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思いと実践

生命の基本は陰と陽、
女性と男性、このふたつの性があったはじめて生命が誕生します。

このコーナーのタイトルも「心とからだの健康レポート」、
心と体、どちらも互いに対極の性質を持ちながら、互いに活かし合い、
ふたつがひとつになって大きな働きをしています。

心の持ち方、日々の心遣い、それに対して自らの体を使った実践、
このどちらの方がより大切なのか、・・・
これはもちろん優劣など付けることのできないものです。


毎日身の周りでいろんなことが起こります。
宇宙の法則は厳格です。
結果には必ずそれが起こるだけの原因というものが存在します。
ただその因果関係を明らかにするのは極めて困難です。

また、ひとつの原因からひとつの結果が生まれるというものではなく、
時間の流れの中で様々な要因が複雑に絡み合い、
その混沌とした日々の歩みの中で “生きるとは何か” ということを考える、
これが人生なのかもしれません。

昔天理教を熱心に信仰していた時、
先生からこのようなことを言われました。
「信仰をしているからといって、いいことばかり起こるとは限らない。
 ただ信仰を持っていると、因果の法則というものを鮮やかに見せてもらえて、
 自らの生き方を見つめ直す機会を多く与えてもらえる、
 これが神様のご守護です」

たしかにそういうことは実際にあるのだと思います。
私はもう長年信仰生活というものからは離れてしまいましたが、
自分のこれまでの歩んできた道のりを振り返ると、
この因果の法則というものが、
誰よりも鮮やかに、また深い意味を感じられる形となって現れてきていたことに
大きな驚きと喜びを感じます。

シンクロニシティ(共時性現象)、サイン(意味ある偶然、導き)といったものを
人よりも多く経験し、
その中から運命、天命というものを自覚することができました。

また特に悪いことをした時の理の現れ方は鮮やかです。
具体的に書くことはできませんが、(笑)
ちょこっとした悪いことをすると、
直後に財布を落としたり、自転車で転んで怪我をしたり、
明らかに自ら犯した悪事が原因であろうという現象が即現れてきます。

そんな時は、例え不幸な現象が起きたとしても、
なにか大きな力に守られている感覚が胸に芽生え、
思わず笑みがこぼれるほど幸せな気持ちになります。

世の中には詐欺などの悪事を常習的に犯しながら、
平気な顔で普通の生活を続けている人たちがいますが、
そういう人たちには、一日も早い段階で因果の法則に気が付いてもらえるよう、
ただ祈るだけです。


スピリチュアルの世界に入り、それにどっぷりと浸かるようになってから
もうすぐ三十年が経ちました。
その間不思議なことを数々経験してきましたが、
特に最近のこの半年間は、まさに奇跡とサインの連続でした。

今は時代の大転換期を目前に控え、
物理的に時間が速くなってきたと言う人もおられるようですが、
一般論としても、今は不思議な現象が起きやすくなっているというのも事実かと思います。


私の周りで起こった数々の奇跡とサイン、
思いのままにひとつのレポートにまとめたのですが、
あまりにもプライベートなことが多く含まれていて、
残念ながらネットでオープンにすることはできません。

概要はこういうことです。
私自身の心の中にある最も深い闇、
それがまさに、奇跡としか形容しようのない人と人との繋がりから明らかになり、
そしてそれをクリアーにする道筋をつけてもらうことができたということです。

その間に大きな葛藤も経験しましたが、
その中で少しずつ心が成長し、
心の闇と真っ正面から向き合える自分を培えたのだと思います。

私の心の奥の奥で願っていた
「心の闇をクリアーにしたい」という願いが、
様々な現象、人との出会い、そして心の成長を促したのでしょう。


この一連の流れの中で、
何がどう因果関係を形作っていたかを完全に明確にはできませんが、
ある程度は理解できます。
またありがたいことに、少しでも理解できるようにとの配慮だったのでしょう、
奇跡的な現象は、みな様々なサインを伴い現れてくれました。

私の経験した「心の闇」をクリアーにする道、
それは今年の3月14日、ホワイトデーから始まりました。

この日初めてトイレ掃除の会に参加しました。
  <トイレ掃除に学ぶ>
午前中は中学校、午後は公園、
生まれて初めて体験する “他人の汚したトイレを掃除する” という体験 は、
インパクト十分でした。

