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帰国しました


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4月16日土曜日、一ヶ月の旅を終え、無事帰国いたしました。
今回は関西国際空港から直接広島には戻らず、
高速バスに乗って奈良の天理に入り、
そのまま天理で三泊してしまいました。

広島にはその後19日に帰ってきたのですが、
いまだ以前の感覚を取り戻すことができず、
少し宙を浮いたような感じです。

インド滞在中はかなりの暑さで体に相当負担がかかりました。
今日のニュースでインド南部で熱波による死者が百人以上と報道されていました。
毎年のことですがインドの暑さは過酷です。

また天理にいる時を含めてずっと睡眠不足が続き、
それとインドでの最終日、子どもを無理に抱っこして、
数年ぶりに軽いぎっくり腰になり、
今も少しだけ痛みが残っています。
やっぱり無理は禁物です。


インドを発ったのは15日金曜日です。
インド タミルナド州の州都チェンナイのホームで午前中はのんびり過ごし、
  (ぎっくり腰になりましたが・・・)
午後昼食を食べた後、ホームのオーナーであるスレッシュに
車で飛行場まで送ってもらいました。

その車中、スレッシュから新聞に
日本で大きな災害があったと書かれていると聞きました。
チェンナイからはインドの首都デリーまで国内線に乗ったのですが、
その機内で英字新聞二紙に目を通したところ、
そのうちの一紙に熊本で起こった地震についてのことが小さく書かれていました。


今回のインド訪問は過酷な暑さとの戦いでしたが、
その暑さが厳しくなった大きな原因のひとつが、
昨年末降った大量の雨であると言われています。

チェンナイはその大雨で昨年12月、
四百名近くの死者を出すという甚大な被害が発生しました。
地元の人によると、死者の数は本当はもっと多いのだけど、
実際の数字を出すと政府が非難されることになるので、
抑えられた数字しか出さないのだとのことでした。
  <CNN.co.jp : インド南部で大規模洪水、チェンナイ水浸し 死者269人 - (1/2)>

チェンナイの街には泥にまみれた車が所々で見られたり、
今も数ヶ月前に起こった水害の爪痕が所々残っています。
けれどインドの街は元から雑然とした状態ですので、
言われてみて初めて気がつくといった程度で、
インド人の逞しい生活力を感じます。

昨年結婚したスレッシュの娘ジーナの暮らす地区も水害のひどいところで、
水かさが1.8メートルにまでなりました。
幸い新居は三階で、家財道具に被害はなかったものの、
車が完全にダメになり、今月日産の新しい車ノーバを買ったようです。
インドでは結婚を機に新車を買う習わしがあるのですが、
その新車がダメになり、本当にもったいないことです。

また今月10日、滞在しているタミルナド州の西隣であるケララ州で
大きな花火爆発事故があり、110名以上の方が亡くなられました。
  <無許可の花火爆発、寺院炎上で100人以上死亡 インド南部 - BBCニュース>

日本の人口の10倍、12億の民が暮らすインドは、
ひとつの事故や災害で起こる被害の大きさが巨大です。

また今日は地中海で難民を乗せたボートが転覆し、
五百名の難民が死亡した恐れがあると書かれていました。
たとえ生きていても辛いことの多い難民の方たち、
その苦しさを思うと胸が痛みます。
  <難民乗せた船 地中海で転覆 500人死亡のおそれ | NHKニュース>


事故や災害はいつどのような形で起こるのか分かりません。
今この瞬間に生きている、そのことに無上の喜びを感じるとともに、
世界で、そして熊本で大きな被害に遭われた方たち、亡くなられた方たちに対し、
心からのお見舞いとお悔やみを申し上げます。


明日以降、今回の旅で感じたことを少しずつ書いていきます。
今回の旅は充実したいいとても旅でした。

少しだけ写真を。


トリチーのホームでは、マンゴー味のアイスを240個買って、
子どもたち、職員の人たち全員に食べてもらいました。
毎日暑いので、アイスが最高に美味しいんです。



子どもたちの食べるメニューは一週間単位できちんと決まっています。
夕方の軽食(テイッフィン)を含めて一日四食です。
  (学校のある日は、通常学校の給食を食べます)



チェンナイのホームでは、朝の礼拝の後で体操をします。
犬のジャックも見学しています。



土と葉っぱで作ったこれがケーキだそうです。
子どもたちは何でも遊び道具にしてしまいます。



今回はタイミングが良くて、
チェンナイのホームの子どもたちと二回も遊園地に行くことができました。
子どもたちとたくさんの遊具に乗り、プールも二回入りました。



子どもたちは風船やシャボン玉が大好きで、
こんな無邪気に戯れている写真をたくさん撮りました。





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