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7つの習慣―成功には原則があった!
7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー, ジェームス スキナー, Stephen R. Covey, 川西 茂
第1部 パラダイムと原則について
第2部 私的成功
第3部 公的成功
第4部 再新再生
全世界で１５００万部、日本でも１００万部が売れた大ベストセラー、
すでに読まれた方も多いと思います。
またかなり中身の濃い本ですので、
買ったけれども読まずにそのままといわれる方もいらっしゃるかもしれません。
５００ページ弱のこの本、線を引き、内容をしっかりと頭に入れながら、
私は全編読むのに十数時間以上を要しました。
本の装丁、文章の形からすると、
主にビジネスマン向けの本だと思われるかもしれませんが、
実際は仕事だけではなく、家庭、個人、すべての人たちがあらゆる局面で
役立てることができる知恵と知識の集大成と言えるでしょう。
依存から自立へ、そして健全な形での相互依存へ、
各段階での課題と心がけるべきこと、それが『７つの習慣』です。
ここで書かれているものは、
人生を上手に歩むための処世術、テクニックではありません。
それらを築き上げるための“原理・原則”です。
どの原理・原則も、見方によっては至極当たり前のものばかりです。
しかしほとんどの人たちはその原理・原則に気付かず、
また気付いていたとしても実践に移すことなく
人生を送っておられるのではないでしょうか。
この当たり前の原理・原則、文章として明確に提示されると、
今ようやっと人生の第一歩に立ったかのような感動に胸を打たれます。
これらの原理・原則は、本来ならば噛み砕いた内容で、
公教育の現場で指導すべきものだと思います。
そう考えていたら、すでに実践している方がおられました。
7つの習慣小学校実践記―ミッションが書けた!自分が変わった!!
渡邉 尚久
幼い頃にキチンとしたものの見方、考え方を身に付けておくことは、
何よりの一生の財産となります。
知識だけではなく知恵を、
そしてそれらを生きる上でどの様に活かしていったらいいのかを、
学校教育のあり方も、大きな変革の時を迎えています。
物事の原理・原則は、時代や流行に左右されない普遍的なものです。
この本はこれから先、人生論の古典として読み継がれることとなるでしょう。
私もこれから何度も読み返し、
人生の幹となる部分をより太く豊かにしていきたいと考えています。
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