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4月26日 散髪


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今日の日記は写真が99枚あります。
毎日その日に撮った写真をその日の専用フォルダに入れ、
その中から写真を選び出して番号を紙に書き、、
それらをその日のページとなるファイルに貼り付け、
その後、写真と写真の合間にコメントを挟み込むといった形で日記を作っています。

どの写真も私にとっては思い出となる大切な写真でありますが、
人によってはどうでしょうか ・・・ ?

誰が興味を持って、このようなインド写真絵日記を見てくださるのだろう
という根本的な疑問を抱きつつ、
自分のためと割り切って、
今日もチマチマと綴ってみましょう。

写真の枚数は多いですが、
ページを分けるのが面倒なので、
オールインワンでいかせてもらいます。

ページを作るのも体力がいりますが、
見る方も大変でしょうね。
ありがたい限りです。 <(__)>


今朝は4時半に起き、i-Pod で英語を聞きながらシャドウィング
(英語の音声に合わせて自分も追いかけて話すこと)をしていたのですが、
すぐに眠たくなってそのまま寝てしまいました。
英語の音声は睡眠導入剤として最適です。 ^^☆

朝食はアッパーにラムカレーです。



ラムも鶏肉同様美味しいですね♪
この味わい深さは、さすが自然の味です。
ラムといっても、インドのラムは羊ではなく山羊の肉です。

二枚目か三枚目には、大きな半熟の目玉焼きが付いていました。



食べかけで申し訳ございません。
右手が箸、スプーン代わりですので、
左手だけでカメラを操作するのは至難の業です。

これはアッパーにココナッツミルクと大量の砂糖をまぶしたものです。
こんなこってりしたものを毎朝食べるから、インド人は太っているんでしょうね。



アッパーを何枚か食べ、enough (十分)と言ったにも関わらず、
安心した隙を突いて新たなアッパーが皿の上に乗っかってきます。 w(*゚o゚*)w

インドでは enough は、「あとひとつ」とい意味なんでしょうか?
とにかくたくさん食べさせたくて仕方がないようです。

部屋に戻ったら、最後にデザートだといってブドウを持ってきてくれました。



まさにごちそう攻めです。
けど美味しいからつい食べちゃうんですよね。 ^^☆

スギルタンファミリーが全員そろって私に結婚式の招待状をくれました。



Our Dearest Sakai と書いてありますね。
嬉しいです。 (^o^)v



スジーブに私のインドレポート(英語版)を読んでもらっています。
耳からは私の i-Pod に入っている、
隣のケララ州の食事のことをレポートしている英文を聴いてもらっています。
大忙しです。



スジーブに渡した英文が添削されて返ってきました。
青ペンチェックがされています。



そしてこれがスジーブから私にくれた手紙です。
英語の読める方は読んでみてください。 ^^☆



スギルタンが結婚式に着るシャツをプレゼントしてくれました。
長袖がいいか半袖がいいかと聞かれ、
半袖がいいと答えると、おしゃれな黄色いシャツを持ってきてくれました。



昼前から、スジーブと二人でナガラコイルの町に出かけました。



乗っていくのはマルチスズキ、セダンタイプのスポーティーな車です。

ナガラコイルはタミルナド州カンニャクマリ郡(District)の首都(Capital)です。



このケバケバしさがいいですね。



スジーブに衣料品店に連れて行ってもらい、
新しいズボンを、これまたプレゼントしてもらいました。



ここは二年前にスレッシュさんやYMCAメンバーとともに訪れたところで、
しっかり記憶に残っていました。



この手前の白シャツのおじさんが、
「おれも写真を撮ってくれ」とこづいてきたので、一枚撮りました。



ホント、インド人は人なつっこい写真好きですね。 ^^☆

カラフルなサリーたち。



ズボンを買って、次は散髪屋さんに移動です。
私に「散髪屋に連れて行ってやる」と言ってくれるのですが、
私の頭は日本を発つ数日前、
今から十日も経たないつい最近カットしたばかりなんですけど ・・・ 、
きっとそうは見えないんでしょうね、いつもボサボサですから。 (;^_^A



