近況_120506 | ||
今年のゴールデンウイークは、広島はほぼ好天に恵まれ、 毎年5月3、4、5日の三日間行われる大きなイベント「フラワーフェスティバル」も まったく雨にたたられることなく無事終了しました、 けれども全国的には荒れた天気のところもが多く、 東日本は記録的豪雨に見舞われたところがあり、 今日6日も関東から東北にかけて巨大な竜巻による被害の他、 落雷やひょうが各地で降ってきたとニュースで聞きました。 すべてにおいて動きが大きくなってきているのを感じます。 これだけ動きが大きくなり、また自らの想念の力も高まってくると、 『すべての物事の根源は己の内にある』という思いを、 今まで以上に強く持たざる得なくなります。 何をしても何を思っても、 その結果がすぐに現象として目の前に現れてくるので、 個人的には毎日ワクワクの連続です。 朝起きた時、「今日は何をしようか、何を考えようか・・・」 そう頭の中で思い描くだけで自然と頬がゆるんできます。 すべては自分の思い方次第、 そう考え、そう実践することを心がけています。 明るい未来を創るために ・・・ 。 二十年ほど前、バリバリといろんなところを駆け回り、 人脈を広げ、珍しい話題を追い求めていたにも関わらず、 突然の人生バブルの崩壊とともにどん底の生活に落ち込み、 外との交流がほとんど途絶えてしまったことがあります。 その時に、最底辺の土木の仕事で汗を流し、感じ取ったことが、 本当の尊い喜びというものは体の内から湧き上がってくる、 自分にとって真に必要なモノ、情報、人脈は、 心静かに待っていれば必ず向こうからやって来るということです。 努力がまったく必要ないと言っているわけではないのですが、 待っていて、必然として目の前に現れてくる縁というものは、 深い導きの意図を感じられるものが多いということをその時に知りました。 今もその時の心境に少しずつ近づいています。 怒濤の如くいろんなことが起こってくるので、 視点はあくまでも自分の内側に向けたまま、 それら外側の現象を待っているのが最高に面白いのです。 本当はもっともっとアグレッシブに行動を起していけばなお面白いのでしょうが、 なにしろ前世インドの遊行者であったことを自称する怠惰な人間ですので、 そこまではなかなかできないのです。 最近はありがたいことに、ますますいい人とのご縁に恵まれるようになり、 そのご縁を辿っているだけで、 日々抱えきれないほどの用事や仕事が入ってくるようになりました。 フラワーフェスティバルの三日間も、 お声をかけていただいて知り合いの出店する店に行ったり、 パレードを見学したり、 車椅子を押してお年寄りの方と一緒に神楽を見に行ったり、 はたまた竹の子堀りに出かけたりと、 連日楽しい時を過させてもらいました。 フラワーフェスティバルは、 広島のメイン通りである平和大通り一帯の広範囲を歩行者天国にして行われるのですが、 その人混みの中を歩いていると、何人もの知り合いと顔を合わせます。 そしてその知り合いというのは必ず今の自分と何らかの縁がある人ばかりで、 それがとても面白いのです。 その出会いによって、今の自分が何を求めているかが分かります。 フラワーフェスティバルの三日間を楽しく過し、 今日6日は特に予定がなかったので、 家でのんびり用事を片付けようと思っていたのですが、 懇意にしていただいている恐竜作家の亀井由美子さんからお電話で、 海沿いにあるグランドプリンスホテル広島のジムとお風呂に誘っていただき、 亀井さんご夫妻と一緒に出かけることにしました。 会員制の施設はとてもリッチなものですが、 亀井さんが特別な会員証をお持ちなので、 すべての施設をなんと50円で利用することができました。 w(*゚o゚*)w 貸していただいたトレーニングウエア、シューズ、バスローブ、タオル、・・・ これらを管理するだけでも相当経費がかかるでしょうに、 なんだか申し訳ない気持ちになってしまいます。 会員は紹介制なので、ゴールデンウイークにも関わらず、 他の利用者はほとんどおられません。 館内随所にいて丁寧に対応してくださるスタッフの方が多いぐらいです。 こんな高級なところに来るのはめったにないことですが、 何事も経験ですね。 瀬戸内の海や島の見える広いスタジオは、 三人以外は誰も利用者がなく、 ヨガマットを敷いてその上に寝っ転がったりしてのんびりと過しました。 ここは景色が良くて設備も豪華で広いということもあるのですが、 気がとてもよくて、体の芯からリラックスするのを感じます。 下の地図を見ていただいてお分かりのように、 グランドプリンスホテル広島のある場所は、 ほぼ陸地の突端に位置しています。 大きな地図で見る ここは風水的に好立地で、いい気が満ちているのだと思われます。 私の行くインド最南端タミルナド州のカニャクマリもインド大陸の最南端であり、 ここは聖地として多くのインド人巡礼者に崇められています。 大きな地図で見る たしかにカニャクマリの岬に立つと、巨大な大地のエネルギーを感じます。 また弘法大師空海が真言百万遍修行を行い、 明けの明星が口に飛び込んできて虚空蔵求聞持法の悟りを得たと言われている 洞窟のある室戸岬も、やはり陸地の突端に位置します。 大地のエネルギーはすごい力があります。 グランドプリンスホテル広島に来て、南インドのことを懐かしく思い出しました。 インドの孤児たちからは、 『幸せになるために条件はいらない』というきわめて大切なことに気付かせてもらいました。 とてもリッチな施設に来て、インドのことを思い出し、 ここの施設と孤児たちの置かれている環境のきわめて大きな違いを感じながらも、 質素な中で喜びとともに暮らす孤児たちの笑顔と再び接したいという思いが 強烈に湧き上がってきます。 あくまでも主観的な思いですが、 いつか必ず崩れ去る形ある豪華さを求めるのは虚しいものです。 それよりも、より普遍的な自然に根ざし、 内から湧いてくる輝きを大切にする生き方をしていきたい、 そんな思いをより強くしました。 それを感じるためにも、時には対極を知るというのも大切です。 今年のゴールデンウイークも、 黄金の輝く贈り物を心の中にプレゼントしてもらいました。 (^o^)v このページをアップしたのが7日の午前2時過ぎ、 その直後にAmazonアソシエイトのページを開いてみると、 昨日6日、ヨガナンダのIDでこのホームページで紹介したことのない 求聞持法の本をどなたかが買ってくださっていました。
これもやはり意味ある偶然のように感じます。 元宇品、カニャクマリ、室戸岬、 これらすべては高い気が宿る聖なる場所です。 またそれを意識し、その場所と関わっていけば、 何か新しい悟りのようなものが得られるのでしょうか。 意味ある偶然は、それの意図するものを感じ取ることが楽しいのです。 求聞持法の本を買ってくださった方に感謝いたします。 m(_ _)m ※ Amazonをご利用される方は、 このページをAmazonのトップページとしてお気に入りに登録し、 ご利用いただければありがたいです。 2012.5.6 Sunday |