。
一種のシャンプー依存症と言えるでしょう。

シャンプーをしなくても髪の毛も頭皮の状態もいつも良好です。
一日、二日髪の毛をすすがなくてもその状態はまったく変わりません。
特に体調がよくない時には、多少フケが出ることがありますが、
普段はフケ、カユミもまったくありません。

この「心とからだの健康レポート」に書いている様々な健康法を実践していますので、
自分の体調の変化がどの方法の影響なのか、
正確に検証することはとても難しいのですが、
最近茶色っぽかった髪の毛がやや黒くなってきて、しらがも減りつつあるのは、
この「脱シャンプー」の効果ではないかと感じています。

とは言うものの、普通の人にとっては、
いきなりシャンプーを止めるのは難しいことだと思います。

しかし、けれど、最低限、合成洗剤シャンプーだけは絶対に止めるべきです!!
「合成洗剤の恐怖」をしっかりと読んでください。


身体にいいことを数多く実践している私ですが、
できるだけそれに囚われたくないとの思いから、
時折それを逸脱した『身体に悪いこと』もわざと行うようにしています。

普段の入浴は、ここ十年以上「半身浴」です。
身体もいつも亀の子たわしを使ってゴシゴシと「簡単ツボ刺激」を続けています。

けれどもたまにどこかの温泉に出かけた時などは、
わざと肩までじっくりつかり、
「あ〜っ、やっぱり温泉は気持ちがいいな〜!
 けど肩までお湯につかると、やっぱり圧迫感があるな〜」
などと思いにふけり。

亀の子たわしなしで石鹸でサッと身体を洗うと
「タワシを使わないと楽でいいよね〜。けどちょっと物足りないな〜」
などと普段の自分を見つめ直すことをしています。

けれどもさすがに温泉に行った時といえども、
どうしても(備え付けの)合成洗剤シャンプーは使う気にはならないですね。
あの強烈な香料、人工的な香りがもうまったく身体で受け付けなくなってしまいました。

あの香り、はっきり言って化学薬品の匂い(臭い?)ですが、
あの匂いをまったく抵抗感なく受け入れられ、いい香りなどと感じておられるのでしたら、
それは立派に嗅覚が麻痺している証拠です。

随分断定的に強烈なことを言っているように感じられる方もおられるかもしれませんが、
家の中に合成洗剤、人工的な香料の入った化粧品、整髪料のない生活を
最低三ヶ月、半年間続けていただければ、
私が感じ、言っていることが十分に理解していただけることと思います。

『大手メーカーがテレビで大々的に宣伝しているものに悪いものはない』
という信仰は捨てるべきです。
『天然成分配合』というのは、「天然成分が一部含まれている」ということであり、
容器に表示することが法律で義務付けられている指定成分を見れば、
AS(ラウリル硫酸ナトリウム)などの毒物(!)がしっかり含まれていることが
分かるはずです。


何が本当に身体にいいのか、最終的には自分自身の五感で判断するのが、
最も的確で間違いがありません。

そのためにも身の回りから人工的なものを排し、
より自然に近い暮らしをしたい、そう考えているのです。

2005.02.17 Thurseday
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