先客が一人いたので、余裕でカメラを構えていると、
すぐに私の順番が来ました。



インドでの初散髪、ちょっと緊張します。



まずはお弟子さんみたいな人が最初のカットを。



店の冷房は天井に付いた天井扇、
それが強烈な勢いで風を送ってきています。
そんなに風があったらやりにくいでしょうに ・・・ 、というレベルです。

次にマスターが登場です。



この人のカットはものすごく手際がよかったですね。
目をつぶっていても、その手とハサミの動きから、
かなりの技術の持ち主だということが容易に判断できます。

「あなたの技術は日本人の散髪屋さんよりずっと上手だよ」
としっかり誉めておきました。

ちょっとだらしなく、椅子に浅めに腰掛けていますが、
これはインドの理髪椅子が上下に高さ調整ができないため、
私が姿勢を崩して頭の位置を下げるしかないのです。





なんか何度も何度も、いろんなものを顔にスプレーされ、
クリームみたいなものも塗りたくられました。



どれもトロピカルな感じでいい香りがします。
マッサージしてもらうのは気持ちがいいのですが、少しくすぐったいです。

マッサージする人が、こんなひげおじさんではなく、
にこやかなインド美人だったら ・・・ ということは、
まったく思わなかったことにしてください。 ^^☆

私が散髪しはじめてしばらく経ってから、
スジーブも頭をカットしだしました。



私が散髪し終わってから、ゆっくり彼の写真をと思っていたのですが、
なぜか彼の方が早く終わりました。
私だけフルコースのようでした。

あわてて散髪を中断してもらい、カメラを構えシャッターを切りました。

突然外国人が来て、まったく好き勝手をやっています。
日本だとこんなこと許されないでしょうね。



最後は店の三人みんなに挨拶をし、握手をして店を出ました。
知ってる限りの英語とタミル語でお礼を言い、
お騒ぎした一時もフィニッシュです♪

よくあれだけ少ないボキャブラリーで、
いろんな人と適当にコミュニケーションが取れるものだと、
我ながら感心します。

度胸がついたからか、言葉の使い回しが上手なのか、・・・
新たなる自分の才能の発見です。 (^^ゞ


ホームに帰り着き、男っぷりが上がったところでワンショットです。



スギルタン夫妻が、私の髪型を見てびっくりしていました。
昨日髪の毛に水をつけて髪をとかしたら
「リアルジャパニーズ」と言って喜んでましたので、
今日は私から「ベリーベリーリアル・ジャパニーズになったんだ♪」
と言ったら、夫婦二人して大笑いしてました。 ^^☆

家の玄関にあるのはバイクかとスジーブに尋ねると、
「俺のバイクだよ」と言ってカバーを取って見せてくれました。



なかなかかっこいいですね♪



スジーブの後ろに乗って、ちょっと近所をドライブです。



カンニャクマリはきれいなキリスト教の施設がたくさんあるので、
それを写真に撮りたいと言ったら、近所の「小さな教会」に連れて行ってくれました。



カンニャクマリの教会は、どれもパステルカラーできれいです。

建設現場の前で、
「ここも写真に撮るか?」と言って停まってくれました。
彼と会ってまだ数日ですが、私の趣味をしっかりと把握したようです。....(o_ _)o

手を振ってくれてますよ。 ヾ(´ー`)ノ



ホームに戻り、私も日本の免許を持っていると言ったら、
バイクを運転させてくれました。



日本のバイクとギアが逆です。
ニュートラルからひとつアップでロー、次々踏み込んでいってギアが上がります。



インドでのバイク初体験でした。









ホームの中にはいろんなコテージがあり、
ここでは外から来た女の子たちが縫い物をしていました。



ミシンは足踏みです。
ここインドでは、ほぼ毎日ほんの短い時間ですが停電があります。



私がカメラを持って中に入ると、子供たちが大騒ぎして、
なかなか上手く写真が撮れません。
この一枚も撮るのに相当苦労しました。



けど日本だったら、いきなり知らない外国人が中にずかずかと入ってきて、
カメラをそこらじゅうに向けたりしたら、
まずは即警察もんでしょうね。 (^^ゞ



散歩を終え、部屋に戻るとおやつの時間になりました。
採れたてのパパイヤ、とってもジューシーです。



タミル語のテキストで、しばしの勉強タイムです。



おやつはいつも、果物プラスこんな乾き物のお菓子です。



日本で言えば、ベビースターラーメンかかっぱえびせんといったところでしょう、
いろんな形のお菓子がありますが、味はほとんど一緒です。
ちょっと堅めのカール・カレー味といった風味です。

