ヨガナンダ 心の時代のパイオニア
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ヨガナンダ



2013年9月12日 ・・・ 気、意識の時代

“気” というものを意識するようになったのは、
たぶん四半世紀前頃からだと思います。

ジョセフ・マーフィーの本から潜在意識の無限の力を知るようになり、
その次に西野式呼吸法の本を読んだのをキッカケに、
本に書かれている通りの気功を実践しだしたのが始まりです。

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いろんなものから気を感じたり、
気の力で相手を飛ばしたり、
あるいは気を使って人の病を癒やしたり、・・・
気の持つ不思議な力は人の興味を引き寄せる魅力を持ち、
二十数年前、気功を始めた頃は、
多くの人が気についての話題を口にしていた記憶があります。

あれから数多くの気功、呼吸法、気の修練をする方法と出合い、
これまで特に激しい訓練をしたことはありませんが、
その時々で自分が気に入っているものを組み合わせ、
気功、呼吸法を細々と二十数年間続けてくることができました。

それは気感(気を感じたり出す力)を高めることが目的ではなく、
気功は常に呼吸を意識しながら行いますが、
呼吸の息は “イキ(生き)” に通じ、
健康を高め、日々快活に過ごすことに役立つと感じているからであり、
それを感じるからこそ楽しく張り合いをもって続けてこられたのです。


気に対して敏感だとか鈍いとか言いいますが、
たしかに全般的には気感の鋭敏さには個人差があると思います。
けれども気のような目に見えない世界は、
目で捉えられる物質の世界よりも奥が深く多彩であり、
その感じる力というのも人によって様々で、
敏感、鈍感と一元的に評価できるものではありません。

自分の気感について言えば、
いまだにパワーがあると言われるものに手をかざしても、
そこからどんな力(気)が出ているのかを感じ取ることはできません。

けれど世話好きな性格だからなのでしょう、
近くの人が手をかざして感じ取ろうとしていると、
その人本人が感じ取れなくても、
その人を通してその人が手をかざしているものの気を感じ取ることができます。
これは何度も同じことを経験しました。
不思議ですが本当です。

それとここ十年以上、毎日体に手を当てて言葉をかけているからでしょう。
体に手を触れた時、手を内から外か外から内か、
あるいは右回りか左回りか、
そういったごく微妙な手の動かし方の違いが
体の気の流れにどういった影響を与えるのかは、
かなりハッキリと分かります。

また土地や家の中の気に対しても敏感で、
どの場所がどんな種類の気を持っているのか、
結界と呼ばれる気の境界線はどこにあるのか、
そういったことが、その場所にいる時はもちろん、
車に乗って通り過ぎただけでも感じられることがあります。

普段はそんなことを意識しながら過ごしているわけではありませんので、
感覚のアンテナは閉ざしてしまっていますが、
この感覚は逆上がりと同じで、
一度身に付ければいつまでも忘れずに残るものだと感じています。


昨年はステレオを通してものの与える気の影響を繰り返し感じ取りました。
気の持つ力は音によって最も顕著に現れると考えます。
ほんのわずかな色、形、大きさ、向き、・・・
そういったすべての要素に対し、
それらがどんな意味を持つのかを音は実に正確に表現してくれます。

そこから学び取ったものはきわめて大きく、
自分自身のこの時空や生命に対する理解を、
音によってさらに深めることができました。


そんなこれまでの人生で深い関わりを持ってきた “気” なのですが、
つい最近、ふと気がついてみると、
気を感じるとか気を高めるとか、
そんな気についてのことがほとんど意識に昇ってこなくなっているのを感じました。

それは気はあまりにも身近で当たり前の存在になったということもあります。
また気というのは生きるためのひとつの手段であって目的ではなく、
手段にとらわれ過ぎると、
本来の正しい判断ができなくなってしまうと感じているからでもあります。

最近繰り返し書いてきたことですが、
このたびインドに行き、可愛いホームの子どもたちと接し、
自分がこの人生で何を望んでいるのか、
何に最も深い喜びを感じ取ることができるのかということを強く認識できました。

