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5月2日 日本からの来客


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またまた朝食メニューの紹介からです。
今朝は初めて食べるウッパマというおからのような食べ物に、
蜂蜜をかけていただきました。



蜂蜜といっても真っ黒で、少し苦みがり、自然の風味満点です。



日本からインドに向かう途中、
ムンバイの飛行場で日本人ツーリストの女性と知り合ったと以前書きましたが、
その女性が急遽パートナーの方とともにこちらに遊びに来ることになりました。

チェンナイから少し南にあるプッドゥチェリというところから
夜行バスに乗ってやって来られます。
スジーブの運転する車でナガラコイルのバスターミナルまで
午前9時に迎えに行きました。

牛も誰かを待っているのでしょうか? ^^☆



インド時間(?)で定刻を15分ほど過ぎてバスターミナルに着くと、
大きなバックパックを抱えた二人がベンチに座って待っていました。
お疲れ様です。

スジーブの車でホームに向かい、
途中スジーブの用事で大きな洋品店に寄りました。
サリー売り場が素敵です。



スジーブが支払いを済まるのを待っていると、
店の人がチャイーをすすめてくれました。
例によって知らないおじさんとツーショットと思いきや、
後で見るとスジーブのニッコリと写っているのでビックリしました。



ホームに着き、長旅の疲れを癒すべくシャワーを浴び、
京都から来たSさんはサリーを着て、
私が二人を連れてホームの中を案内しました。

調理場に行くと、美味しそうなカシューナッツとレーズンを油で揚げていたので、
ちょっと味見をさせていただきました。



これがめちゃくちゃ美味しくて、少したくさんいただいて、
外でも味見の延長です。
京都からのSさん、東京からのOさん、
二人は昨日の昼からまともに食事をしていないそうです。



さきほどSさんは、スギラとお母さんに手伝ってもらって初めてのサリーを着たのですが、
どうも着崩れてしまうようで、
お母さんが手直しをしてくれました。



外ではホームの先生二人がニンニクの皮をむいています。



マンゴーを食べたいという二人のために、
アヤッパンが木になっているマンゴーを取ってきてくれ、
そのマンゴーをジェニファーがカットしてくれました。



まだ完熟でないマンゴーは、少しライムの香りがします。
普通は皮を残すのですが、私は皮ごといただいちゃいます。

昼食は、いつものようにいろんなカレーを出していただき、
辛いの辛くないの、取り混ぜていただきました。
スギラがにこやかに給仕をしてくれています。



いよいよ婚礼間近ということで、
母方の兄弟の方が家族で来られていました。



私たちの食事が終わった後は、親戚の方たちの食事です。
長いお祈りの後、バナナの葉っぱをお皿にしていただきます。





私たちはその間インターネットをさせてもらうことにしました。
ネット環境のある事務棟に入るには、
表の鍵を三つ、中の鍵をひとつ、計四つの鍵を開けなければ入ることができないのです。



インド最南端、コモリン岬に沈む夕日を見たいという二人のために、
タクシーをチャーターしました。
本当は近所でリクシャー(三輪オート)をひろって行こうと思ったのですが、
スギルタンがタクシーをチャーターした方が安全で便利だからとすすめてくれました。
約束通り午後三時に到着したタクシーに乗って出発です。



途中にある立派なキリスト教の教会で写真を一枚撮りました。



一緒に写っているのが今日のタクシーの運転手さん、
とても親切な方で助かりました。

途中見かけた山羊の集団、インドではごく日常の光景です。



コモリン岬に着き、沖に浮かぶロックアイランドに行こうと思ったのですが、
船に乗るための気の遠くなるような長蛇の列を見てあきらめました。
今日はことのほか人が多いようです。



岬の周りをぐるっと歩いて回ります。



こちらはオウム占いのおじいさん。
同じ形式の占い屋さんが何軒も並んでいました。



価格は20ルピー、約50円弱、
カードをずらりと並べ、そこをオウムがひょこひょこと歩き、
くちばしでカードを抜き取ると、それがその人のカードということです。

こちらは乗馬コーナー。



経済大国になりつつあるインドですが、
こういった観光地には少なからず乞食の姿が見受けられます。

赤ちゃんを抱え、車で窓のところまでやって来て無心する人、
膝から下が切断された両脚で、腰布一枚、路上でうつぶせになっているおじいさん、
唇のところが鼻に向かって大きく裂けたおばあさん、
両腕が異常に短いおじさん、
手足の指がほとんどない人、
いろんな人がここにはいました。