調理担当のおばさんに、テキストを見せてあげました。



食材の名前をいろいろ教えてもらったのですが、
私が名詞全般に対する記憶力が著しくよろしくないのと、
言葉自体が日本語の五十音で表現しきれないものが多いので、
右の耳から左の耳に、聞いた単語がすぐに頭の中を素通りしてしまいます。



けどこの上の料理は一応メモしました。
マイダーマブー、イエック、チーニーとか言っていましたが、
どこまでが上の白い食べ物の名称なのかは不明です。

これは分かりましたよ、チリです。
ベリースパイシーだと言って顔をしかめていました。



これはタミル語でジラハムというもの、
中に入っているのはニンニク(ガーリック)です。



午後4時を過ぎると、子供たちが学校から帰ってきました。
私もすぐにカメラを持って出動です。

子供たちはまず自分のコテージに戻り、
バケツと石けん、コップ、洗濯、水浴びセットを持って外に出ます。



貯水槽のところに行き、服を脱いで洗濯します。



裸になって服を全部洗濯、そして水浴びです。
裸の写真を撮られるのがうれしいのか恥ずかしいのか ・・・ 、
本当に、想像を絶する大騒ぎです。 (☆o☆)



写真を見てるとおとなしそうですね。
大騒ぎの合間にシャッターを切るのはものすごく技術がいるのです。



禁断のショットです。 w(*゚o゚*)w w(*゚o゚*)w



写真を一枚撮るごとに、見せろ見せろと大騒ぎです。
お陰で「カニゲー」(Show me.)が「見せろ」という意味だと覚えました。







水浴びを終えた子どもが植物に水をあげています。



縦横無尽に大騒ぎをする子どもたちですが、
決められた自分たちの役割はきちんと果たしているところはさすがです。
みんなすごく仲がいいし、ホントにホントに素晴らしいです。 (*^・^*)

女の子もマンゴーを持っているところを写真を撮ってくれと言ってきました。



手に持っているのはリス(タミル語でスコレル)です。
まだ目が開いていない赤ちゃんです。



昨日私に噛みついた憎きワンちゃんです。
こいつは人によって態度を変えるんでしょうか? (>_<)



みなさんこんにちは〜♪



みんなが一人ずつ写真を撮れとうるさいので、
話し合いの結果、花を持って一人ずつ写真を撮ることにしました。
  (タミル語が分からないのにどんな話し合いを ・・・ というのは置いといてね ^^☆)









女の子たちとハイビスカスはベストマッチングです♪



リスと花を一緒に写真に収めたいと言ったら、
すぐにまたいくつかのハイビスカスの花を持ってきてくれました。



なんとも可愛いリスですね。
とってもいい写真です。 (^o^)v







今日も子どもたちが自分で写真を撮りたいと言うので、
カメラを渡しました。
けどやっぱりほとんどがへんてこりんな写真ばかりです。



掲示板でピアスのことを尋ねられた方がいましたので、
ピアスをアップで撮りました。





一人ずつ撮るのが面倒なので、まとめて撮ったら、
二人のピアスどちらともピントから外れてしまいました。





男の子が棒きれを持って、たくさんのアヒルを小屋の中へと追い込んでいます。



ところでアヒルとダチョウってどう違うんですか?
もしかして、私がアヒルだと思っているのはダチョウかもしれません。
ご了承ください。 m(_ _)m



終わりました。
ハイ、お疲れさんです。 (^o^)



パパイヤを袋に詰め込む女の子たち。



こちらは同じくパパイヤにかじりつく男の子、
ホームの中はトロピカルフルーツの楽園です。



さあ、おやつを食べましょう♪





先生がおやつを配ってくれます。



お米を平らにつぶし、それに砂糖を混ぜたウィートというものです。
これバナナを加えても美味しいそうです。



飲み物はブラックティー、真っ黒で甘いお茶です。



どちらもとても美味しくて、
子どもたちのお皿から適当につまみ食いしながら食べていたら、
何人もの子どもたちが手に持ってきて、私の口に直接入れてくれました。
まさに動物が餌を与えてもらっているペット感覚です。 (^^ゞ

