悠久の大地 我が心のインド
ヨガナンダ > 我が心のインドインドの旅2010 > 4月28日 カメラトラブル

4月28日 カメラトラブル


ヨガナンダのホームページ

我が心のインド





メールをお待ちしています

朝、家の外に出ようとすると、外で大きなバケツを抱えた女性が立っていました。
食事を作って持ってきてくださったようです。
大きなバケツの中身はこんな感じ。





そしてこれが朝食で出されたもの、イドゥリです。
イドゥリ プラス マトンカレー。



持ってきてもらったものと朝食内容が違いますね。
ここ一日、二日、カメラの調子が悪く、
一眼レフとポケットカメラを使い分けているので、
撮影時間がごっちゃになっているのかもしれません。 (^^ゞ



スジーブが自分の名前を日本語で書いてくれといってきたので、
S.Sujeev.Retnajee というのを漢字に直してみました。



「須」ってどういう意味でしょうか?
water side で合っているのかな?
細かいことはインドではノープロブレムです。 ^^☆

これが調子の悪くなった愛用の一眼レフ、
PENTAX の K-100D、もう三年以上前に買ったものです。



レンズ(TAMRON製)のズームリングやピントリングが時々動かなくなっていたのですが、
今日はとうとうピントリングがまったくどうやっても動かなくなりました。

スジーブがナガラコイルにある
修理のできるカメラ屋さんに連れて行ってくれることになりました。
今日の車はマヒンドラ社のジープです。



ブイブイ轟音を立てながら車を走らせ、
町のビルの一室にあるカメラ屋さんに到着です。

あいにく店主は留守のようで、
店の外の掲示板に書かれた携帯番号にスジーブが電話を入れています。



店主の帰りを待つ間、
下の階のおもちゃ屋さんでショッピングです。



子ども向けの英語テキストブック、私のレベルにピッタリです。 ^^☆



これは憧れ(?)のお医者さんごっこセット、
100ルピーですので200円ちょっとですね。



アーミーセットは250ルピー、500円ちょっとです。



そうこうしているうちに店主が戻ってきたのでカメラ屋さんに。
愛想はないですが、症状を告げると黙々と作業にかかります。



手際よくズームレンズを次々と分解していきます。



マニュアルがあるとかないとか、どこのメーカー製だとかは関係ないみたいですね。
なんのたらいもなく、ひとつずつ部品を外していきました。



結局ズームリングを動かす歯車が調子悪かったようで、
ほこりを払い、グリスを塗り、完全に元の調子に戻してくれました。
これは本当にベリーベリーハッピーです。 (^o^)v

修理代金は900ルピー、2,000円ほどです。
日本だったらこの数倍はかかり、
しかもメーカー送りで、絶対にその場では直してくれないでしょう。

日本でも三、四十年以上前は、
どこの町にもちゃんとした技術を持った時計屋さん、カメラ屋さんがいて、
その場で分解して修理をしてくれたものです。

日本は技術立国といいますが、
その根底レベルの技術は確実に衰退しているのを感じます。
高度にシステム化し過ぎたのでしょうか、
一日も早く現場レベルでの技術の底上げをしていかないと、
近い将来確実に、
現在後進国として見ている他のアジアの国々の後塵を拝することになるでしょう。

気分が最高にハッピーになったところで、
今度はスジーブの買い物にお付き合いします。



金物屋みたいなところに入り、
パイプを適当な長さに何本かカットしてもらっていました。

私はその間タウンウオッチングです。
インドの実用自転車はなかなかしぶくて格好いいです。



フロントギアのデザインがしゃれています。



フロントには、なんとショックアブソーバーが、
これで悪路走行もバッチリなんでしょうか。



自転車の写真を撮っていると、
金物屋の店員がさかんに「ダイナモ、ダイナモ」と言ってきました。
ご要望に応えてダイナモの写真を撮ります。



ダイナモに付いているチェーンは盗難防止だそうです。 (☆o☆)

けれども肝心のライトが盗られているので、
ダイナモから伸びるケーブルは途中でこの通りです。



町ではバイクが大量に走っています。
ホンダ製が一番ポピュラーで、スズキなどの日本製が多いのです。



ほとんどすべてのバイクには、転倒した時のためのプロテクターがあり、
昔日本であった上のようなラウンドタイプと、
下のような飛び出たタイプの二種類がありました。



三輪のリクシャー(オートと言います)に新しく買った自転車を積み込んでいます。



インドには積載に関するルールはありません。
牛でも馬でも人間でも、積めるものは積めるだけ積んでOKです。
ノープロブレムです♪



インドの町に店先はカラフルでとてもきれいです。
見ているとついついシャッターを切りたくなります。







町はこんな風にバイクだらけ。



スジーブ、スギラ、三人でいっょに衣料品店に入ります。
ここがちょっとしたデパートみたいでやたら広いのでビックリしました。



五階ぐらいまで広いフロアーが延々と続きます。



スジーブとスギラはベッドカバーを選んでいます。
婚礼の時に来るお客さん用のようです。



買う物が決まるとそれをメモ用紙にメモしてもらい、
それから正式な伝票を打ってもらいます。
そしてその伝票に基づいて支払いです。
ちょっと効率が悪いように感じます。





暑い南インドでは、風はほとんど天井に取り付けられた天井扇から送られ、
普通の扇風機を見ることはほとんどありません。
この店で使われていない大型扇風機を見つけました。
その朽ち果てっぷりが見事です。



インドのお札はヨレヨレで、枚数を数えるのがめんどくさそうです。
左手にお札の束を持ち、一枚一枚右手に移しながら数えていました。



トロピカルカラーの果物屋さん。





店の看板の最後に「A/C」と書かれているのは、
エアコンのある店だということです。
日本でいえば「冷暖房完備」ということですね。



最後に行ったのは雑貨屋さん、
インドではカラフルな壺やバケツを売っている店がたくさんあります。
それだけ身近な実用品だということです。





スジーブが紙に書かれたリストを見ながら買い物をしています。
新婚家庭用の品々です。







トイレットぺーバーもありましたが、
これは日本製のものよりも高価です。



日本のものよりも小さくて、ひとつ50円前後もします。
贅沢品ですね。

結局二人の買い物を二時間近く待ったのですが、
ここでもいろんなインド人が声をかけてきてくれて、
まったく退屈することがありませんでした。

この少年二人は半分遊びながら店の手伝いをしていました。



お母さんと一緒に買い物に来ていた女の子、とてもキュートです。 ^^☆



南国ですので、洗濯ばさみもトロピカルテイストです。



警備担当のおじさんは、広島、長崎がどうのこうのとか、
日本の時差はどのぐらいだとかいろいろ話しかけてきてくれました。



店を出る頃には、辺りすっかりは真っ暗になっていました。
インドは夜の町に素敵です。



「お腹がすいた〜♪」とか言いながら、
ブイブイジープを飛ばして家路につきました。

夜はスジーブに頼まれて、
私の外付けハードディスクの中にたくさんある YouTube 動画をセレクトし、
「日本のラブソング」と題し、タイトルをアルファベットで打ち直し、
彼のUSBメモリーの中に移す作業をしました。

久し振りにひとつひとつの動画を見直し、
一昨日に続き、
日本にはいいラブソングがたくさんあることを再確認しました。

けどまったく日本が懐かしく感じないんですよね。
私にはインドの気候、食べ物、人間、・・・
すべてのものがマッチしているのでしょう。

もうしばらく、インドライフをエンジョイします。 (^o^)v



ひとつ前へ ヨガナンダ インドの旅2010 次へ
Link Free
Copyright 2008 Sakai Nobuo All right reserved.