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4月27日 スジーブとドライブ


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ここホームでは、近所のヒンズー寺院から流れてくる
日本人的感覚からするとほとんど素っ頓狂と表現してもいいような音楽が、
深夜まで、そして早朝から断続的に鳴り響いています。
これはほとんど嫌がらせに近いレベルです。

いつものように朝食を食べました。
メニューは毎日あまり変わることがないのですが、
今日もマトンカレーがとても美味でした♪
とにかく素材そのものの味わいが深いんですよね。

食後のモチモチバナナ、粘りけがあって体に良さそうです。





部屋でパソコンを触っていると、
スジーブから一緒に三時間ほどドライブに行かないかと誘われました。
もちろん「イエース、オフコース」です。







運転手さんの運転する車に、私が助手席、
スジーブとスギラが後ろに乗り込んで出発です。

インドの町並み、自然はどこを見ても飽きることがありません。
いろいろ写真に撮りたいポイントがあったのですが、
車の中からではうまく撮ることができず残念です。

南インドのタミルナド州、特にここカンニャクマリ周辺は、
おびただしい数の風力発電機が設置されています。



この写真ではその数の多さが伝わってきませんが、
本当にものすごい数なのです。

車で一時間ちょっと北に走った親戚宅に寄り、
スギラをそこに残してドライブを続けます。



北に走ってといっても、カンニャクマリはインド最南端ですので、
ほとんど北の方角にしか行くことができないのですが ・・・ 。

ヒルトンという立派な名前を持つ学校に行きました。
広いのんびりとした田舎に突然立派な施設が現れます。



ヘッドマスターといいますからたぶん校長先生でしょう、
その方に結婚式の招待状をいくつかまとめて渡していました。



インドのカレンダーは、縦横の配置が日本と逆です。



ここには大きなスクールバスが十台近くありました。



幼稚園児から高校生相当まで、
幅広い年齢層の子どもたちが通っています。







トイレを借りたいと言うと、校舎の裏側に案内してくれました。
ドアに男性用、女性用、スタッフ用と書かれています。



う〜ん、まあこんなもんでしょうね。
こういうのを見ると習慣的に掃除したくなります。 ^^☆



学校を出た後も、いろんな家を回って招待状を配ります。



これはインド独特の家の玄関の前に描かれているレンゴリという美しい模様です。
毎朝描くのが習慣になっています。







招待状を受け取って嬉しそうなおばあさん。



私も同席し、リンゴとバナナ、ライムジュースを飲ませてもらいました。



インドのリンゴは甘みはそんなにないものの、とても自然な味わいで、
サクサクとほとんど種以外をすべて食べ尽くすことができました。



車の窓からバイクを激写です。
こんな風に、親子四人連れでひとつのバイクに乗っている姿をよく見かけました。



写真を撮って手を振ったら、向こうも微笑みながら手を振り返してくれました。



ちょっと高級なホテルのレストランで昼食です。
レストラン奥のACルームに入ります。
ACとはエアコンのことです。



ちょっと高級感があって薄暗いのです。
けど食べるものはいつもと同じもの、ワンパターンです。

食べ終わると、奥の「WASH」と表示された手洗い所で右手を洗います。
日本の「お手洗い」と違って、本当に手を洗うところがあるだけです。



スジーブの学生時代の親友を訪ねました。



私たちのためにバイクを走らせ 7up を買ってきてくれました。
ほんの少し冷えていて美味しかったです。
味は日本のものより淡泊なような気がしました。



スジーブの後ろの看板に「WOOD INDUSTRIES」と書かれていますが、
ここら一体は製材関係の会社がたくさん集まっています。









インドのトラックは、たいていこんなふうなデコレーションがなされています。



すごい積み荷ですね。
これだけ積むには技術がいるでしょう。



トラックのタイヤでめちゃくちゃちびているのがありました。



スリップラインを通り越し、バーストするまで秒読み状態です。
けどこれでも走りさえすればノープロブレムです。 ^^☆

カンニャクマリ、アンブマナイホームの裏のモンキーマウンテンにあった
ターザンごっこができそうな木が、この辺りにはたくさんあります。





みんな写真が大好きですので、
カメラを向けるといい表情をしてくれますね♪







素手、裸足、日本的には安全基準に完全不合格です。



本当に怪我をしないんだろうか、 ・・・ 見ているだけでなんかヒヤヒヤします。





彼女もスジーブの学友のようです。
要望に応えて写真を撮りました。







車で走っていると、音楽とともに練り歩く集団と出くわしました。
地元ヒンズー寺院のお祭りだそうです。



村には山羊や牛、鶏などの動物かうろちょろしています。



そう言えば今日は猿も二回目撃しました。