その後、このトイレ掃除の “心を動かす力” に魅せられ、
また私のホームページの中にトイレ掃除のコーナーを作るようになったりで、
急速にトイレ掃除の世界にのめり込んでいきました。

またトイレ掃除初体験のホワイトデー、
この日の中学校と公園を掃除する間の時間に電器屋さんに行き、
ジューサーを買い、食事の節制もスタートすることになりました。
  <ローフード><2><3>

トイレ掃除、食養生、このふたつの実践を始めた時から、
私の奇跡とサインの日々は始まりました。

いわゆるツイている、ラッキー、といったことが次々起こるのではありません。
これは偶然ではない、何か意味のあることなんだ、
というような出来事が身の周りで頻繁に起こりだし、
何か大きな力が動き、それに導かれている感触を覚えました。

それがどんな意味があるのかは分かりませんでしたが、
自分にとってプラスと思える行動を取りだしてからの変化ですので、
不安はほとんどありませんでした。

ただ楽かというとそうではありません。
大きな葛藤を経験し、頭が混乱しそうになることもありました。
そしてその中で葛藤から抜け出そうと、いろんなことを考えました。

自分の心をどう処すればいいのか。
葛藤、苦しみは何のために襲ってくるのか。
葛藤、苦しみはどこから生まれてくるのか。

この答えは簡単でした。
自分の心の中からです。
以前から心の中にあったものが、機会を見つけて出てきた、ただそれだけです。

トイレ掃除と食養生というふたつの運命を変えるほどの大きな力に導かれ、
自らの生き方、心の持ち方を変えたいという思いが、
形となって現れたのです。
このことはハッキリと自覚することができました。

この葛藤と苦しみの中からいろんな気付きを得ることができました。
自分の周りのものはすべて自分自身が引き寄せたもの、
あるいは自分の想念が創り出した幻想(マーヤ)であるということが、
深く理解できました。

周りのものはすべて最高の学びを得るため、
自分にとって最もいいタイミングと形をもって現れるのだということ、
以前から知ってはいたものの、
まだ深く体感できていなかったものが、
体の中に染みこむように理解できました。

そしてそれが理解できるようになった直後、
ある奇跡的な出会いと導きから、
私の心の中で、長年隠すように持っていた「心の闇」が引き出され、
その闇の消し方も教えてもらえたのです。


「トイレ掃除は心磨き」、これは実に深い言葉です。
深い言葉ですが、このことは実践してみないと理解できないでしょう。

下座行は心を鍛える最高の方法だと思いますが、
なかなか身近でそれを実践することは難しいものです。
その下座行の中で最も実践しやすく深い世界を持っているのがトイレ掃除だと思います。

数々の奇跡とサインの中で、
トイレ掃除ほど心を磨き、運命を変える方法はないということを実感しました。
トイレ掃除は究極の愛の実践、伝達方法だと思います。

私は月に一度「公衆トイレ掃除の会」に参加し、
みんなで公衆トイレを掃除していますが、
それと同時に自分一人で週に一回、
近所の公衆トイレに掃除道具を抱えて行っています。

これは人のためにするのではありません。
完全に「自分のため」にする行為です。

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食養生を始めたのは健康のためですが、
それを実践する中で、
「食が運命を変える」という水野南北の言葉が深く胸に響きました。

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つい先日の「食品30品目を考える」にも書いたところですが、
的中率100%を誇った観相家 水野南北が行き着いたのが、
食事の内容によって、その人の運命が大きく左右されるという真実です。

  人間の一生の吉凶は、皆ただその人の飲食による。
  恐るべきは飲食である。
  つつしむべきは飲食である。

  飲食が分限(もちまえ)より少ない人は、
  人相が悪くても吉であり、相応の福分(しあわせ)を得、
  長生きし晩年幸福である。

  飲食が分限より多い人は、
  たとえ人相がよくても何事も順調に行かず、
  手遅ればかりで生涯気苦労がたえず、
  晩年不仕合わせ(不幸せ)である。


私はトイレ掃除とこの食養生を同時に実践し始めたので、
大きく音を立てて運命の歯車が動き出したのでしょう。

  思いと実践<2>

2009.10.03 Saturday
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