インドが豊かになっていっても、この貧富の差はなかなか解消されません。
そして職業としての乞食、障害者という人たちが、
いまだに存在しています。



Sさんの要望で、灯台へと向かいます。



一番上の高いところまで歩いて上ると、
上では下の受付の人とトランシーバーでやり取りしながら、
若い男性がチケットを確認していました。
寝っ転がっているのがその係の人です。



灯台の入場料が一人25ルピー、カメラの持ち込みが一台20ルピー、
1ルピーは約2円ちょっとです。

こんなに素晴らしいロケーションです。 (^o^)v



北方にはおびただしい数の風力発電所が見えます。



写真を拡大してみました。
ここで見えているのは手前のものだけ、
こういった感じでさらに北まで風力発電所が続いているのです。



カメラ内部に付着したゴミが気になりますね。
これはなんとか解消しなければなりません。

コモリン岬にある一番大きな教会に行きました。
私は以前にも行ったことがあるのですが、やはり近くで見ると圧巻です。



今日は日曜日、教会の中では礼拝が行われていました。



どの宗教に関わらず、インドの人たちの信仰姿勢は真剣です。
いい悪いではなく、やはり日本は八百万の神々、
一見無宗教という宗教観が支配している世界だということを再認識します。

ヴィヴェーカーナンダのコテージに行くと、
ここではたくさんの孔雀を見ることができました。



ただ孔雀はとても警戒心が強く、なかなか写真に収めることができません。
ようやく撮れたのが上の一枚、
本当は雄のきれいな羽を持った孔雀を撮りたかったのですが、残念です。

タクシーの運転手さんのおすすめに従って車を走らせると、
少し北の海岸べりにある要塞のような、城のようなところに連れて行ってくれました。
ここも私は以前来たことがあります。
ここのすぐ南側はスギルタンのプライベートビーチです。



ここは閉門時間を過ぎていたため、中に入ることはできませんでした。
アイスクリームを食べ、北側のビーチを少しだけ見学し、
また車を走らせました。

途中出くわしたヒンズー寺院のお祭りです。
日本でいう御神輿ですね。



運転手さんが夕日のきれいに見える公園へ案内してくれました。



ここはコモリン岬より夕日がきれいに見えそうです。



彼方に沈みゆく夕日の織りなす自然のショーは、
日によって様々でしょう。
それをただゆっくりと眺めて過ごす、なんとも贅沢な時間です。





Sさんは、カメラやタミル語のガイドブックを元に
おばちゃんたちと仲良く話し込んでいました。



インドでは、その気にさえなれば、
袖擦れ合う誰とでも仲良くなれてしまいます。
このフレンドリーさ、開放感、やっぱりインドはいいですね。 (^o^)v

日が沈み、ホームへの帰り道、最後にまたひとつだけ教会に寄りました。
ここも礼拝の最中です。



ここでも近くにいた少年やおじさんたちと写真を撮って大騒ぎです。
外国人、そしてカメラを持っているだけで無敵になった気分です。 ^^☆

ホームに着いたのが午後7時、約四時間のドライブです。
タクシーのチャーター料金は600ルピー、1,300円ほどと格安です。
  (一人分ではありません。全体でです、念のため)
スギルタンにすすめられてタクシーをチャーターして本当によかったです。

スギルタン一家は、全員で近くのアンブマナイのホームに出かけていきました。
今日は親戚と一緒にあちらの家に泊まるようです。

三人で用意された夕食をいただきます。
今宵は私たちもバナナボート(バナナの葉っぱのお皿)です。



明日は早朝出発で、コモリン岬の朝日を眺める予定です。 (^o^)v

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   更新新情報だけアップロードされて、
   ページ本体の情報がまったくアップされていない状態がしばらく続きました。
   お詫び申し上げます。 m(_ _)m



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