おやつを食べているところからパパイヤの木が見えます。



パパイヤの木の写真を撮っていたら、
「ボクも撮って〜♪」と、元気のいい子が木に登り始めました。



二本のパパイヤの木に、
元気いっぱいの男の子たちがなりました。 ^^☆





アヒルの次は、ウサギをウサギ小屋に追い込んでいきます。



男の子たちが大奮闘。
敷地の中を走り回ります。



この子たち、さっき水浴びして服も洗濯したばかりなのですが、
こんなに地面に這いつくばって大丈夫なんでしょうか ・・・ ? (;^_^A



ひとしきり子どもたちと遊び、自分の部屋に戻ると、
スジーブが一緒にタミルドラマをテレビで見ようと誘ってくれました。

二階に上ると、スギラがマンゴーをカットしているところです。



二階から家のエントランスを望みます。



すっかりシュートカットになりました。



ズボン代わりにはいているのはルンギーという腰巻きみたいなものです。
南国では、とにかくこんな格好が楽なのです。

テレビは dishtv といって、ものすごくチャンネル数があるものでした。
インドもの、洋物、今観ているのは日本のNHK、
NHK World です。



英語の音声が大きく被さっていて、元の日本語はほとんど聞き取れません。
岐阜県の恵那市、東京の国分寺市とかが舞台で、
ロッククライミングのドキュメンタリーをやっていました。

夕食をまたまたしっかり食べ、
食後のデートに、さっきスギラがカットしていたマンゴーをもらいました。



お昼のブドウの残りと合わせ、お皿に盛ります。


その後スジーブから
「日本の音楽を自分のパソコンに入れさせて欲しい」ということで、
愛用の i-Pod のデータを彼のパソコン内にインストールしました。

けれども私の持っている音声データは、
ほとんどすべてが英語学習用のものです。
普通の音楽を中に入れているとついついそればっかり聞いてしまうので、
わざとそうしているのです。

しばらくしてスジーブが、
「すべてのファイルを調べたが、英語レッスンのものばかりだった」
と私に言いに来ました。

仕方がありません。
宝物の御開陳です。

常用のデスクトップパソコンの全データが入っている
外付けハードディスクを持ってきていますので、
それを彼のパソコンに接続し、
愛用の動画コレクションを彼に紹介しました。

日本の音楽が好きみたいで、
いろんな曲を聴かせると、感動すると言ってました。

今ネット接続できない状態でページを作っていますので、
リンクはできないのですが、
宇多田ヒカルが歌う名曲「I love you」なんか胸を打つとか言ってましたよ。

けどいろんな曲を紹介するのは大変です。
ファィル名が英語でしか表示されず、
日本語タイトルの曲は、すべて「□□□□□□ □□」みたいになるのです。 (☆o☆)

私の動画コレクションは膨大にあります。
パソコン好き、音楽好き、そして男同士、
いろんな面で話が盛り上がります。 ^^☆

昨年夏に広島平和公園のトイレ掃除をした時の動画を見せ、
「トイレ掃除は心磨き」と言いながら、
会社の社長や弁護士さん、警察官、子ども、・・・
いろんな人がボランティアで参加しているのだと説明すると、
「さすがだ〜、インドはまったく違う♪」
と言いながら私をしきりに誉めてくれました。 ^^☆

インド人にも、トイレ掃除の素晴らしさが分かるのですね、
ただ実行が伴わないだけです。 ...(o_ _)o


日本で私がインドの孤児院を訪ねると言うと、
ほとんどの人が、
大きな自己犠牲を払って社会貢献の旅に出るのだと思ってくださったようですが、
実態は日々このような大名旅行の毎日です。

本当に、毎日こんなに楽しくてバチが当たらないのでしょうか?
そんなことが心配になってくる今日この頃です。 (^o^)v
  (それと体重増加も心配です。 実際もうかなり増えてるし ・・・ (#+_+) )



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