そしてインドで初めての猫も発見しました。
インドでは猫はきわめて珍しい存在です。

ティータイムは、こんなに風にお茶を立ち飲みするところがどこも賑わっています。



いろんな揚げ物のおやつもあって、
日本的にはスタバかマック(マクド?)といったところでしょう。

またまたお祭りの集団が、目指すは先ほどの人たちと同じ寺院です。



テンカシという大きな町には立派なヒンズー寺院があり、
ここは有名だから写真を撮っておけということで、
わざわざ寺院の前で車を止めてくれました。



この写真を撮る直前に突然スコールが降り出して、
町に人がみな一目散に走り出し、
私としてはそっちの方が興味深かったですね。 ^^☆

今日も午後から時折雲が立ちこめて、雷鳴がとどろき、
二回ほどハッキリと稲光を見ることができました。
けれども実際に降ったスコールはほんのにわか雨程度で、
時間も5分ほどで終了でした。

マツダの合弁会社製のトラックを発見しました。
地元広島マツダの車を見るのは嬉しいですね。 ^^☆



今宵は満月でしょうか、
きれいなお月様が夜空に輝いていす。



日本では月のリズムを意識して生活をしているのですが、
インドではインドに流れる大河のような時の流れに身を任せています。
一応月齢を書いたメモも持ってきてはいるのですが、
見ると理想通りにいってないのが気になるので、
あえてバッグの中にしまったままです。

スギラを迎えに親戚宅に再び立ち寄り、
今度は家の中でゆっくりと時間を過ごしました。

ちょっとピンぼけです。





だしていただいたチャイーと、大きなジャックフルーツを乾燥させたチップスです。



味はバナナチップとほぼ同じような感じで、一度食べるとやめられません。



スジーブに写真を撮れとせがまれて撮りました。
彼は写真を撮るのも撮られるのも好きです。



私のことを名カメラマンだと思っているようで、
結婚式では画像サイズを最大に設定し、
写真をたくさん撮ってくれと何度も頼まれました。



私が親戚の人の持っているカメラでみんなを撮りました。
そしてその様子をスジーブが撮っています。



写真を撮るとその場が和みます。
特にデジカメはその場で撮った画像が確認できるからいいですね。





自分で言うのも何ですが、・・・
私はインド人のどこのお宅に連れて行ってもらっても、
不思議なほどすんなりと馴染めてしまうのです。

言葉が通じない、外国人である、インドの習慣をよく知らない、・・・
そんな諸々のハンディキャップを、
私が爪の先ほども気にしていないのが相手に通じるのかもしれません。
ごく限られた英語、タミル語の語彙を駆使し、
その場を適当に和ませ、時には笑わせ、
黙ってタミル語の会話に耳を傾け、
それに飽きたら席を立ってそこらじゅうを写真に撮ったりして自由にさせてもらってます。

私が気を遣わなくてもいい存在だから、
スギルタンもスジーブも、私をいろんなところに引っ張り回してくれるのでしょう。

けれども少しまじめな話、
それはやはり一年前から懸命に続けたトイレ掃除の成果ですね。
トイレ掃除を続けたお陰で、自分でもハッキリと分かるぐらい、
人との接し方が変わってきましたから。
特に誰に対しても苦手意識がなくなってきました。

今度インドに来る時は、やっぱりトイレ掃除セットを持ってきましょう♪

スジーブが二人を撮っている時、横からカメラを向けました。
こういうショットって、いいですよね。 (^o^)v



まるで三兄弟?



インドは広いです。
「三時間のドライブ」と言っていたのが、結局は11時間、
ホームに着いたのが午後9時頃になっていましたので、
日本だともう日付が変わって午前零時半です。

前の日あまり寝てなくてちょっとしんどかったのですが、
隣の事務棟のキーを貸してもらい、
パソコンを持って、メール受信とホームページのアップをしに行きました。

写真が膨大にあるので、
ホームページデータのアップロードには時間がかかりましたが、
なんとか無事アップできたと思われます。
本当は確認をしたかったのですが、
手持ちのノートパソコンが Celeron のシングルコア、
Windows Vista でメモリーが1GBというちょっ心許ない性能なので、
なかなか並行作業がうまくできないのです。

メール受信も、三つあるアドレスの内ふたつは上手くいきましたが、
肝心の sakai@・・・ がうまくいきません。
三十数件来ているメールの内、どうしても25件目で止ってしまい、
何度トライしてもダメでした。

あまり時間がかかるのでスジーブが見に来てくれました。
どうやら私のパソコンの不調ではなく、
モデムの調子が悪いようです。
スジーブがITの専門家で助かりました。
彼は現在マスターコースに通っています。

ということで、ひとまず部屋に戻り、今日の主要行事の終了です。
まだまだやりたいことはたくさんありますが、
くたびれているし眠たいので、
シャワーを浴びてベッドに横になることにしました。

それにしても、ヒンディー音楽がうるさいなあ ・・・ 。 (`ε´)



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