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入浴メニュー<2>
先に私の日々の入浴メニューについて書きましたが、
それに少し補足をしておきます。
(それと余談も ・・・ )
その入浴メニューを参考に、
皆様方が一日の疲れを癒す入浴タイムを
より一層充実したものにしていただければいいのですが、
そのメニューの中でも是非私と同じように実践していただきたいものがあります。
それはやはり体との対話です。
この体との対話は、私が健康で若々しい肉体を保つ上での一番大切な根本です。
昨日は呉婆々宇山に登りいい汗をかき、
みんなでバーベキューをして楽しい時を過ごしました。
そんな日の夜に入るお風呂は最高です。
温かいお湯の感触が心と体に染み渡り、
一日楽しい思いをさせてくれた自分の体に対する感謝の気持ちで一杯になります。
毎晩体に手のひらを当て、感謝の言葉をかける時、
なんで心臓は休むことなく動くのだろう、
なぜ内臓は食べたものを無駄なく体の一部、
あるいはエネルギーとして変換してくれるのだろう、
手足の一部分でも調子が悪ければ今日一日さぞ不自由しただろう ・・・ 、
そんなことを考えています。
そんな思いが、体をしっかり使って楽しい思いをした日には、
より増幅されてわき上がってきます。
ただただありがたい、ただただ不思議、ただただ感謝、
もうそれしかありません。
体との対話は手のひらで全身を愛おしむように擦りながら、
大きな声でなくてもいいので実際に声に出して感謝の言葉を述べる、
たったこれだけのことです。
体を石けんで洗う時に実践すると習慣づけしやすいでしょう。
是非是非やってみてください。
体との対話をすようになって変化してきたことがいくつかあります。
そのうちのひとつが気に対してすごく敏感になったことです。
体との対話をするずっと以前、
もう二十年以上前から細々と気功、呼吸法を続けていますので、
その影響もあるとは思うのですが、
感覚的には体との対話が体全体と気に対する感覚を鋭敏にしてくれた
最も大きな要因であると感じています。
気にはいろいろ種類がありますが、
私が鋭敏に感じるのは、土地や家の気、それと体の中や表面を流れる気です。
私は学問的な風水の知識はほとんどなく、
またあえて学ぼうとしていないのですが、
家全体、家の中の各部屋の気を明確に感じ取ることができますので、
その感覚に基づいて時折人様の家のアドバイスをさせてもらっています。
その基本はきわめて簡単です。
まずはきれいに掃除をすること、水拭きする時は水に感謝の言葉をかけること。
そして部屋にあるものはすべて命も意識も持っています。
その命も意識もあるものを喜ばせるため、
それらを最高に活かす場を与えてあげること。
これはつまりガラクタを処分し、必要なものだけを身の周りに置き、
必要な時にすぐに使える状態にするということです。
まだ使えるガラクタを処分するのは勇気が要りますが、
たとえそれがゴミとなり灰になっても、
それはそのものが新たな循環の流れのステップを踏んだことであり、
けっしてそのもの本来が持つ価値が消滅してしまったことにはならないのです。
五芒星の護符もいいですし、
クリアーな波動を出す「きれいずき」も素晴らしいです。
「きれいずき」をベッドや部屋の畳、絨毯の下に敷くだけで部屋の空気は一変します。
土地の気もよく分かります。
車に乗って走っていても、その土地の気を体で受けて反応を感じます。
そのことはまたいずれ ・・・ 。
体の気は、毎日体を手のひらで擦っていますので、
たとえば脚を手のひらで付け根から足先に向けて擦った場合とその反対、
お腹を時計回りと反時計回りに擦った場合、
それらの違いがいつしかハッキリと感じられるようになりました。
当初は半身浴をしながら指回し運動をしていたのが、
数年前から肛門を引き締めるムーラバンダに変えたのは、
この気の感じ方に理由があります。
両方の手の指を体の前で合わせ、丸いボールのような形を作り、
親指から順番にクルクルと回していきます。
親指同士を時計回り、反時計回り、
人差し指を時計回り、反時計回り、
中指、薬指、小指、それぞれ順番に、
呼吸を吐いて吸って、リズムに合わせてゆっくりと、
その時に頭の中では「まろやか、さわやか・・・」等のマントラを唱えます。
これは汗もよくかくし本当に気持ちよかったのですが、
少しずつ気を敏感に感じられるようになってくると、
時計回りに指を回すのはいいのですが、
反時計回りに指を回すと乗り物酔いのような不快感を覚えるようになり、
いつしかすることができなくなってしまいました。
一昨日、数年ぶりに反時計回りで指を回したのですが、
数年前に感じた以上の強烈な不快感がわき上がってきました。
指回し運動そのものはとてもいいもので、
実際私は今も続けていて、もうかれこれ二十年以上になります。
けれども指を時計回り(右回り)に回す場合と反時計回り(左回り)に回す場合とで
体に対する気の影響が正反対なので、
のんびり汗ばむほどにはできなくなってしまったのです。
指回し運動の効果を確かめるのは簡単です。
背筋を伸ばし椅子にきちんと腰掛け真正面を向いてください。
その状態で首だけ左右に思いっきりねじり、
左右の斜め後方、
どの範囲まで自分の視界に入れることができるか確認してください。
その次に両手の指を目の前で合わせてボールを作り、
簡単に指回し運動をしてみてください。
その後で再び同じことをすると、
さっきよりも左右斜め後ろの見える範囲が広がったことが分かるはずです。
そんな訳で、今は半身浴をしながらムーラバンダをしています。
ムーラバンダで肛門を引き締めるスピードは一秒間に約5回、
キュッキュッキュッキュッキュッ ・・・ とかなり速いスピードです。
これは相当訓練しないとできないでしょう。
私は数えてみるとムーラバンダだけでももう数百万回はやっています。
そのムーラバンダをやりながら、
遊び半分に手でいろんな印を組んでいて発見したのですが、
上の写真の指回し体操の両手の指でボールを作る形、
この印を組むと肛門の筋肉に力が入り、ムーラバンダがやりやすいのです。
これはもしかしたら私が長年指回し運動をやっていたからなのかもしれませんが、
ムーラバンダをする方は、一度試していただければと思います。
お風呂の中でいろんなことを実践し、
いろんなことを試してみるのは楽しいものです。
子供の頃、お風呂場にたくさんのおもちゃを抱えて入りましたよね、
そんな気分なのかもしれません。
せっかくのリラックスタイム、楽しい方がいいですもんね。 (^o^)v
2010.9.27 Monday
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