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広告戦略
今日、「ネットワーク地球村」のTwitterにある
こんなツイートに目が止まりました。
広告戦略十訓 （これは７０年代に大手広告企業が提唱していたものです）
１．もっと使わせろ
２．捨てさせろ
３．無駄使いさせろ
４．季節を忘れさせろ
５．贈り物をさせろ
６．組み合わせで買わせろ
７．きっかけを投じろ
８．流行遅れにさせろ
９．気安く買わせろ
１０．混乱をつくり出せ
「広告戦略十訓」を逆にすると痛快です。
私たちは「環境戦略十訓」を広めましょう。
１．大切に使う
２．捨てない
３．無駄使いしない
４．季節を忘れない
５．贈り物をしない
６．単品、ばら売りで買う
７．だまされない
８．流行を追わない
９．気安く買わない
１０．混乱に巻き込まれない
これは私たちを取り巻く資本主義社会の仕組みを分かりやすく説いていますね。
生命ある資本主義という体制が、
私たちの物質的欲望を糧として自己増殖していこうとするのは、
当然の生命維持現象です。
その中で暮らす私たちは、そのことをよく見極め、
ものやお金というものは、私たちに豊かさを与えるための
ひとつの手段に過ぎないということを自覚しなければなりません。
けれども文明という麻薬はその自覚するということを忘れさせ、
すべての面で閉塞感を持つ今の時代に至っています。
もちろんそうなってしまうのも時代の流れの中におけるひとつの必然であり、
今私たちに求められているのは、
過去の反省を踏まえ、その上にいかに新たなものを築き上げていくかということです。
自分を愛する、ものに対する執着を手放しスペースクリアリング、断捨離、
感情を手放すセドナメソッド、瞑想、
こういったものはすべてそのための大切な手段です。
先日やまがたすみこ の歌を聴き、それと同じことを感じ、
そのことを「失われた大切なもの」に書きました。
それ以来ずっとやまがたすみこ のいろんな歌を聴き続けているのですが、
聴けば聴くほど胸に重苦しいものがのしかかってきます。
彼女のあまりにも澄み切った歌声は、
この崩壊寸前の時代の暗部を目の前に浮き彫りにしてくれます。
この「私の子守歌」のYouTubeのページにhahaha888hahaha888さんという方が、
こんなコメントを寄せています。
おさななじみの劇中歌として歌われています。
当時高校2年生。今ならAKB48のど真ん中世代。
この違いは何なのでしょう。
この癒しは彼女の真骨頂ですね。
やまがたすみこ とＡＫＢ４８は約四十年弱の世代の差があります。
この四十年弱の間に私たちが失ったものは限りなく大きい ・・・ 、大きすぎます。
陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる、
この東洋の真理を信じ、大きな課題に向かって生きるのみです。
2011.10.19 Wednesday |
