トイレの神様
春が一歩ずつ近づいてくるこの季節、
心の底から生きる喜びを感じます。

以前はセミがミンミン鳴く暑すぎるぐらいの夏が大好きでしたが、
いつの頃からか、冬の寒さが徐々に和らぎ、
梅や桜、たくさんの花が色とりどりの花を咲かせる春が一番好きになりました。
  ヾ(´ー`)ノ。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'

今日はトイレ掃除仲間で親友の先川孝コさんと二人で
比治山というところの公衆トイレを掃除してきました。

比治山は街中にある自然林を豊かに抱えた素晴らしい山で、
桜のシーズンは山全体が美しい桜の花で埋め尽くされます。
  <花 〜 桜 2009>

山の頂上近くにある公園の一角の公衆トイレは見た目はかなりきれいでしたが、
小便器の水濾し(みずこし)は素手で取ることができないぐらい尿石がこびりついていました。
  w(*゚o゚*)w

尿石だらけの水濾し

上の写真は別の場所で撮った水濾しですが、
今日の水濾しは、これより少しひどい程度でした。
けれども汚れがひどいからといって掃除がより大変というわけではありません。
汚れがある程度以上層のようにびっしりこびりついている場合、
かえって金属のヘラでバリバリとはがしやすい事もあります。
中途半端な汚れが一番大変、人間の心の汚れと同じです。


トイレの外に腰を下ろし、この尿石をガシガシと落としていきます。

先週の日曜日もこの比治山に来て別の公衆トイレを掃除したのですが、
その時は一足早く春がやって来たかのような陽気で、
それこそピクニック気分で心がウキウキしました。
今日は午前中が雨、午後からも厚い雲がたれこめ、ほんの少し肌寒さを感じます。

それでもやはり三月です。
一月、二月とはまったく違います。
いくら冷たい水に触れていてもまったく手がかじかみません。
春はありがたい、・・・心からそう感じます。 (-人-)


今日インターネットで「トイレの神様」という曲が、静かな話題となっていることを知りました。
植村花菜さんという女性シンガーの歌うシンプルな曲ですが、
ほんわかと心にしみます。



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こういった曲が多くの人に支持されているというのは、
とてもとても嬉しいですね。 ヽ(^o^)ノ

  トイレには それはそれはキレイな
  女神様がいるんやで〜
  だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
  べっぴんさんになれるんやで〜♪


とのことですが、私は男ですので、
もっと、より一層、さらにイケメンになれるんでしょうか!? (o^-')b


けれども真面目な話、この一年間熱心にトイレ掃除をやってきて、
様々な不思議な導き、出会いがあり、
また自分の心が以前と比べて確実に穏やかになってきたのを感じます。

お金が儲かるとかラッキーな事があるといったことよりも、
自分の心の平安を感じることは何よりの幸せです。


今日も先川さんと二人で、
「広島中の公衆トイレをピカピカにしていこう」
と誓い合いました。

それは自分たちの心磨きのためであり、
地域社会の健全化のためでもあり、
またひいては世界平和のためでもあります。


先月呉市のある公衆トイレに立ち寄ったところ、
樹脂製の便器が真っ黒に焦がされていました。

呉市広の公衆トイレの小便器

こんな便器のある公園で遊んでいる子どもたちは、
その心にどんな影響を受けるのでしょうか。

身近なところから一歩ずつ、自らが動いていく、できるのはただそれだけです。
  <トイレ掃除は心磨き>

2010.3.6 Saturday


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