ですからそれ以外のことに対する執着が格段に薄れ、
目先の変わったこと、本来目的とすべきものでないことには、
意識が向かなくなったのだと思います。

それと心の深い部分で、
本当に大切なものには面白半分の興味を捨て、
執着という “ガラクタ” を手放して接した方が、
よりそのものの本質に迫ることができると知っているからなのだとも思います。

“気” に意識が向かなくなって、
これまで以上に深い気の世界に入っていけるような感覚が湧いてきています。
興味、関心という執着は心の壁であり、我の表れであるとも言えます。
それを手放すことにより、心がより自由になりました。


先日ネットでナッツ(木の実)が頭や体にいいという記事を読みました。
  <健康!美容!ダイエット!今すぐ始めたい、ナッツを食べるという習慣>

ナッツを習慣的に食べることがいいとは知っていたのですが、
いつも買うと美味しいのですぐに全部食べてしまい、
なかなか毎日食べる習慣が身に付きませんでした。
けれど今回は買ったものを少しずつ食べ、健康維持に役立てようと考えました。

近くのスーパーに行くと、美味しそうなナッツが何種類も袋に入って並んでいます。
これまでは気合いを入れて食品を選ぶ時は、
それを手に持ち、前屈をし、
何を持った時に気の通りがよくなって体が柔らかくなるかということを実験し、
それで自分に最も合ったものを選んでいました。

けれどそれはとても大げさなことで、
周りの人に見られたらかっこ悪いので、
本当にたまにするだけです。

けれど今回はふと思い立ち、
並んでいるナッツ類の袋をひとつずつ手に持ち、
それをそのままの状態でどう感じ取るのかを心静めて確かめてみました。

するとひとつひとつのナッツの違いが頭と体でハッキリと分かるのです。
いいものは頭が解放されたように楽になり、
そうでないものは頭が締め付けられるような感じがします。
またひとつ新しい気の世界に入ることができました。

食品との相性は人によって異なるでしょう。
またそこに並んでいる食品の加工、保存状態によっても異なるものと思われます。
ちなみにその時にいいと感じたのは、
ピスタチオ、カシューナッツよりもクルミ、
プルーン、干しぶどうよりもブルーベリーでした。

これは誰か他の人の判定にも使えるでと思います。
前屈をした時も、誰かを意識して前屈すると、
その人の状態に応じた変化が出ていましたから。
世話好き人間の得意技です。


気を感じ取る能力は、人間誰しもが生来備わっているものであり、
それを解放するか閉ざすかはすべてその人の意識次第です。

これは自分だけではなく、
今は誰もが本来の能力に目覚められる時が来ているように感じます。

『求めよさらば与えられん』、
強く願い、求めなければならないのは志の次元です。
その表面にある手段のようなものは、
求めるだけではなく、手放すことも大切です。


今日は近くの書店に行き、
農業関係の書棚にあったこの本を手に取りました。

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井上 祐宏

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いやいや、ぶったまげた内容です。
いよいよ新時代の到来を感じさせます。

まさに奇跡の農法、手間いらず、農薬、化学肥料いらず、
そしてお金もほとんどかけずに素晴らしく美味しい生命力あふれた野菜を作ることを
可能にした革命的な手法です。

本と付録のDVDの中には、
実際にこの農法(アートテン農法)を実践している農家の方たちの体験談、
喜びの声が山のように収録されています。

けれど実際のそのアートテン農法のやり方についてはほとんど記述がないのですが、
ごくわずかに書かれているところによると、
畑の作物の生長を阻害する因子を畑の四隅に設置するセラミックスにより除外し、
昔から言われている『イヤシロチ化』を促進するもののようです。
  (費用は年会費一万円とか)

これはいわゆる気の世界です。
いよいよこういったものが身近になる時代が来たのですね。


この本を読んで、頭の中にいろんなアイデアが駆け巡ります。
このアートテン農法の生み出す効果は特別なものですが、
こういった効果は、これからは簡単にとは言いませんが、
誰しもが同様のものを体感できることができるようになるのではないかと感じます。

今日は早速そのためのひとつのアクションを起しました。
その結果はきっと近いうちに現れてくるでしょう。


気は意識の世界、意識の世界に不可能はありません。

2013.9.12 Thurseday  
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