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目標<2>

目標を定めるとは、
自分の目指していることを絞り込み、
そこに意識と行動を集中させることです。

それは逆から見れば、
自分が必要としていないものに
余分なエネルギーを費やさないようにすることでもあります。

そんなことを考えていて、
目標を定めることは、ガラクタを捨てるスペースクリアリング
まったく同じだということに気が付きました。

ガラクタを捨てるのは、捨てることに主眼があるのではなく、
後に残った本当に必要なものだけを身近に置き、
そこに意識とパワーを傾けることに意義があります。


目標とは、目を向けるべき標(しるべ)です。
「○○大学合格」、「来月末までに体重マイナス3キロ」など、
具体的な標に目を向けて、
懸命に努力し、行動を積み重ねていきます。

スペースクリアリングも、
身の回りを必要なものだけにすることによって、
その必要で大切なものに目を向け、
それを有効に活用できる環境を作り出します。

目標もスペースクリアリングも、
人の意識と行動を最も大切なものに向けさせることが目的であり、
このふたつはやはりまったく同じことですね。
表現される形が違うだけです。


目に見えるものと見えないものは連動しています。
だからこそ目に見えるものを捨てることによって、
目に見えない余分な意識を捨て去ることができます。

そしてさらに目標を定めることとスペースクリアリングが同じことならば、
すべてを関連づけて考えれば、
自ずと為すべきことは見えてきます。


人生すべてに閉塞感を感じ、
部屋の中をゴミだらけにしてしまっている人が一念発起し、
「目標を決めて頑張るぞ〜!」と声を張り上げても。
身の回りのものが整理整頓できていなければ、
自分にとって本当に目標としなければならない大切なものは見えてこないのです。

昔から何か大きな決断をする時は、
まずは身を清めることを大切にしてきましたが、
最初にものに対する囚われを捨て、ガラクタを処分し、
ものも自分の肉体もきれいに清め、整理整頓し、
その結果としてクリアーになった頭と心で、
本当に大切なものを見定め、目標を決め、
それに向かって進んでいくのがいいのです。

そしてこれらは循環し、
いったん目標を決めて進むからこそ自分の望むものがよく見えるようになり、
身の回りのものの中で不必要なガラクタが何かが分かってきます。


「ツキを得る」ための月のリズムも同様です。
満月から新月にかけては排出の理です。
ガラクタを手放し、身ぎれいにするのに好適です。

そして新月から満月にかけては吸収の理です。
心を定め、目標を決め、具体的行動をスタートさせるのにいい時期です。
  <2012年 満月・新月カレンダー(pdf)>

身ぎれいにし、行動し、またその反省を踏まえて整理整頓する、
すべては循環し、進化していきます。


私と同様(!)目標を決めて行動するのが苦手という方は、
是非思い切ってガラクタを処分し、心身ともに身ぎれいにしてください。
そして月のリズムを活用すれば成功率は大でしょう。
私も実行しますよ♪
  <月のリズム関連書籍>

目標を立てる際は、「コスモマップ」を活用されることを強くおすすめします。
ホント、これはすごいです!

2012.3.19 Monday  
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